2013年6月25日火曜日

Feudo Arancio Cantodoro 2010

Feudo Arancio Cantodoro 2010
生産者/Feudo Arancio
エリア/Italia Sicilia(ラグーザ地区・サンブーカ地区)
品種/Nero  D'Avola 80%+Cabernet Sauvignon20%
格付け/IGT
輸入元/モトックス
購入元/ふじの(多摩区)
価格/¥1,450(2013.6.25時点)
近所の酒屋で思わずラベル買いしたワイン。
顔は、ロミオとジュリエットの愛をうたった楽譜の一部。


そして、シールにも三連符という、イタリアらしい、かわいいこだわりが見えたから。
常温にて抜栓。
色は、紫がかった深いえんじ色。
ガーネットというのが、この色だと思う。
香りは、オーク樽と、プルーンと、ボールペンと、胡椒のようなスパイス(笑)。
要するに、非常に複雑。
とにかく凝縮されている感がある。
フルボディとあるが、味は非常に軽やかでスムースで、ガッツリ重たい気はしない。
酸味もこなれていて、口当たりが柔らかく飲みやすい。
 
30分後、ますますスパイシー!
バリック熟成というだけあって、胡椒系の香りが強くなってきた。
喉元を下りるときギュワッとブドウと黒コショウの味が広がりる。
その後、その味がおさまりながらスパイシーさが残る、余韻の長いワイン。
相変わらずタンニンを強く感じず、さわやかな生きた酸味があるのでジューシー。
 
さらに時間を置くと、かなり凝縮された果実味感が加わってきた。
でも、以前のスパイシー感はずっとキープのまま。
味が変化していくというより、凝縮されていた味が少しずつ顔を出してくる感じ。
シチリア特産ネロ・ダーヴォラが、がっちり力強さが底支えしてるのかな。
できれば、チーズを使ったパスタを合わせたら美味しいだろうな。
レストランでいう、4種のチーズを使ったパスタ(*^。^*)
なお、カラッと晴れた日に表にテーブルを出して遅めのランチを大勢で囲むシチュエーションが非常に似合う。
いかにも南イタリア、シチリアならではのワインだ。
 
イタリアらしい、ドスコイではない、エレガントなフルボディが長く楽しめるワインでした。
 
 
ここのワイナリー、聞き覚えがある・・・。
と、思ったら、以前に紹介した『Nero D'Avola 2011』と同じ生産者だったのね!
 
 
【追記】
翌日もまったく味は衰えず。
かえって、酸味が練れてきた感じで飲みやすい。
香りに、ミント臭が加わった。
スパイシーで、さわやかで、ジューシーで、もう言うことなしのワインになってた(*^。^*)

2013年6月18日火曜日

ALAMOS MALBEC 2011

ALAMOS MALBEC 2011
生産者/Catena
エリア/Algentina Mendoza
品種/Malbec100%
輸入元/(株)ファインズ
購入元/品川紀伊國屋
価格/¥1,180(2013.6.17時点)
常温にて抜栓。
まず、香りで感じたのが胡椒、そして薄っすらミント。
とにかくスパイシーな香りがした。
色は、とても濃いえんじ色。
口に含むと、舌先にフルーツの甘味がくる。
ざらつかないタンニンが、甘さがやわにならないように下支えしてる感じ。
酸味も生きていて、棘がなく、さわやか感を残す程度。
実にバランスのよいワインだ!
2011年にして、こんなに練れたタンニンが楽しめるとは驚き。
軽やかなフルーティさを残しながら、練れたワインの風格を持ちあわせている。
喉元で、僅かに苦みを感じる。
説明にはフルボディとあるが、確かにしっかりしとしたテイスト。
アルゼンチンの標高1,000m以上で、急速に必死にギュギュっと結実したブドウが目に浮かぶ味だ。

ラベルにはアルコール度数13.5%とあるけど、もしかしたら、もちっと高くなってない?
ビン内発酵か?(笑)

時間をおくと、樽のような香りもするが、樽熟成しているかどうかは不明。
ただ、一段とスパイシーな香りが強くなるのは確実。
香りに甘味も加わる。
呑みこんだときに奥から立ち上がってくる苦みがコーヒー豆を噛んだような味に似ている。
グラスの底にわずかに残ったものを見ても、色は黒っぽい濃いえんじ色。
このワイン、立ち上がりが早く、なかなか衰えを見せない、根性のあるワイン。
コスパ良し! リピします。

