2014年11月26日水曜日

House of Mandela Shiraz 2014

生産者/House of Mandela
エリア/Western Cape Province in South Africa
品種/Shiraz 100%
ランク/-
輸入元/(株)モトックス
購入元/ふじの(多摩区)
価格/¥980

常温にて抜栓。
色は、深いルビー色。
エッジぎりぎりまで濃い色が出ている。
温度がちょうどよかったのか、すぐにスパイス、胡椒の香りが立ち上がってくる。
非常にピリピリ、サラサラとした感じ。
口に含むと、ブドウらしい甘味がありながら、渋みもしっかり。
ミネラル感が十分にある。
喉を降りてから、舌の上にほどよい酸味が、甘味や渋みをふわっと立ち上がらせる。
樹木の生皮のような感じもあり、ジューシーだ。

15分後。
だんだん香りが強くなってきた。
アルコールと一緒に、墨汁のような香りがしてきた。
グラスの下に赤いベリー系の甘さのある香り。
上のほうではやわらかいフローラル系の香りがする。
しかし、グラスを大きく回すと、スパイス感と墨汁の香り(笑)が出て甘ったるくならないのがよい。
味も落ち着いてきて、甘味と酸味のバランスがよくなってきた。
シラー独特のスパイス感は後味のほうで広がる。
ただ、普通のシラーよりも酸味が強いかな。
合わせる料理によっては酸味が勝ってしまうかもしれない。
トマトソースのこってりパスタとかブリーなどのチーズがいいかな。
(あんまり上等な肉だと負ける^_^;)

45分後。
生木の発酵臭というか、若い樽っぽい香りが出てきた。
シラーにして、コレ意外。
再び、襟を正して甘さ復活。
カリッとした甘い香りを、喉の奥で酸味が広げる。
グラスには生木と胡椒の香り。
味は、多少ピリピリするが、シラー特有の感じは弱い。
樹齢が若いのか??

1時間半後。
温んできたこともあるのかなぁ?
香りが、キャベツの芯になってしまった(笑)。
これ、どちらからというとボルドー系、特にカベルネに多いんですけど。
もちろん、スパイス感もあるにはあるが、それほど強く主張はしない。
相変わらず酸味と甘みはフレッシュさを失っていないが、シラーの重さはどこへ?
ということで、いったん冷蔵庫へ戻し、引き締め直して明日に持ち越し。

総括すると、まだ発展途上のワイン。
シラーのスパイス感が長く持続しないのと、余韻が短いのも残念。
南アのワインは酸味が強い印象があるのだが、これも、ともすると酸味が走り出す。
前に飲んだカベルネは比較的良かったのだが、シラーはまだまだお勉強中かな。
完成度が足りないだけに一人飲みには向かない。
が、2014年の早生ものとはいえ、そこそこシラーの心意気はある。
だけど、余韻が長いというわけでもない。
第一印象がベリーグーなだけに、持久力がないのが非常に残念。
もうしばらく、マンデラワイナリーの成長を見ていきたいと思う。

でもねえ、マンデラさんちは、複数の奥さん同士の仲がねぇ・・・。
遺産と利権が絡んであーだこーだするうち、ワインの味も変わっちゃうような気がするんだよなぁ。
それで、急いでシリーズを飲んでしまえと思っているわけで・・・。
はて、この骨肉の争いの行方や如何に??

2014年11月23日日曜日

House of Mandela Cabernet Sauvignon 2014

生産者/House of Mandela
エリア/Western Cape Province in South Africa
品種/Cabernet Sauvignon 100%
ランク/-
輸入元/(株)モトックス
購入元/ふじの(多摩区)
価格/¥980

すでにお亡くなりになったマンデラ氏の娘の一人が作るワイナリーのワイン。
マンデラ氏は崇高な理想をもって南アの政策に奔走したお方だ。
その嫁の一人がもつワイナリーの生産ワインで、スクリューキャップ。
Vカットのラベルは、マンデラTシャツを模写したデザインらしく、他の品種でも使われている。
南アワインについては、あまりよいイメージをもっていない。
だが、今回は安さに負けて、試しにカベルネを飲んでみる

冷蔵庫から冷えた状態で出して抜栓。
香りは、確実なカベルネの香りはあるが、それほど強く立ち上がってはこない。
温度の問題かな。
ちょっとタバコのようないぶした香りも交じっている。
一口目。プラムのような甘さを感じる。
お! 南アにしてはかなりいい。
遠ざけていた約10年弱のうちに、かなり育った感じがある。
さてさて、タンニンは結構あるようだが、角が取れている感じ。
甘さとあいまって、カラメルのような雰囲気だ。
いわゆる、今風の味。
酸味も溌剌としていて、余韻にさわやかさを加えている。
まだそれぞれのバランスが整っていない段階だというのに、かなりいい感じ。

15分後。
グラスにプラムの香りがいっぱいに広がってきた。
煮詰めたジャムの甘さを感じさせる香りだ。
味は、かなり酸味が先走りしているが、甘さと絡まってきてイキイキと。
喉元に香ばしさを残して下りてからの余韻が長い。
カベルネの重さやタンニンの尾の引き方よりはカラリとした味。
残り少なくなったところでグラスを大きく回してみると、グラスの下の方にタバコの香りが出てきた。
上のほうでは、ベリー系から少し花の香りに変わったような香りがする。

