2013年12月26日木曜日

CATANIA CRIANZA 2008

生産者/V.d.T. Valles de Sadacia
エリア/León, Spain
品種/Tempranillo100%
ランク/D.O.Ribera del Dyero
輸入元/(有)オーケストラ
購入元/(有)オーケストラ
価格/¥1,750(2013.12.21時点)

実はコレ、正価は¥2,500。
ラベルに傷ありで、安くなったものをゲット。
 
冷蔵庫から出した状態で抜栓。
瓶に小汗をかくほど冷やしてしまい、グラスに注げばうっすら雲がかかるほど。
ちょっと冷えすぎか?

色は濃いルビー色。
クランベリーを煮詰めた感じのドロっと凝縮感のある濃さだ。
香り。
グラスからは、いわゆる重たい黒ブドウの香り。
後から、やはり赤いベリー系の香りが追い掛けてくる。
味は・・・んーまだ硬いかなぁ。
とげとげしくはないが、タンニンがごわついている。
酸味もあるがフレッシュ感は弱く、喉元にひっかかるタンニンに負け気味。
ちょっと様子をみることに。

30分後。
緩んできた。
カシスの香りにバニラっぽさが加わってきて、活発に香りが立ち上がってくる。
? クリみたいなほっこりした香りと樹木の香りもあるが、気のせい??
実に元気だ(笑)。
味は、酸味がフワーッと広がるようになった。
華やかさを感じる酸味だ。
ごわついていたタンニンも、サラサラとした穏やかさが出てきている。
ミネラル感も十分にあると思うが、コントレックスぽいぞ。
要するに、まだ硬い。
熟成が深く味が開くのが遅いのと、冷蔵庫で冷やしすぎたからかな。
これは長期戦だ(笑)!

1時間後。
やーーっと素顔を見せてくれました。
熟女って感じの、艶と重たい華やぎのあるワイン。
なんだか、色も少し濃くなった気もする。
甘さを感じさせるバニラ臭を含んだ黒いベリー系の香りを追ってスパイス感がある。
タンニンと酸味のバランスも非常に良くなって、重たいんだけどスムースで軽い。
温度が上がってきたら、ビターチョコみたいなコクも出てきた!
これはウマイぞ!
一口飲むごとに、手練手管にたけたオネーさんにキュッとネクタイ絞られる。
時間はかかるけど、口説くと大人の色香が味わえる。
そんな熟女系ワインです(*^。^*)

2013年12月21日土曜日

Spanish White Guerrilla 2011

生産者/V.d.T. Valles de Sadacia
エリア/Rioja Spain
品種/ゲヴュルツトラミネール100%
ランク/Vino de Mesa
輸入元/(有)オーケストラ
購入元/(有)オーケストラ
価格/¥1,540(2013.12.21時点)
 
 
 ボトルへの年度表示はないが、現行品は2011年らしい。
このシリーズ、赤で有名なリオハで挑戦する白。
なので、ホワイトゲリラなのだが、最近、人気がでてきたので買ってみた。
白は苦手なので、あまりトライしたことのない品種。
本来は、¥2,200だが、ラベル不良にて安く手に入った1本。
 
冷蔵庫にて冷やしてから抜栓。
色は、少しだけ濁ったレモン色。
トロピカルな花の香りがするのだが、ちょっと芳香剤っぽくもある。
一口目、スムース。非常に飲みやすい。
決して甘口ではないが、パインのように口の中でふくらむ香りがある。
ライチっぽい。
白なのに、ピリッとしたスパイス感もある。
ドイツとか北イタリアで使われる種だからか、寒さに耐える白ブドウがイメージできる。
 
30分後。
植物系の香りが入ってきて、やわらかい花の香りがする!
トロピカルな感じは収まってきたかしら。
温度も上がって少しとろみが出てきたが、やっぱりピリッと感は残る。
だらけない。
だけど、口当たりは、なおすべらかに。
そして、空いたグラスにバラの香り!
コレ、香りで飲むワインかも。
ここに気づかないと、飲みやすいからグイ飲みワインになっちゃうかも。
大き目のグラスで香りをたてながら飲むと、こりゃかなりコスパいい。
 
1時間後。
ちょっと甘味を含んだバラの香り。
そして、舌の上でちょっとだけピリッとして、スルッと流れてから広がるライチのような甘味。
おしとやかながら、個性のあるワインです。
 
ちなみに、ボトルの口からひょろっと立ち上がってくる香りはココナッツ系。
はっちゃけたラベルのイメージよりは、ぐっと上品な女性を感じさせる味でした。

2013年11月30日土曜日

QUINTA LAS CABRAS Cabernet Sauvignon 2012

生産者/QUINTA LAS CABRAS
エリア/Chile Cachapal Valleey
品種/Cabernet Sauvignon
ランク/―
輸入元/東亜商事
購入元/セブン・イレブン
価格/¥500(2013.11.29時点)
仕事終了が終電ギリギリ。
スーパーは閉店、飲み屋もL.O.終了。
でも、なんとしてでも飲みたい!
ということで、コンビニで買った1コイン・ワイン。