2013年6月14日金曜日

Bodegas Callia ALTA 2011 Malbec

Bodegas Callia ALTA 2011 Malbec
生産者/Bodegas Callia (Alberto Antonini)
エリア/アルゼンチン San Juan(Valle de Tulum)
品種/Malbec100%
輸入元/モトックス
購入元/リカーショップふじの(多摩区)
価格/¥980(2013.6.14時点)
近所の酒屋でみつけたスクリュー・キャップのワイン。
住宅街の小売でマルベックがあるのも珍しいと購入。
ここのBlogでは¥2,000以下のワインの記録を旨としているが、価格はさらに落ちて¥1,000以下。

マルベック100%をうたっているが、色は黒に非ず。
透明感のあるえんじ色。
抜栓直後は、揮発性の中にちふれ化粧品のような香りを感じた(笑)。
落ち着いてくると、いろいろな香りが立ち上がってくる。
まずはコーヒーの香り → 南蛮漬けのような甘酸っぱい香り → チョコレートの香り。
ただ、ちふれ化粧品の香りはベースに薄く残っている感じ。

味は、最初に感じたのは酸味。
以前飲んだマルベックはタンニンがしっかりしたドスコイ系の味だったが、今回のマルベックは酸味があるフルーティな軽いテイスト。
ちょっと塩気のあるチーズを合わせたら、ブドウの甘味が見えてきた。
んーーー、でも酸味のほうが強いかな。
時間をかけても、味は香りのようには変化してくれない。
酸味が多少落ち着いてくるだけ。
酸味がまさる、気が抜け始めたミディアムボディって感じ。
昔ながらの酒屋さんなので、温度管理が残念だったかな。
でも、ネット評価によっては同年のフルボディ表示もあるので、お値打ちワインであることは確かなようだ。
次回は、このシリーズの中でも、私の好きなシラーを試してみたい。


追伸
翌日、冷蔵庫から出した直後。
どことなく、色も濃くなった気がする。ホントか??
イチゴジャムのようなみっちり濃い色になってきた感じ。
味も、タンニンがしっかり出てきて、酸味だけではないどっしり感がそなわってきた。
ただし、香りは前日のほうが広がりがあった。
ちふれ化粧品の香りはなくなり、ベリー系の涼やかな香りがした。

香りは前日、味は翌日という不思議でちぐはぐなワイン。
温度を調整して飲めば、もっと上手に味も香りも引き出せるかも。

2013年6月8日土曜日

Nero D'Avola 2011

Nero  D'Avola  2011
生産者/FEUDO ARANCIO
エリア/Italia Sicilia
品種/Nero  D'Avola  100%
輸入元/モトックス
購入元/品川紀伊國屋
価格/¥1,180(2013.6.4時点)


あ~、これはイタリアらしいワイン。
採れたてのブドウをキュキュッと絞って「召し上がれ!」って言われてる感じ。

冷蔵庫で冷やした状態から抜栓。
色は、透き通るえんじ色。
濃い色だけど、透明感があるのよね。
香りは、カシスの酸味を感じた後、イチゴジャムに変化。
そのイチゴジャムの上にちょいと胡椒のようなスパイス感もあり、2層の香りって感じ。
一口目。
爽やか!
軽やかな生きている酸味とフルーティさがバランスよく、舌の上を転がっていく。
ミディアムボディと記載されていたが、確かにタンニンは強く感じない。
でも、後から舌にしっかり残るから、決してタンニンが弱いワインじゃない。
ネロ・ダーボラの甘いタンニンだからかな。
若いワインの良さが詰まった陽気で楽しいワイン!

30分後。
うわ~(*^。^*) 温度が上がってきたら、甘い香りが華やか!
ネロ・ダーボラはあまり飲んだことがないのだが、どこのワイナリーでもこんな香りだろうか?
味も硬さが取れてきて、フルーティなテイストに甘さが加わってきた。
ぺペロンチーニのパスタを食べながら飲んだら、ブドウの甘さがよくわかるだろうなぁ。
休日の昼から大勢でテーブルを囲んで、ワイワイ食事をしながら会話を楽しみたくなるワイン。
南イタリアのからっとした黄色い光が目に浮かぶ、ちょっと懐かしさのある味。
千円ちょいにして、上等なテーブルワインです。