30分後。
小汗が落ち着きつつあるボトルから注ぐ。
香りに変化。
タバコにビターチョコのサラサラとした感じががし始める。
グラスの下の方で酸味とともになめし皮の香りが広がる。
だが、カベルネのずっしり感が出てきたのかな。
酸味が落ち着いてきて、タンニンが強くなってきているのか渋みが尾を引くようになった。
でも、相変わらず喉元ではカラメルのような香ばしさが残る。
余韻長し。

1時間後。
カベルネらしい、野性味のある香りが出ている。
私に言わせるとキャベツの芯のような野菜の生臭さだが、確実に生きている香り(笑)。
味はカラメルの香ばしさにベリー系の甘さを残しつつ、がっつり重たさを感じる。
本日、春菊とアンチョビとチーズたっぷりのパスタを合わせたが、ここまで重いなら肉だったな。
グラスから少し離れたところで花のような華やかな香りがする。
渋みが強くなった。
余韻にビターチョコのサラサラ感が残る。
酸味が尖ってきた感じもするのは、安いからだろな。
それでも相割らず余韻長し。
ただ、私的には、抜栓時の溌剌とした酸味のほうが良かったかな。

最終的には、舌の上で最後にバニラの香りを残すワインとなった。
喉元ではカラメルのような香ばしさを残す。
酸味の立ち上がり方の変化で、時間とともに表情を変える。
早い時点で、ベリー系から花の香りと変化した。
しかし、最終的にはなめし皮のカベルネらしい素顔を見せたワイン。
ただし、熟成の短さからか、香りの変化はそう長くは味わえない。

温度が緩みすぎると香りも味も急激に崩れ始めるので、温度管理に注意。
抜栓したら飲みきる感じで、時間変化を味わうというワインだと思う。

ちなみに、ネルソン・マンデラ氏は、自分の名前や顔写真のコマーシャル使用を拒否。
特にタバコやアルコールの販売への使用をご法度としている。
マンデラ基金は、このワインのネーミング使用についても報告は受けていないらしい。
現在、マンデラ遺族は、遺産と商標利用の既得権などを巡って泥仕合状態。
そんな中で、このワインはマンデラ氏の嫁の一人とその娘が立ち上げたそうだ。
一夫多妻の国だけに、骨肉の争いが始まっているという噂も。

マンデラ氏の理念が汚れきる前に飲むことをお勧めする。

2014年10月19日日曜日

McKINNON'S SHIRAZ 2013

生産者/Mcguigan's Wines
エリア/South Eastern AUSTRALIA
品種/Shiraz 50%
ランク/Grand Vin de Bordeaux
輸入元/(株)エヌ・アイ・コーポレーション
購入元/ふじの(多摩区)
価格/¥980

本日、風邪っぴきにて鼻づまり。
香りほとんどわからず、味もちょっとぼやけた感じかも。
でも、精神的にリラックスしたくて、近所の酒屋でワインをゲット。

常温・・・といっても、高い方の適温で抜栓。
色味、濃いルビー色。
一発目の香りは、もわっとキャベツの芯(笑)。
その後、広いグラスの中で、下の方でスパイス感、上の方ではベリー系の香り。
若干、ミントのような香りもあるが、今日の鼻具合では不確か。
口に含むと、シラーらしいスパイス感が広がる。
アルコールのあおりに、凝縮された果実味感がのって口いっぱいに広がる。
酸味がちょっと強く出ているかな。
ブドウらしい甘味も喉元で香る。
実に活発で、いきいきとしたワインだ。
温度がピタッとくると、こんなに輪郭のはっきりした表情を見せるのね(^o^)
これは熟成したブリーでも合わせていただきたいお味。

15分後。
うぉーー! スパイス感、炸裂(笑)。
鼻風邪でもわかるほどのスパイスの刺激。
でも、シラーの重たさよりも、果実味が強調された感じです。
胡椒のようなピリッとした香りと、果実味の甘さ、そしてアニスようにすっとするものがある。
味が複雑になってくると同時に、酸味が練れて穏やかになったもよう。
スパイス感を残しつつも、まろやかに優しいテイストになり、甘味も蜂蜜っぽい。
ミネラルだろうか? いい感じに後味を伸ばしている。
デミグラス系のソースを添えたカモ肉なんて食べたくなってきたなぁ。
(もちろん、自分じゃ作れないんだけど)

30分後。
味が落ちません!
ずっと若くハツラツとして、果実味いっぱい。
鼻通りも良くなったような??(笑)
甘くて、ピリッとして、ハーブのような爽やかさが広がる楽しいぞ。
オーストラリアの大地って、そんな感じかなぁ。
・・・という思いが遠くへ旅立つようなワインです。
友達とワイワイ楽しみながらでもOK。
もちろん、単品でチーズをつまみでもOK。
どんなシーンにも対応できるオールマイティさもあるですな。
コスパ良すぎ。
リピ決まりだな。


いろいろ調べてみたら、『神の雫』とかいう漫画でも紹介されたとか。
みんな、美味しいと思ったワインだったようですね^_^;

2014年10月6日月曜日

Chateau Naudonnet Plaisamce Bordeaux 2009

生産者/V.E.S.A
エリア/Escoussans, France
品種/Merlot50%、Cabernet Sauvignon 50%
ランク/Grand Vin de Bordeaux
輸入元/(株)トゥエンティーワンコミュニティ
購入元/ワインショップソムリエ(同上)
価格/¥550(2014.9.27時点、開店4周年記念価格)
2011年、ボルドーのコンテスト金賞ということらしい。
でも、ワインショップが¥550で流すワインだ。
期待していいのか、悪いのか??