常温にて抜栓。
色は濃いルビーいろ。ドロっとした感じ。
香りは、よくあるカベルネ臭。
なめし皮のような野性味を感じさせ、追って樽っぽい感じ。
インクと若干カシスのような香りもある。
一口含んでみると、酸味もあるけど、カベルネのタンニンがあまり感じられない。
そして水っぽい。
んー、ちょっと時間置いてみたほうがいいかな^_^;

30分後。
タンニンは弱い。
逆に酸味が際立ってきちゃったよ。
ボトルからはチョコレートっぽい甘さを含んだ香りもするのに、グラスに移すと弱いんだよね。
カシス系の香りに負けてしまう。
そして、水っぽい。
常温抜栓時から大きく変化もなく、一定のテイストを保っている。
逆に考えれば、テーブル・ワインとしては、食事を邪魔しない安定した味ともいえる。
ラザーニャなど、油っこい料理に合わせるとサッパリ感があるかも。

とにかく、悪いとも言えず、良いとも言えず。
でも、1コインなりの味を長くキープしている。
あー、コレ、いったんグイッと冷やしてから変化を追ったほうがいいかな。
ということで出直しワインです。
それにも十分耐えるきがするので、コスパは悪くないよね。


【追記】
翌日。
冷蔵庫から取り出して、再開封。
昨日よりずっと飲みやすくなっている。
ミント臭と若干はっかのような香りもする。
ボトル裏に『チョコレート』の香りもあるように記載があるが、それは感じられないが・・・。
昨日も思ったのだが、微妙に舌の上でサラサラする感じがある。
チョコレートってこれのことかな?
味は、タンニンが顔を出してきていて、酸味が落ち着いてきた。
思ったよりも低い温度のほうが、水っぽさがなくなって飲みやすくなるようだ。
温度、大事だね。

★コレ飲むと頭痛くなる。私には合わないワイン(-_-;)

2013年11月6日水曜日

Chateau Aigues Vives 2003

生産者/Chateau Aigues Vives
エリア/南仏 Gargasson
品種/シラー39%+グルナッシュ29%+ムールヴェードル18%+カリニャン14%
ランク/AOC
輸入元/ローヤル オブ ジャパン
購入元/ふじの
価格/¥1,200 (2013.11.3時点)

2003年という出来のよい年に惹かれて、酒屋のポイントを使って購入。

冷蔵庫から出した、冷えた状態で抜栓。
立てた状態で置いておいたが、コルクにはワインが染みていた。
酒屋で横にして保存していたものと思われるが、コルクの香りが非常に良い。
色は、オレンジから茶に移りつつあるガーネット。
シラーの割合が高いものの、色はグルナッシュ系。
10年寝かせていたので、抜けたことも関係あるか?

抜栓直後の一口。
ヴィンテージを売りにしていただけあり、まず樽の香りが立ち上がってくる。
続いてスパイシーなピリッとした香り。
でも味は酸味が強すぎる。
甘味も感じるが、酸とバラバラになっていてバランスが悪い。
スカッと水っぽくて、まだ硬いな。
ボトルが汗をかくほどに冷えているので、味が開くのに時間がかかると思われる。
2003年だし。
しばらく放置して、様子をみていくことに。

30分後。
ボトルには滝汗が残っており、まだ触って冷たく感じる。
これはスゴイ・・・香りが激変!
はじけるようなスパイス感にあわせて皮の香りも。
グラスいっぱいに、非常にワイルドで意地悪な感じ(笑)が広がっている。
味は、酸味は徐々に落ち着きつつあるものの、まだまだ硬い。
喉を流れていくときに、スパイスの香りがたち、その後に強いタンニンが残る。
これはかなり長丁場で変化を追うことになりそうだ。

50分後。
香りがまたまた変化。
ブラックベリー系の甘味のある濃い香りが広がってくる。
ちょっと香ばしい感じもある。
そこにスパイス感とカシスっぽさが乗ってきて、実に爽やかで活力がある香り!
やっと味にも変化が。
若干だが甘味も出てきた。
糖度のある甘味じゃなくて、樹液のような香ばしさだ。
タンニンも練れて滑らかになり、酸味はまろやかに。
でも、シラーの力強さはしっかりと。

総括。
10年間寝たきりだったわけだから、味が開くには時間がかかる。
適温も選ぶ。
でも、ちゃんとピントを合わせて飲んでみると、かなり力強いワイン。
酸やタンニンなど、いろいろなパーツがぎっしり詰まりながら、バランス良くまとまっている。
だから味もまろやかに。
そこまでの香りの変化を追うだけでもかなり楽しめる。
デキャンタでずぱっといくより、ゆっくりチビチビやったほうが面白いかも。
南仏ワインというより、スペインの気性をもったワインだと思った。
非常にコスパの高いワイン。
ちゃんと保存できれば、もう少し寝かせられるかも。