2013年6月5日水曜日

Chateau La Poujade 2009

Chateau La Poujade 2009
生産者/APPELLATION  CAHORS  CONTROLEE
エリア/南仏 Cahors(カオール)
品種/マルベック85%+メルロー15%
輸入元/木下インターナショナル
購入元/品川紀伊國屋
価格/¥1,460(2013.6.4時点の記憶)



「重たいのがお好きですか?」という店員さんに勧められてトライしたワイン。

まず、グラスに注いでビックリ。黒っ!
ラベル裏面の説明にも『黒いワイン』と呼ばれるとあったが、本当に黒かった。
深紅とか、濃い紫とかじゃなく、どす黒いプルーンの色。
私の知るマルベック種の中でも、一番黒いかも。
常温で抜栓したのだが、香りの立ち上がりはそれほどよくない。
グラス内に重た~くたまっている樽の香りの中に鼻を突っ込んでみると、胡椒の香りがしてくる。
なるほど、「Eleve en fut de Chene」ってことは樽熟成なわけね。
口に含んでも重たい感じがするのは、どす黒さを見てしまったからかしら?
でも、しっかりとしていながらも、それほど主張してこないタンニンがあり、重厚。
グイッと飲み込むと、喉奥から酸が立ち上がってくる。
普通のワインだったらきつく感じる酸味だけど、この濃さには尖ってるぐらいの酸じゃないとね。
重たいだけで終わってしまったら、つまらない。

まだまだ味が硬いと感じたので、グラスをグイグイ回して約30分後。
やはり香りに華やかさは出てこないが、樽臭の中から爽快な檜風呂の香りが出てきた(笑)。
ちょっとニッキのようなすっとした香りもある。
だんだん強く表に出てきたタンニンを、香りが落ち着けている感じ。
尖っていた酸味も落ち着いて、荒々しさが取れてきて飲みやすくなる。
丸いながらも強いタンニンと酸のバランスが良い。ねれてる。

重たいワインは好きだけど、ドスコイ系はちょっと・・・という人にはお勧め。
エレガントではあるけど、決して若い子ちゃんの初心さがない。
夏木マリ、岩下志麻・・・いや、晩年の山田五十鈴を飲んでる感じです(笑)。
これで、¥1,500を切っているとは、お安い(*^。^*)

ちなみに、13.5%って書いてあるけど、もっと度数高くない?
結構、酔えるでよ。

P.S.
1時間以上後。
かなり樽臭が立ち上がってきた。
酸味と一緒にブドウの甘味も広がってきて、ベースをタンニンの渋みが支えている感じ。
スゴクいい感じ(^_^)
抜栓してから、ゆく~り起きてくるワインなのね。
俗世を離れている皇太后みたいだわん。

2013年6月3日月曜日

SANTA ALICIA Standard merlot 2012

生産者/Santa Alicia
エリア/チリ(Central Valley @ Maipo)
品種/メルロー
輸入元/木下インターナショナル(株)
購入元/紀伊國屋
価格/¥980(2013.3.7時点の記憶)


Santa Alicia シリーズの中で、スクリューキャップ使用のスタンダード版。
色は、深みのある濃いルビー色。
香りはインキの交じったキャベツの芯(笑)。
フルボディと記されているように、結構、タンニンはしっかり。
冷えているからか、それほどガシッとする強いタンニンではないが、アタックが強い。
熟成したチーズとか、肉料理がほしいかな。
最初にカシスっぽいスッとさわやかな果実味があり、奥からスパイスの香りが追ってくる感じ。
だから、グリーンペッパーのようなスパイス感。
でも、喉元を落ちていくときには、チリワインらしいフルーティなブドウらしい甘さが広がる。
スパイシーだけど甘い。
なんだか懐かしい味。

30分後。
温度が上がるにつれ、ブドウの甘さが柔らかくふわっと広がるようになってきた。
渋みとスパイシーがしっかりしながら、甘さがある。
どこか懐かしい味・・・すでに知っている味の気がする。

翌日。
味が柔らかくなって、甘さとタンニンの渋み、そしてスパイシーなアロマがバランスよくなった。
で、そこで『懐かしい』の感覚が判明。
龍角散だ(笑)!
すっとするスパイシーさがあるが、後味が甘い。
舌の上で、苦さのある甘味が酸味とともに広がるところも、まるで龍角散。
癖になるワインだ。