常温で抜栓。もうちょっと冷やしてもいいかな。
若干、オレンジがかったルビー色。
エッジには透明感を感じるが、全体的にはドロッとした濃さがある。
香りは・・・ああ、ボルドーらしい重たい香り。
最初は、やはりアルコール臭があり、するーーっと胡椒のようなスパイスの香りが混じる。
カシスの香りもあるようだ。
タンニンはどっしりしているが、サラサラ感あり。
酸味もあるのだが強くはなく、柔らかくタンニンを下支え。
ただ、まだバランスが悪いかも。
だんだん香りに赤いベリー系が広がってきたので、もう少し空気に触れさせてみる。
ボトルは、温度を下げるために冷蔵庫へ。

15分後、グラス。
スパイシー感が強くなってきたが、シラーのようなはじけ方ではない。
シナモンのような香木の皮をひん剥いた生々しい香り。
そこに、バニラの香りが乗っている。
味は、酸味がとんがってきた。
タンニンは強いが角がとれて柔らかみを感じる。
喉を過ぎると、ふわっとキャベツの芯のような香りがする。
それが最後にサラッとしてビターチョコのような感覚もあり、酸味とあいまって、その余韻が長い。
でも、バランス的が良くないのよ、それぞれのバランスが。
テイストが、各々で歩きだしている感じだ。
ミネラル感は十分に感じるが、もうちょっとすべらかさがあるといいな。
重たいかと言われると、そうガツンと重たいわけでもなく女性的だし・・・。
コレ、何だろう??

時間とともに、酸味が強くなってしまって、1杯目は無駄にしてしまったかも。

30分後。
冷え気味のところから再スタートしたけど、やはりバランスが悪い。
冷やしたことで、かえって味を硬くしてしまった感じ。

・・・ということで、まあ¥550の味だったという気がします。
いや、¥500ワインでも、もっといいのもある。
ビンテージは2009年で、金賞とったのが2011年。
私の口に入ったのが2014年だから、金賞後の経年に耐えられなかったのかも。
残念なお味でした。

翌日。
んーーー、やっぱりダメでした。
スパイス感が消えてしまって、タンニンがにがにがするばかり。
店舗の紹介では、ものスゴク持ち上げて売ってたのになぁ<(`^´)>
私には、硬いまんまの表情しかつかめませんでした。
金賞とった2011年に出会いたかったけど、そのときはさすがに¥550では出さないでしょうね。

2014年9月23日火曜日

Gamma Organic Syrah Reserva

生産者/V.E.S.A
エリア/Rapel Valley, Chile
品種/Syrah 100%
ランク/Table wine
輸入元/(株)モトックス
購入元/ふじの
価格/¥1,000(2014.9.23時点)


チリ産のオーガニックワイン。
スクリューキャップながら、ポップ広告には「フルボディ」。
しかも店頭では、税込¥1,000。
その力量に興味をもって購入。

常温にて抜栓。
色はミチッと濃いルビー色。
鉛筆の芯のような揮発臭、胡椒のようなスパイス、奥から煮詰まった赤いベリーの香り。
樽のかおりかな? 木の匂いもする。
シラーだけあり、だんだんスパイスの香りが力強く立ち上がってくる。
口に含むと・・・ドロッと濃い! ドスコイ系です。
チリ産らしい、ミチミチとした凝縮感がある。
とにかく濃いんだが、タンニンが重ったるいわけではない。
酸味もあるが、刺々しくもない。
常温だし、まだ開けたばかりで眠たい感じ。
かなり期待できそうだが、まずはいったん冷やしてみよう。

15分後。
気が短いので、冷え切るのを待てずに2杯目突入。
ちょっとコーヒーの香りが出てきたが、アルコールが勝っていて、やはり鉛筆の芯の香り(笑)。
たぶん、これは樽の香りになるんだと思う。
追って、カシスかな? すっとした香りがあって、後にシラーのスパイシーさがゆっくり広がる。
グラスの上層部分は赤いベリー系のまったりとした香りがカバー。
味は、抜栓直後のドロッと感がなくなり、開放された酸味がさわやか。
しかし、タンニンはしっかり。
舌の上ではスパイシーなテイスト全開です。
でも、まだちょっと味が意地悪なんだよなぁ(笑)。
スパイス感で個性を主張するんだけど、喉元からは酸味が立ち上がってくる。
余韻は長いんだけど単調。
個性バラバラじゃなくて、もうちょっと味のバランスがほしいよな。
いったんグイッと味を落ち着かせる必要があるかも。
ということ、さらに冷やしてみよう。
2杯目グラス最後のあたりで、バニラ臭と炒って湯が通ったコーヒー豆の香りが強くあった。
これ、オーガニック系に多い香りだよね。
でもね、これらの香り、私の鼻じゃ普通のグラスだとだめなんだ。
リーデルグラスでほんと良かった。
 