2013年10月24日木曜日

Le Marquis de Beau Rond Sauvignon Blanc 2012

生産者/Le Marquis de Beau Rond
エリア/南仏 Gargasson
品種/Sauvignon Blanc
ランク/Pays D'oc
輸入元/カーブ・ド・リラックス
購入元/小田急OX 読売ランド前店
価格/¥798 (2013.10.23時点)



 
ある展示会でのオープニングパーティに遅れて参加。
ダラダラするうちにお開きとなり、残ったお寿司をいただいて帰途に。
寿司・・・赤を合わせられず、やむなく苦手な白を閉店前のスーパーで購入。
苦手ゆえ、失敗しても我慢できる安いワインで、安いと言ってもある程度の信頼はほしい。
ということで、輸入元リラックスのPBワインを購入。

常温にて抜栓。
色は薄い黄色。
金色とも思わせる、光沢のある透き通るきれいな黄色だ。
まず、樽の香り。
その後、薄くミント系とたくあんみたいな香りが混じって、なんとなく青臭い。
キャベツの芯みたいな香りだ。
これがいわゆる「猫のオシッコ」?
テイストは、口にふくむとふわっと甘い。
と、思わせて、喉元でキュッと白木の香りで締める感じ。
日本酒でいったら、三千盛の樽酒ぐらいのすっきり感だ。
その余韻が長い。
え? これで¥1,000以下なんて、コスパ良すぎ!

冷やせばもっとすっきり感が味わえるかと、冷蔵庫に30分。
香りは常温時よりも強くなった気がする。
ミントたくあんの、通称「猫のオシッコ」の香り。
そう思ってしまうと、ウチの猫のオシッコに似てる気もする。
植物の腐敗臭よりも、溌剌とした青臭さだ。
ちぎったばかりの野草の茎の香り。
味にも青臭さが際立ってきた。
どことなく懐かしい・・・、そうだ! 子供のころ、授業中に噛んだ鉛筆お尻部分の木の味。
でも、冷やしたところ、とろみとフルーティな甘さが増して、鉛筆味も悪くない。
鉛筆のようなにぎにぎしさを、とろんとした甘味が包み、なんともフルーティ。
コレ、きりっと冷やして辛口フルーティな青臭さを味わうワインみたいね。

ただ、白ワインは赤より防腐剤を使うらしい。
それでかどうか、私は、赤より白が酔いやすい。
たくさん飲めないので、また後日ゆっくり飲めるときに確認してみよう。

しかし、猫のオシッコ・・・慣れてみれば、なかなか芳しい^_^;

2013年9月13日金曜日

GNARLY HEAD Pinot Noir 2011

GNARLY HEAD Pinot Noir 2011
生産者/Delicato Family Vineyards
エリア/California, USA
品種/ピノ・ノワール76%+サンジョベーゼ19%+プティ・シラー・テンプラニーリョ・センチュリオン5%
ランク/full-bodied
輸入元/モトックス
購入元/リラックス
価格/¥1550(2013.9.12時点)
前回、ジンファンデルの出来が非常に良かった作り手。
ピノも悪くないと耳にして、新橋のモトックスで購入。
正直なところ、ピノの酸味が苦手だが、そんなこと言ってちゃ楽しめる幅が狭まってしまう!
ということで、ピノ購入。

冷蔵庫保存。
そのまま冷えた状態で抜栓。
グラスを2つ用意したのは、通常のグラス(右)で酸味が強かったら、ブルゴーニュ用(左)で少し味を落ちつけたいため。
ピノは香りを楽しむワインのはず・・・が、冷えすぎなのかな?
これといった香りがない。
グラスが汗をかくほど冷えているので、難しいかな?
色は、透き通ったルビー色。
味は、硬い。
ピリッとしたスパイス感があるのはシラーも入っているからだろうか。
まだ冷えすぎているからら、スパイス感と、舌に残る酸味が強すぎて味わうには遠いな。
もう少し待ってみよう。
ちなみに、ブルゴーニュのグラスでは、酸味はあるもの刺々しさがなくなってきた。
するーっと爽やかな酸味が流れた後に、スパイス感が舌の奥に残る。

30分後。
おーーー、ブルゴーニュ用グラスにて大きく変化。
通常使用のボルドー用グラスではタンニンが強くなってしまい、のみづらい味に。
グラスをブルゴーニュ用に絞ってみる。
香りは、それほど強くないが、フローラル系の柔らかい香りが出てきた。
併せて赤いベリー系の香りに、追ってスパイスの香り。
味は、軽やか。
爽やかな酸味があるが、同時に角の取れたすべらかなタンニンもある。
最初に感じた収斂味も納まってくると、甘味も感じられる。
これ、ブルゴーニュのピノより飲みやすいかも。
ブルゴーニュのピノが白馬に乗った貴公子からのお迎えだとしたら、
このアメリカのピノはサザンビーチでの一夏の恋って感じ。
青春を感じさせるはつらつしたワイン。

