2015年5月20日水曜日

Barahonda Barrica 2012

生産者/Barahonda
エリア/Levante, Spain
品種/Monastrell 75%, Syrah 25%
ランク/Yecla, D.O.
輸入元/(株)モトックス
購入元/ふじの(多摩区)
価格/¥1,480

個展が終わって久しぶりに「味わう」ワイン。
近所の酒屋で、安いのにコメント「フルボディ」に惹かれてスペインの赤を購入。
聞けば、コスパ良し!とココで紹介した「CAMPO ARRIBA」と同ワイナリーの上のランクだとか。
期待できそうだ。

常温で抜栓。
常温といっても、すでに日中は25℃近く、夕刻になっても室内では20℃近い。
ボトルを握ってもひんやり感ない状態だ。

かなり深みのある濃さがありながら、重たさを感じないルビー色。
抜栓直後ということもあり、あまり香りは強くない。
墨汁のような香りの中に、ちょっとだけすっとするものを感じる程度。
口に含むと、お! これいいかも。
重たくはないが、これから華やぐお約束のブドウの甘さあり。
タンニンはそれほど強くなく、でもミネラル感は結構あると思う。
ただ温度が高いのかな。酸味が溌剌としすぎてる気がする。
まだ味の要素もバラバラだ。
よって、まずは冷蔵庫で冷えるのを待つ。

30分後。
少し冷えたところだが、樟脳に似た香りが先にきて、後から優しいベリー系が香る。
シラーのスパイシーさに香草の甘さがまじりあったような香りだ。
樽香ってより、ブドウ独自の香りじゃないかな。
「生きてます!」という感じの香りがする。
冷えると果実味がはっきり。
味は、シラーのスパイシーさがどっしりとした樹木を感じさせるが、重たさは感じない。
追ってさわやかな果実味が酸味とともにふわっと広がっていく感じ。
しかも、その酸味が時間とともに香ばしさを増してくるのが不思議。
若々しいフルーティさを感じながら、後から喉越しにバニラを感じる。
タンニンだってそこそこあるんだけど、どすっとした重たさがない。
重さはあるのに、常に軽やかで個性が時間とともに増してくる。
ベリーを煮詰めてだんだんジャムに近くなってくる感じだ。
これがモナストレルなの? 実に不思議です。

ドンときて、ふわっと広がりさっと散っていくというストーリーが口の中で展開する。
そして、余韻はほどよく長い。
まるで夏の打ち上げ花火のようなワインだ。
女性でいったら、大学卒業して数年のうち。
パワフルだけど、若くてさわやか。でも振り返りざまににっこり微笑みをふりまくような女性。
そう、このワインは女性だと思う。
そんなストーリー性のあるワインです。

やっぱりBarahondaはコスパめちゃ良しです!

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