40分後。
いいですねえ~、こりっとした甘味が見えてきました。
香りにも、味にも。
ただ、このワインは冷えすぎるとタンニンがにがにがしてくるのかな。
温度が上がってくると、タンニンも丸くなり、シラーのスパイス感をゆっくり味わえるようになる。
甘い香りとスパイス感がいい塩梅で広がりつつ、酸味が余韻を長く引っ張る感じ。

このワイン、オーガニック系に多い、土臭さもほとんどない。
だけど、ブドウの木の生の香りを上手に組み込んでいると思います。
温度変化のはしばしで、シラーの個性とオーガニックの生もの臭さが顔を出す。
それらのバランスを味わうワインでしょうか。
温度は、冷やしたところから、上がっていく過程を楽しむのがグーかしら。
合わせるなら、肉でも濃いソース系、まったりトマトソースの煮込みなんてのにも負けないかも。


翌日。
冷蔵庫から出し、冷えた状態で飲む。
当然、香りも味も硬いまま。
しばらくして温度が上がってくると、グラスからふわーっとコーヒーの香りが立ってきた。
若干ベリー系の甘さも含んでいる。
温度が緩くなるにつれ、スパイス感もはじけてきた。
珈琲の香りとあいまって、ビターチョコみたいだ。
味は、昨日よりタンニンがどっすり出てきた感じ。
肉がほしくなるぐらい。
初日よりもかなりしっかり感が出てきた気がします。
これがフルボディという所以でしょうか。
ただ、酸味よりもかなりタンニンが勝るので、いかつい味になった気もする。
このワイン、個人的には、一気に初日にワイワイあけてしまうほうが好き。

2014年9月20日土曜日

BORSAO Clasico Tinto 2013

生産者/Bodegas Borsao
エリア/Campo de Borja, Spain
品種/Garnacha 70%、Cabernet Sauvignon 20%、Tempranillo 10%
ランク/Denominación de Origen
輸入元/メルシャン(株)
購入元/小田急OX
価格/¥855(2014.9.19時点)


深夜帰り。ワインを飲みたいが酒屋は閉店。
慌ててスーパーに滑り込んで、一番近い棚からつかんで買ったワイン。
スクリューキャップのスペインもん。
メルシャンは好きではないのだが、ラベルに貼られた「ロバート・パーカー絶賛」に惹かれて購入。

適温に近い常温にて抜栓。
色は紫がかった深いルビー色。
グラスに注ぐと、すぐに赤いベリー系の香りが広がってきた。
立ち上がりが良さそうだ。
口に含むと期待にたがわず、ベリー系の爽やかさを感じる。
タンニンはそれほど感じない。
酸味も溌剌としていてフレッシュだ。

10分後。
香りに、スパイシーな樽香が出てきた。
うっすらだが、なめし皮のような? タバコのような? そんな香りも交じっている。
喉を降りてから、舌の上にタンニンが鎮座するような後味を残すようになった。
でも、イガイガしない非常にまろやかなタンニン。
強い特徴や品種のクセなどはないが、タンニン、酸味、甘味のバランスが非常に良い。
そして、相変わらず酸味ハツラツで味がダレてこない。
おそらくどんな料理にも合う、敵を作らない味だ。

30分後。
温度が上がってきたのか、甘い香りがグラスから漏れ出るほど。
と同時に、これが樽香なんだろうか、タバコのような香りも強くなってきた。
味は、走り出そうとする甘味を上手に酸味が押さえている感じ。
タンニンは相変わらず穏やかで丸い。
温度変化にも強いワインではなかろうか。
ここで、いったん冷蔵庫で冷やしてみる。

1時間後。
良いです。
冷やしてみたら甘味がキュッと引き締まって、さらに味にも香りにもスパイス感もできてた。
私は若干冷やしていただくほうが好きです。
これはいい、美味いぞ!
メルシャン嫌いだったけど、これはいけてる。
だって、¥1,000切ってて、このフレンドリーで優しい味わいは良い。
お得感もかなり手伝って、パーカー氏じゃなくても絶賛です。
テーブルワインとしては、合わせ勝手もよく幅広く楽しめると思います。

価格も味覚も「いつも一緒」なワインでした。

1日後。
冷蔵庫から冷やしきった状態で飲む。
冷やしきると、タンニンの苦々しさが最初に出てくる。
が、温度が上がるにつれ、昨日よりも香りや味が濃くなった状態で顔を見せる。
これは大変お得なワインだわん。

2014年9月16日火曜日

Haute Red Pinot Noir 2011

生産者/Delicato Family Vineyards
エリア/California(U.S.A.)
品種/Pinot Noir 81%、Rubaiyat4.1%、Syrah3.8%、Petite Syrah2.2%、Sangiovese1.5%
        and others
ランク/Table wine
輸入元/(株)モトックス
購入元/ふじの
価格/¥1,080(2014.9.16時点)