ただし、このブルゴーニュ用グラスがないと、味わいにくいんじゃないかな。
特に、私のようなシラー系好きの人間には。
普通のグラスだと、酸味の刺々しさが先にたってくるので注意。
グラスを用意できないと、人に勧めるのも難しいかもね。

1時間後。
グラスをぐるぐる回して、ワインを延ばすようにして飲む。
樽臭が立ち上がってくる。
さらに、味に香ばしさも加わる。
ボトルは、触って少しひんやりする程度の温度。
ピノ特有の香りは収まってしまった感があるが、味の複雑みは増してきた。
時間を追っての楽しみがあるワインだ。

2013年9月3日火曜日

GNARLY HEAD Zinfandel 2011

GNARLY HEAD Zinfandel 2011
生産者/Delicato Family Vineyards
エリア/California, USA
品種/ジンファンデル85%+プティ・シラー15%
ランク/full-bodied
輸入元/モトックス
購入元/ふじの(多摩区)
価格/¥1600(2013.9.3時点)
以前、同店で購入し美味い! と思ったものの、人気が高く購入できなくなったワイン。
その後、ワインをメインに置くレストラン、ワインバー等でよく見かけるようになった。
テーブル価格帯は¥5,000前後。
そりゃ、この値段だったら美味いよな(-_-;)
諦めかけていたのだが、酒屋店主にネチネチと迫り1本のみ置いてもらったとろこを購入。
その希少な再入荷を購入。
常温にて抜栓。

香りは、まあ最初はなんてことない。
色は、ルビー色。
グラスを回しながら、色を見ているうちに、バニラのような香りが立ち上がってくる。
そうそう、この香りなんだよなぁ。
そして、それに見合った味があるはず。
すでにベストなタイミングの味を知ってるいので、んーーーだが、薄っすら甘い香りがある。
カラメルのような甘さ、もしくは粒状のバニラの香りに近い甘さ。
前回に飲んだのは、確か2009年ものだったかな?
もっとカラメルのような甘さが強かった気がする。
ところが、今回は、そこにスパイシーさが加わっている。
おそらく、シラーの影響?
シラーのテイストを感じて、初めてタンニンに気付くほどで、タンニンは強くない。
甘さの香りはそこそこだが、スパイス感が加わって味を引き締めている。
「OLD VINE ZIN」とラベルにあるが、酸味も活き活きとしていて思ったより若い感じ。
古木というほどではないが、古木のもつブドウの甘さが感じられるワインかな。

総括。
小さな酒屋ゆえ温度管理なども難しいと思うが、この夏に常温管理の店で¥1,600は高すぎかも。
その状況で、2011年を希望価格¥1,800で並べるのはさらに難しい???
ただ、カラメルのような甘さについては捨てがたく、安い価格帯を見つけたら買いのワイン。

さらに、個人的な見解。
ワインはベスト温度で購入しても、いったん冷やしてから温度が立ち上がってくるところを味わったほうがいいかも。
上記のワインも、ちょい冷やしめのほうが美味さが増すような気がします。

【1時間後】
残念ながら、さらに力強いカラメル用の甘さはなかったが、そこそこ甘い感じはあった。
鼻からくる香りにおいては、カラメルのような香りとバニラ臭が強くなった。
実際のテイストでの変化は?・・・今一つ。
レストラン等ではそこそこの値段なので、期待はずれではないかと・・・。
でも年度は必ず選んだほうが良いようですよ。
今回は、ハズレならずとも当たりではありませんでした。
もっと美味いときを飲んだもん!

【翌日】
冷蔵庫から出して、まだ少し冷え気味? って感じのところを飲む。
うわ~、カラメルのような香ばしさ満開!
甘さだけじゃなく、ちょっと苦み走った感じがあるのもナイス。
美味い! 
昨日は、この夏の常温だったようで、味も緩みすぎてた気がする。
やっぱワインは温度が重要なんだな。

2013年8月18日日曜日

ADEGO DO MOLEIRO

CAMPO ARRIBA 2011
生産者/SANTOS&SANTOS
エリア/ポルトガル Lisboa
品種/Syrah40%+Caladoc30%+Aragonez30%
輸入元/モトックス
購入元/ふじの(多摩区)
価格/¥700(2013.8.17時点)
ボトル裏の「コストパフォーマンスに優れた赤ワイン」というコメントで購入。
冷蔵庫から出して、やや常温に戻しつつある状態で抜栓。
色は、温かみのある柔らかいガーネット。
香りは、キャベツの芯のような発酵臭がまず立ち上がってくる。
これ、珍しいかも。
味は、フレッシュでスパイシー。
その中に、ブドウらしい甘さがありジューシー。
んー、でも後味に酸味が残るのは抜栓直後だからか?
タンニンもやや舌に残る。
もうちょっと温度が上がれば、バランスに期待できそうだ。