シラーを探していたら、酒屋の店主から、
「ピノ、どうですか? これ生産終了なんです」
とささやかれて、ピノにしちゃお手頃価格だしと買ってしまったワイン。
以前に購入して美味しかったジンファンデル種と同じグループの作り手だとか。
正直なところ、酸味の強いワインは苦手だが、酸味を制してこそ本物のワイン飲み。
モノホン目指して勉強すべく購入。

さて、冷蔵庫でちょっと落ち着かせようと、若干冷やして抜栓。
んーー、冷やし足りなかったかな?
アルコール臭が強く、第一アロマはマジックの香りがする。
要するに揮発性のある香り。
色はガーネット。オレンジに転んだ女性らしい色だ。
口にふくむと、当然ながら酸味の強さが第一印象。
そして、奥から栗のような椎茸のような(笑)ころんとした香りが追ってくる感じ。
だが、まだ正体は不明。
ゆっくりと飲み進めるうちに、果実味も強く出てきた。
そうそう、このグループの作り手のジンファンデルも香ばしい甘さがあったんだよね。
糖度じゃなくて、香りの甘さがさ。
香りにはバニラの感じが立ち上がってきた。
よし、もうちょっと冷やしてみて温度による味の変化を見てみよう。
抜栓状態で、そのまま冷蔵庫でしばし冷やす。

30分後。
香りにベリー赤系の香りが強く立ち上がってきた。
マジックのような揮発臭の中にナッツのような感じがある。
口に含むと酸味はそれほど感じず、どちらかというと香ばしい甘さが広がる。
まるでジンファンデルのような華やかさ。
が、溌剌とした爽やかさは、しっかりと活きた酸味がある証拠だ。
イチゴジャムのような優しい甘味のある酸味。
爽やかさに転ぶだけじゃないのは、シラーのスパイス感が下支えしてるからじゃないかな。
タンニンもあるけど、それほど強く感じられず、酸味と一緒にスキップして軽やか(笑)。
スパイシーな香りもだんだん出てくる。
これね、肉だったらカモとかいいかも(洒落じゃなくて)。
パスタだったら濃いトマトソースかな。
このピノ、たぶん翌日にもまだ変化するだろな。
様子を見るべし。

軽やかなんだけど、コクがあって、トレンドの甘味も感じられるワイン。
これが、ピノにして1,000円ちょっとで買えるのはお値打ち!
近所の酒屋さんに数本だけだった。
後日、時間があったら大人買いしてしまおう(笑)。

翌日。
冷蔵庫から冷やした状態で飲む。
香りは昨日のほうが華やかだったかな。
青りんごのような揮発性の香りの中に、ナッツの香りがまじりあっている。
あれ? 何の香り? と嗅いでいるうちに酔いそう(笑)。
味は一晩たって格段よくなった。
香ばしい果実味の凝縮感がある。
それを引き立てる酸味もしっかりしているので、味がダレてこない。
常に元気ハツラツ(笑)。
これは確かにお買い得。
ワインアドバイザーの店員さんの言うこときいて正解なワインでした。

2014年7月30日水曜日

FOUNDSTONE 2013

生産者/Berton Vineyard
エリア/Barossa Valley(Australia)
品種/Syrah, Ruby Cabernet, Merlot
ランク/Table wine
輸入元/(株)モトックス
購入元/ふじの
価格/¥980(2014.7.30時点)


¥1,000を切った価格にして「フルボディ」とあったので購入。
久々のワインブログ。

冷蔵庫にて、冷やしてから抜栓。
濃いベルベット色。
ルビー・カベルネを使っていても、黒ブドウと言われるシラーの濃さはしっかり出ている。
冷やし過ぎたのか、最初はアルコールの揮発と思われる香りばかり。
温度が若干あがりつつあるところで、タバコの香りがした。
これまで感じたことがないくらいハッキリとしたタバコ臭!
冷やし過ぎたせいか、ちょっと酸味も強く出てきている。
ということで、チーズなどで口を練れさせながら温度が緩むのを待つ。

15分ほどして、再トライ。
先ほどのタバコ臭が、スモーク系の香りに変化。
オーク系樽というほどではないが、燻製チップのような香りがする。
追って花のような香りが薄っすら出てくる。
酸味はほどほどに落ち着いた。
さらりとした口当たりで、タンニンはそれほど強く表に出てこない。
少しずつシラーのスパイス感が、いい感じにはじけてきた。

ワインって、グラスの中で花開くものと、ボトルの中で七変化するものがあると思う。
このワインは、ボトルで変化するような気がする。
現在、ボトルはしっかり汗をかいて、温度も適温になった模様。

そこで、1杯目を流し込んで、2杯目に。
タバコ臭と思ったものが、さらさらとした胡椒系のスパイス感になった気がする。
プラムのような香りも出てきた。
口にふくむと舌の上では香ばしい甘味が広がりながら、喉ごしは胡椒のようなピリリ感。
ルビー・カベルネがかなり効いているのか、酸味は強い。
だから、オイルの強いパスタから肉料理まで幅広く対応できるワインだと思う。
んで、なぜかこのワインを飲んでいると腹が減る(笑)。
肉、食べたい。

そして1時間経過。
やっと出てまいりました、メルローちゃん。
スパイシーなシラーの香りを残しつつ、墨汁のような香りもしてきた。
メルローの練れた柔らかいタンニンの底力で余韻を作っている感じです。
ただ、酸味はずーーーっとあります。

総じて!
このワイン、ボトルに複雑味がつまっていて、時間とともに変化する。
一貫して、一定の酸味は感じるが、それをベースにシラーやメルローの特徴が表れるワイン。
シラーの表情が早く立ち上がってくるが、徐々にメルローのまろやかさが加わる。
肉系ガッツリから油の強い食事をしながら、デザートまで引っ張れるワインだと思う。

ただ、個人的には、酸味はもっと弱くてケッコウです。
シラーのサラサラとしたスパイス感でまとめてほしかった。
味の複雑さでフルボディとなっているのか?
確かに味は変化するが、深みという点において、私は「フルボディ」を引き出せませんでした。
¥1,000以下なので、まあ良しとしようかなって感じ。

【翌日】
冷蔵庫で保存したものを飲む。
昨日よりも味が落ち着いてきた気がする。
冷やし気味でもカリリとした甘味を含む果実味が感じられる。
でも、やはり酸味がつっかかってくるかなぁ。
すっぱくなった酸味ではないし、果実味もあるし、タンニンも練れている。
温度帯ではスパイシーな個性も見せる。
でも、それぞれの個性が強くあってもバランスの良いポイントがなかなか見つからない。
そのポイントが温度管理で壊れちゃったんじゃないかな。
また別の機会に試したいワインではある。

【3日目】
残ったものを片づけようと、冷蔵庫の温度から飲み始める。
驚いたことに、ずいぶんと練れた味になってきた。
とんがった酸味はぐっと落ち着き、香ばしい果実味が広がる。
香りにも赤いベリー系の香りが出てきた。
温度が上がってくると、舌の上でサラサラとして僅かにビターチョコの味も。
これは驚きの大変化。
だけど、まさか3日目にこんな味になるとは思わないよねぇ。
この変化、ぜひぜひ他の方にも試していただきたい。

2014年3月4日火曜日

Clot Arada Tinto

生産者/Vins Padro' S.L.
エリア/Catalunya (Spain)
品種/Tempranillo, Merlot
ランク/D.O.Catalunya
輸入元/(有)オーケストラ
購入元/(有)オーケストラ
価格/特価¥910(2014.2.17時点特価、送料別)

 
定価¥1,300のところ、ラベル・キャップ不良ということで、破格でゲット。
ヴィンテージ表示がないので、まあ一定の工業製品みたいなもんだろうか。
あまり期待せず、冷蔵庫から冷えた状態で抜栓。

色は、ドロッとした赤紫。濃い。
赤いベリー系の香りに、胡椒が混じったような香りがする。
味は、タンニンが強い。
追って樹木のような香り。
夕飯のハンバーグと合わせたのだが、凝縮したらしぼり出てきました的な甘味が感じられた。
塩気のあるものに、舌が反応したからか?
でも、やっぱりタンニン強し。
肉とかチーズが合うかも。
もう少し温度の変化を追ってみよう。

30分後。
相変わらずタンニン強し。
配分はわからないが、おそらくメルローのタンニンだろう。
酸味が活性化してきた。
すっきり軽やかで、元気でフレッシュなニュアンスだ。
テンプラニーリョの酸味と、メルローのタンニンのバランスがよろしい。
赤いベリー系の香りも強くなった。
グラスを回してみると、わずかに花の香りもある。
この価格にしては、酸味、渋みともしっかりした良いワインだ。

さらに1時間後。
あら? 甘い香りに微妙にピーナツバターが入った?(笑)
これは普通のグラスじゃわからないかも。
リーデル・グラスだから拾える香りかもしれない。
そこに胡椒のスパイス感がある。
すでに常温状態なのだが、タンニンの強さが衰えず力強い。
タンニンのドスコイ感と思いきや、ほのかなカラメルの甘味と柔らかい酸味がある。
いわゆる、ツンデレってやつかな。
これはコスパ良し!
自宅で楽しむにはもってこいのテーブル・ワインです。

2014年2月27日木曜日

VIÑA PAQUITA GARNACHA 2012

生産者/BODEGAS Estebanmartin
エリア/Carinena (Spain)
品種/Garnacha 100%
ランク/D.O.Carinena
輸入元/(有)オーケストラ
購入元/(有)オーケストラ
価格/特価¥1029(2014.2.17時点特価、送料別)
本来は¥1,470のところを、ラベル不良ということでお安くゲット。
中身は同じだし^_^;

冷蔵庫から冷やした状態で抜栓。
色は、濃いルビー色。
ガルナッシュなのに、まったくガーネット系ではなく、バイオレットという色だ。
香り。
赤いベリー系の甘さのある香りが、味の華やかさを期待させる。
冷えているせいか、味にはまだ華やかさが出てこない。
タンニンは弱く、酸味が溌剌としていてスルリと飲める。
なのに、濃厚な、濃密な感じがあるのよね。
甘い香りだが、それほど甘さを感じるわけではない。
若干、胡椒のようなスパイシーな感じがある。
でも、これはもう少し温度があがるまで待った方がいい気がするぞ。