30分後。
キャベツ芯の香りが消えてきた。
個人的には、この発酵臭好きなので残念。
変わって、ブドウのフルーティな香りが立ち上がってくる。
さらに、カシスの香りが追ってくる。
若干、チョコレートのような香りが見え隠れ。
酸味とタンニンのとげとげしさも落ち着いてきた。
スパイシー感が口に広がりながら、後から甘味が追ってくる感じ。
わずかにバニラのような感じもある。
シラーらしいタンニンの重とスパイシーさは、私好み。
が、酸味が程よく生きているので、テイストは非常にはつらつとしている。
この味の複雑さが¥700って、スゴクね?
確かに、デイリーワインとしては非常にコスパの良いワイン。
これは店で見つけたら即買いですな(笑)。

今回、珍しくポルトガルのワイン。
しかも、あまり聞きなれない品種を使ったもの。
まだまだ勉強することいっぱいあるな。

2013年8月17日土曜日

CAMPO ARRIBA 2011

CAMPO ARRIBA 2011
生産者/Barahonda
エリア/スペイン Campo Arriba地区
品種/Monastrell 75% + Cabernet Sauvignon 25%
ランク/D.O.Yecla
輸入元/モトックス
購入元/ふじの(多摩区)
価格/¥980(2013.8.17時点)
 
夏の甲子園、同郷の高校敗退。
ヤケ酒のつもりで、近所の酒屋で購入。
これがコスパ最高の大当たりワイン(*^。^*)
 
冷蔵庫から出して常温近くまで戻してから抜栓。
色は、深めのガーネット。
フルーティでフレッシュな香りが立ち上がってくる。
口に含むと、赤いベリー系の味と、カラメルがちょっと焦げた感じの香ばしさがある。
抜栓直後だからか、若干、渋みが舌に残る。
それでも美味い!
モナストレル種って、もしかしたら私、初めて?
こんなにフルーティで味わい深い品種とは知らなかった。
 
30分後。
フレッシュさに力強さが加わってくる。
渋みが落ち着いてきて、焦げたカラメル感にブドウらしい甘味も加わる。
酸味も嫌味なく、活発で爽やか。
最初に感じた渋みが、だんだんスパイス感に変わってきた。
表示通り確かにミディアムボディなんだけど、味の複雑さにおいては下手なフル以上。
若々しいブドウのフレッシュ感とほろ苦い香ばしさが同居するワイン。
人で例えたら・・・夏の甲子園を観戦する、甲子園出場経験のある若手サラリーマンて感じ。
俺だって! と鮮明な思い出に浸って熱くなりながら、明日の仕事を考える若い男。
この暑い季節だと、常温よりもちょっと冷やして飲む方が味が引き締まるかな。
キリッとした中にブドウの力強さと甘さを感じることができるワインだと思う。
購入時、ボトルの首に、『驚くべき掘り出し物!!!』というキャッチがぶら下がっていた。
なんとなく、それに騙されてしまえと思って購入したのだが、騙されて正解!
 
 
エチケットのアゲアゲ「↑」マークだが、実は、スペイン語のArriboがその意。
キャップ部分にもアゲアゲマークあり。
これからアゲアゲで行きたいという人に、オススメなワイン。
コレ、店舗で飲んだら¥3,500ぐらいになるんじゃね?
それが¥1,000以下で買えるなんてバッチグー!
 
ちなみに、私、輸入元モトックスさんの最近のセレクトがお気に入りです。
お手頃価格で、かなりいいセンを流してくれます。
今後も楽しみな輸入元ですな(^_^)v


2013年8月10日土曜日

Chateau Vrai Caillou BORDEAUX SUPERIEUR 2006

Chateau Vrai Caillou BORDEAUX SUPERIEUR 2006
生産者/J.J.Mortier(J.J.モルチェ社)
エリア/Médoc, France
品種/Merlot、Cabernet Sauvignon
ランク/Bordeaux Superieur
輸入元/明治屋
購入元/小田急OX
価格/¥1,380(2013.8.9時点)
残業にて深夜近く帰宅。
駅前のスーパーを物色していたところ、2007年の中に1本だけ2006年を発見!
これは買いだ!と、購入。

常温にて抜栓。
揮発臭と一緒に、スパイス感あり。
ただ、揮発性が強いためか、スパイス感もむせる感じになってしまっていた。
色は、エッジに透明感のあるルビー色。
一口目、酸っぱい・・・温度管理に失敗したような残念なお味。
まあ、スーパーで買ったから仕方ないと、酸味をごまかすためにチーズを用意。
なるほど、つまみと一緒なら酸味だけを強烈に感じることもなくなる。
ただ、明治屋から出たのがこの味、しかも2006年となると、だんだん腹立たしさも・・・。