30分後。
香りは、それほど大きく変化はないが、酸味がフルーツのように立ち上がってきている。
追って、スパイシーな香りが奥深さを感じさせる。
そして、味。
あ、あ、あ・・・カラメルのような甘い感じが出てきた!
この第2アロマは私の好きなテイストだ。
タンニンは相変わらずサラッと、軽く下支えしている程度。
そして、生きている酸味がすっきり溌剌、軽やかな表情を見せてくれる。
これは、料理を選ばないけど、しっかり自己主張するワインだね。
しかも余韻が長い。

楽しいワインです。
みんなで食事を持ち寄って、ワイワイやりながら飲みたいワイン。
ワイワイ、ムシャムシャやっても、決して負けない味です。
そして、スルッといけるのに、濃厚さと濃密さを感じさせ、時間が経っても衰えない力強さ!
1時間経って、なお溌剌とフレッシュな味に、カラメルの甘味にほんのり苦みが。
それが味を引き締めている感じがする。

ただ、辛口に言うなら、正規のお値段は高めかも。
他社でも同様の頑張りを見せるワインを出しているから。
それを考えると、小売価格は¥1,200ぐらいが妥当かもという気がします。
でも、ワインに弱い私は、¥1,500近くでも買ってしまうのよ~(T_T)


酒に強く、意志の弱い私ですからーーーっ!


【翌日】
先日同様、香ばしいニュアンスが広がる。
不思議なのは、タンニンが強く感じられるようになったこと。
酸味の軽やかさの次にタンニンがやってきて、これが香ばしさとともに余韻が長く残る。
そして、最後にざらっと感が出る。
結果、このワインは抜栓して、ガンガンいって、その日のうちに飲みきるワインと思います。
口当たりが軽やかなだけに、にがにがしいタンニンが残るのは残念。
香ばしさの余韻を楽しみながら、グイッと飲みきるワインですな^_^;

2014年2月18日火曜日

DRY LIBALIS 2012

生産者/BODEGAS PARRA JIMENES
エリア/Castillo de Maetierra (Spain)
品種/Moscatel de grano menudo90%、Viura5%、Chardonnay5%
ランク/Vino de la Tierra
輸入元/(有)オーケストラ
購入元/(有)オーケストラ
価格/特価¥1.260(2014.2.17時点特価、送料別)

「フィルムに傷あり」ということで、割引価格でゲット。
このド派手なラベルに興味をもって購入したが、通常価格は¥1,800。

冷蔵庫から出して、すぐに抜栓。
白なので、香りを感じやすいかと、ブルゴーニュのグラスを使用。
実は、本日、鼻の通り悪し。

色は、透き通ったゴールド。
爽やかだ。
最初に立ち上がってきたのは、マスカットの香り。
ブルゴーニュグラスということもあり、強く香ってきた。
味。
甘さはないが、薄いパイナップルの感じ。
舌の上でちょっとだけピリッとするところも、まさにパイナップル。
「DRY」とうたっているだけあって、酸味というよりもズバリ辛口。
白身魚と合わせたら抜群だろうけど、生ハムや鶏肉料理なんてのもグーだろう。
中華もいけるかも。
塩気のあるツマミと合わせると、若干の甘味を感じることができる。
ただ、味の印象は薄い。
スルッと軽くいけてしまうので、危険でもある。

30分後。
香りに、青臭さが加わった。
植物を手折ったときのみずみずしい香りと、檜の香りが混じった感じだ。
味は、ピリッとしたパイナップルに、桃が入ってきたニュアンス。
でも決して甘いわけではなく、一貫して喉元でピリッとくるドライ。
まるでシェリー酒。
これなら、料理もキュッと引き締めてくれるけど、決して味の邪魔はしない。
付かず離れずのよい関係のワイン。

ここで、味をキャッチしやすいかもと、ボルドーグラスに変更。
香りは、樹木の感じが強くなった。
時間が経って温度も上がってきたこともあり、口当たりにトロンとした柔らかさが。
テイストは、マスカットベースに薄く桃がのっているという感じに。
最初は華奢に見せていたけど、なんの、なんの。
かなり力強く、しなる若木をイメージさせる味だ。
フィルムには、一面に飲んではじけている若者のイラストが入っている。
確かに、ブドウの若さを飲んで、この瞬間を楽しく味わうという感じ。

グラスを替えてもドライ。
時間が経ってもドライ。
とろみが出ても、とにかくドライ。
確かに若々しい味ではあるけど、名前どおり一本気にドライで力強いワインだった(笑)。

【翌日:追記】
得も言われぬ芳香が!
薄く白檀系の香りがする。
築地本願寺みたいだ(笑)。
味は、相変わらずピリ辛。

2014年1月29日水曜日

Viña Cuesta Colora Tempranillo 2011

生産者/BODEGAS PARRA JIMENES
エリア/Toledo de La Mancha(Spain)
品種/Tempranillo 100%
ランク/SHC(SOHISCERT)
輸入元/(株)アグリ
購入元/ふじの(多摩区)
価格/特価¥900(2014.1.29時点)