30分経過。
胡椒の香りが強くなってきた。
期待できるか?! ・・・・・・ んーー、ダメですね。
酸味だけが刺々しく立ち上がってくる、非常に残念なワイン。
濃い食事が一緒じゃないと、単品ではとても飲めません。
もとが、とても繊細なできのワインだったのかもしれません。
そこにもってきて温度管理がどこかで大失敗している気がします。
2006年のブドウをこんなワインにしてしまうなんて、もったいない!
それが輸入元の段階か、小売側での失敗かは不明。
ただ、この味は¥1,000以上で売っちゃあ、料理用にするにしても高すぎる気が。
かなり信頼できる店でしか買えないワインでした。
あー、酸っぱい!

【翌日】
やはり、刺々しい酸味がある。
チーズを合わせてごまかし、ごまかし飲む。
口が酸味に慣れてくると、水っぽさが水っぽさが感じられるようになってきた。
酸とタンニンに水を混ぜてバランスくずしたような・・・。
個人的に、これはダメですね。

2013年7月27日土曜日

Frederic Roger COLLECTION SYRAH 2009

Frederic Roger COLLECTION SYRAH 2009
生産者/Frederic Roger
エリア/Le Languedoc, France
品種/SYRAH 100%
格付け/Vin de pays d'Oc (Geographique protegee)
輸入元/東栄貿易(株)
購入元/ふじの(多摩区)
価格/¥950(2013.7.26時点)
ふらっと寄った地元の酒屋で購入。
そのまま、常温で抜栓。
色はガーネット。
樽の香りとともに、キャベツの芯の香りがする(笑)。
生々しい大地の香りという感じの、ビオワインによくある香り。
シラー100だし、これは重めかな? と思いきや、案外サラリとしていて飲みやすい。
酒屋が「ミディアム」と言っていたのも頷ける。
ただねえ、最初、ちょっと埃っぽいのよ。
まあ、それはそれでビオワインの一つの特徴でもあるけど、ちょっとつっかかる。
そこで、カマンベール登場。
口のほうを練れた感じにさせると、実に口当たりがやわらかく、フルーティなワイン!
2009年にして、シラーの重さよりも、ブドウの活き活きとしたフレッシュさを感じる。

30分後、香りはボールペンのような揮発性のものが加わる。
シラーのスパイス感と渋みも強くなってきた。
コクのあるチーズなどと一緒がいいかも。
適度な酸もあり、シラーのスパイス感と重さもあり、そのバランスが良い。
料理と一緒に飲む地酒ワインとしたら、かなり上出来。

以前、ワインはドスコイ系のかなり濃くて渋みの強いものが好きだった。
でも、いろいろ飲むうち、ブドウの特徴それぞれのワインの楽しみ方がわかってきた気がする。
渋みが濃いだけじゃなく、香りがよいとか、カラメルのような甘さがあるとか。
因みに、今回のワインはワインコンクール金賞。
金賞に美味いワイン無しと思っていたけど、地酒というランクを考えると、かなりイイ線いってるワインだと思う。
鶏肉の香草焼きとかラタトューユなど、南仏家庭料理に合わせて飲みたいワインです。


2013年7月22日月曜日

CHATEAU de BIROT 2007

CHATEAU de BIROT 2007
生産者/CHATEAU de BIROT (サン・デジラ社)
エリア/南仏 Premieres Cotes de Bordeaux
品種/Merlot 79% + Cabernet Sauvignon 14% + Cabernet Frane 7%
輸入元/エノテカ
購入元/品川紀伊國屋
価格/¥1,480(2013.6.27時点)
冷蔵庫にてかなり冷やした状態で抜栓。
樽の香りがゆっくり立ち上がってくる。
色は濃いルビー色。
味は・・・ちょっと冷やしすぎてるみたい。
ミネラル感たっぷりドーンなんだけど、まだ硬くてコントレックスみたいになっちゃってる。
ただ、ボルドーらしい、強いメルローであることは確か。

少し温度が上がってくるのを待つ。
だんだん香りがたってきて、樽の香り+インクの香りに変化。
あ、あ、あ、タンニンがドスッと急激に出てきた。
うーん、温度管理に問題あったなぁ。
もっとフランスらしく、エレガントな展開を期待したのに(T_T)。
冷蔵庫から25度ぐらいあるかと思われる夏の部屋に出されたんだから、ワインもビックリだよね。

さらに待つこと30分。
だんだん、カシスと胡椒というボルドー定番の香りになってきた。
その奥からカカオっぽいのがわずかに香るのは、おそらくカベルネ・フランかしら?
微妙に甘さを感じさせながら、さわやか。
タンニンは相変わらず強いけれども、口当たりが丸くシルキー。
カシスの香りがあるからか、フレッシュな感じなんだけど、力強いワイン。
でも、まだ硬いなぁ。
ネット上では、結構イイ味だしてる風なコメントが多いのに・・・。
うちの冷蔵庫で冷やしすぎておかしくしちゃったのかしら?