SHC、いわゆるオーガニックだ。
「Callenge millesimi Bio」という、有機ワインのコンクールで金賞。
それが特価になっていたので、近所の酒屋で購入。

そのまま常温で開封。
そう、スクリューキャップなわけだが、それとビオとの因果関係はわからず。
香り、良し。
まずは樽臭。
追って、チェリー系の香り。
ビオで時々あたる土臭さは感じられない。
色は、濁った深いガーネット。
濾過していないというだけあって、透明感はないものの、一番搾り風の濃い感じがある。
そして、味も良い!
ブドウらしい甘味もほんのりあるし、溌剌とした酸味もある。
タンニンはくどくなく、さらりとした感じで飲みやすい。

30分後。
香りに強いスパイシー感が出てくる。
すっとした花の香りも強くなってきた。
味はグイッと練れた感じに。
実際は、隠れたタンニンが強そうだけど、口当たりはスルスル。
開封時より若干酸味が強くなってきたが、嫌味のない酸だ。
逆に、ブドウの発酵を感じさせる酸で、コレ、酒粕に似ているな。
ちょっと温度が緩みすぎた感じもあるので、いったん冷蔵庫で冷やしてみる。

調べてみると、このワイン、テンプラの古木を手摘みだとか。
そして、酸化防止剤なし。
だからかな?
発酵もののトロンとした感じがあり、酸味もまるで乳酸菌だ。
酒屋からは、「濾過していないのでオリが残ることが多い」と言われた。
オリってより、濁りだな。
でも、コレ、畑のものをいただいている感じがして嫌じゃない。
海を渡ってやってきた、人の手がかかったブドウの酒が¥1,000切ってたらお買い得。
温野菜と一緒にいただきたいテーブルワインです。

1時間半後。
冷蔵庫で冷やしてみる。
あ、少し冷えてる方がいい!
香りは、スパイシーさがグラスいっぱいに広がる。
味に香ばしいような甘いようなカラメル感が出てきた。
そして、引き締まった凝縮感も。
程よいタンニンであることは変わりなし。
コレ、おそらくレストランなら¥3,500以上だな。
これは買いですな(*^。^*)

2014年1月2日木曜日

ILE LA FORGE Cabernet Sauvignon 2011

生産者/Jean-Claude Mas
エリア/Languedoc-Roussillon(仏)
品種/Cabernet Sauvignon 100%
ランク/Pys d'Oc / Indication Geographique Pritegee
輸入元/(株)モトックス
購入元/ふじの
価格/¥1,400(2013.12.30時点)

フルボトルの¥1,000台ということで購入。
生産者のマス家は、ワイナリー・オブ・ザ・イヤー受賞の経歴もあるとか。
ボトルも分厚く重たい重厚感があり、期待してみた。

冷蔵庫から出した冷えた状態で抜栓。
ドロッとした紫がかった濃いルビー色。
グラスも汗をかくほど冷えている。
香りはそれほど立ち上がってこないが、カベルネらしい重い樽臭がする。
まあ、当然、味も硬い。
でも、タンニンがざらざらって感じではない。
硬いなりに、酸味もあるしバランスも良さげだ。
グラスで揺らすと、キャベツの芯ような腐葉土のような香りがしてきた。
わずかに甘味もキャッチ。
味が複雑なのか? でもまだわからない。
温度変化とともに開いてくれる気がする。

30分後。
んーーー、まだ硬いのよねぇ。
でも、香りにも変化あり。
グラスに注ぐと、最初に立ち上がる皮の香りにカベルネらしい野性味を感じる。
その後、樹木とスパイスの香りがして、続いて、赤系ベリーの感。
そしてなぜか、飲むヨーグルトの香りがする(笑)!
かなりタンニンは強いと思うのだが、角がとれてスムース。
飲んだあとにバニラっぽい感じが残るようになった。
舌の中央でわずかに甘さも広がる。
グラスで温度があがるよりも、ボトルでの温度が上がったほうが良い気がする。
もうちょっと変化を追ってみよう。

1時間後。
香りは腐葉土の香りに続いて、赤いベリー系の香りが強くなってきた。
味にもだんだん変化が。
酸味の後に、さらさらとしてビターチョコぽい感じあり、赤いベリー系のフレッシュさで終わる。
コレ、余韻が長いかも。
カベルネって獣っぽさがウリだと思ってたけど、繊細な感じにまとまっているのも意外。

総じて、¥1,000台でこの味なら、かなりコスパ良し!
カベルネの野性味や重たさを強調した味ではない。
フルボディでも、酸味の軽やかさを活かし、最近トレンドの甘さを取り入れた味にまとめている。
温度変化を上手に使うと、味が開いていくところを十分に楽しめるワインだ。

2014年1月1日水曜日

明けましておめでとうございます

 
昨年は大変お世話になりました
これからも財布にやさしいお酒を力いっぱい飲んでいきたいと思います
今年もどうぞよろしくお願いいたします
 
2014年元旦
hiroko Inagaki