とりあえず、この味の硬さが明日にこなれることを期待して、今日は持越しします。

2013年7月16日火曜日

ardales TEMPRANILLO 2009

ardales  TEMPRANILLO 2009

生産者/Bodegas Aruspide
エリア/Spain Castilla-La Mancha
品種/Tempranillo 100% ECOCERT(オーガニック認証)
ランク/Vino de la Tierra
輸入元/三国ワイン(株)
購入元/品川紀伊國屋
価格/¥1,180(2013.6時点)

冷蔵庫温度で抜栓。
色は、深いルビー色。
まずはオーク樽の香りがあり、その奥のほうでかわいらしい控えめなバニラの香りがある。
味は、最初は渋みが立ってきて、タンニンの強いが感じられるが、案外、丸い。
カシス系のスッとした酸味も生きているし、最後にちょっと甘味が追い掛けてくる。
フルボディをうたうだけあり、テンプラらしいドッシリ感があり余韻が長い。
オーガニック100%で、この太さは素晴らしい。

30分後。
アラ! バニラの香りが強くなってきたのか、カラメルみたいな香ばしさが出てきた。
口に流し込むとき、若干、皮の財布みたな香りもあって、金運あるのか?(笑)
味は、渋みに加えて喉元で香るスパイス感が加わって、軽快な感じ。
確かにタンニンがドスッと効いているんだけど、その割には重たさが感じさせない。
オーガニックにして、4年寝かせるに足るブドウだけに、かなり力強いワイン。
カモ肉なんかにも合うし、4種のチーズをソースに使ったパスタにも合いそう。



この会社は、ブドウもオーガニックだが、
コルクやラベルの紙質、インクに至るまで
オーガニックにこだわっているとか。

テントウムシのラベルのデザインも、
オーガニックをうたったものだと思う。
ちなみに、この白は、テントウムシが緑になる。

コルクにデザインを入れるなんて心憎い!



1時間後。
バニラよりも、胡椒、グリーンペッパーとボールペンのインクの香りもしてきた。
タンニンの力強さも変わらず。
ブドウの皮の内側をこそげ落としたときの、渋みが活き活きしている感じ。
安いワインは劣化が早いのだが、このワインは劣化が遅い。
特に、常温になってきてから本領発揮している気がする。
いかにもスペイン、ラ・、マンチャの太陽で育った骨太ワインだ。
これもテントウムシ君のお蔭かしらん(笑)。

2013年7月11日木曜日

ERA Syrah Sicilia2011

ERA Syrah Sicilia2011
生産者/アウローラ
エリア/Italia Sicilia
品種/Syrah100%
ランク/ICEA(有機栽培ブドウ使用)認定
輸入元/モトックス
購入元/ふじの(多摩区)
価格/¥980(2013.7.1時点)

私がシラー好きというだけで買ったワイン。
数日、冷蔵庫で冷やしておいて抜栓。
お! 甘い。
もちろん、べたついた甘さではなく、ブドウの甘い香りがあるということ。
実際の芳香は、風邪気味で鼻がきかないこともあり、正直はっきりわからない。
が、スパイシーな香りがあった。
冷えてたいたこともあって強く香らないが、常温に向かう途中ですすけた香りも。
(でも、風邪の鼻はアテにならないが)
舌の上で最初に感じたのは、甘さ。
カラメルを思わせる香ばしさがありながら、スパイシーさで引き締まった甘味が心地よい。
喉を降りていくとき、チョコレートのようなビターな味わいもある。
タンニンはしっかりあるが、フレッシュな甘さに押されている感じで強く感じない。
有機栽培のものは、だいたいブドウの果実味が先に強く出てくるものが多いので、タンニン云々は後回しかも。
シラーだけあって、酸味はあまり感じない。
有機ブドウにしては、かなりしっかりした作りだ。
できることなら、鼻がよく効く風邪完治の状態で飲みたかった。
が、シラーの王道を味わうには十分なワイン。
これで¥1,000切ってるとは、実にすばらしい出来!
しかも、2011でこの味だったら、かなり上出来では。
デイリーものとして、リピです。
風邪で詰まった鼻ですら、喉の奥からスパイシーな香りが強く刺激する力強さがあった。
イタリアだからと、侮るなかれ。
シチリアのゴツイ強さがあるワインです。

2013年6月25日火曜日

Feudo Arancio Cantodoro 2010

Feudo Arancio Cantodoro 2010
生産者/Feudo Arancio
エリア/Italia Sicilia(ラグーザ地区・サンブーカ地区)
品種/Nero  D'Avola 80%+Cabernet Sauvignon20%
格付け/IGT
輸入元/モトックス
購入元/ふじの(多摩区)
価格/¥1,450(2013.6.25時点)
近所の酒屋で思わずラベル買いしたワイン。
顔は、ロミオとジュリエットの愛をうたった楽譜の一部。


そして、シールにも三連符という、イタリアらしい、かわいいこだわりが見えたから。
常温にて抜栓。
色は、紫がかった深いえんじ色。
ガーネットというのが、この色だと思う。
香りは、オーク樽と、プルーンと、ボールペンと、胡椒のようなスパイス(笑)。
要するに、非常に複雑。
とにかく凝縮されている感がある。
フルボディとあるが、味は非常に軽やかでスムースで、ガッツリ重たい気はしない。
酸味もこなれていて、口当たりが柔らかく飲みやすい。
 
30分後、ますますスパイシー!
バリック熟成というだけあって、胡椒系の香りが強くなってきた。
喉元を下りるときギュワッとブドウと黒コショウの味が広がりる。
その後、その味がおさまりながらスパイシーさが残る、余韻の長いワイン。
相変わらずタンニンを強く感じず、さわやかな生きた酸味があるのでジューシー。
 
さらに時間を置くと、かなり凝縮された果実味感が加わってきた。
でも、以前のスパイシー感はずっとキープのまま。
味が変化していくというより、凝縮されていた味が少しずつ顔を出してくる感じ。
シチリア特産ネロ・ダーヴォラが、がっちり力強さが底支えしてるのかな。
できれば、チーズを使ったパスタを合わせたら美味しいだろうな。
レストランでいう、4種のチーズを使ったパスタ(*^。^*)
なお、カラッと晴れた日に表にテーブルを出して遅めのランチを大勢で囲むシチュエーションが非常に似合う。
いかにも南イタリア、シチリアならではのワインだ。
 
イタリアらしい、ドスコイではない、エレガントなフルボディが長く楽しめるワインでした。
 
 
ここのワイナリー、聞き覚えがある・・・。
と、思ったら、以前に紹介した『Nero D'Avola 2011』と同じ生産者だったのね!
 
 
【追記】
翌日もまったく味は衰えず。
かえって、酸味が練れてきた感じで飲みやすい。
香りに、ミント臭が加わった。
スパイシーで、さわやかで、ジューシーで、もう言うことなしのワインになってた(*^。^*)

2013年6月18日火曜日

ALAMOS MALBEC 2011

ALAMOS MALBEC 2011
生産者/Catena
エリア/Algentina Mendoza
品種/Malbec100%
輸入元/(株)ファインズ
購入元/品川紀伊國屋
価格/¥1,180(2013.6.17時点)
常温にて抜栓。
まず、香りで感じたのが胡椒、そして薄っすらミント。
とにかくスパイシーな香りがした。
色は、とても濃いえんじ色。
口に含むと、舌先にフルーツの甘味がくる。
ざらつかないタンニンが、甘さがやわにならないように下支えしてる感じ。
酸味も生きていて、棘がなく、さわやか感を残す程度。
実にバランスのよいワインだ!
2011年にして、こんなに練れたタンニンが楽しめるとは驚き。
軽やかなフルーティさを残しながら、練れたワインの風格を持ちあわせている。
喉元で、僅かに苦みを感じる。
説明にはフルボディとあるが、確かにしっかりしとしたテイスト。
アルゼンチンの標高1,000m以上で、急速に必死にギュギュっと結実したブドウが目に浮かぶ味だ。

ラベルにはアルコール度数13.5%とあるけど、もしかしたら、もちっと高くなってない?
ビン内発酵か?(笑)

時間をおくと、樽のような香りもするが、樽熟成しているかどうかは不明。
ただ、一段とスパイシーな香りが強くなるのは確実。
香りに甘味も加わる。
呑みこんだときに奥から立ち上がってくる苦みがコーヒー豆を噛んだような味に似ている。
グラスの底にわずかに残ったものを見ても、色は黒っぽい濃いえんじ色。
このワイン、立ち上がりが早く、なかなか衰えを見せない、根性のあるワイン。
コスパ良し! リピします。

2013年6月14日金曜日

Bodegas Callia ALTA 2011 Malbec

Bodegas Callia ALTA 2011 Malbec
生産者/Bodegas Callia (Alberto Antonini)
エリア/アルゼンチン San Juan(Valle de Tulum)
品種/Malbec100%
輸入元/モトックス
購入元/リカーショップふじの(多摩区)
価格/¥980(2013.6.14時点)
近所の酒屋でみつけたスクリュー・キャップのワイン。
住宅街の小売でマルベックがあるのも珍しいと購入。
ここのBlogでは¥2,000以下のワインの記録を旨としているが、価格はさらに落ちて¥1,000以下。

マルベック100%をうたっているが、色は黒に非ず。
透明感のあるえんじ色。
抜栓直後は、揮発性の中にちふれ化粧品のような香りを感じた(笑)。
落ち着いてくると、いろいろな香りが立ち上がってくる。
まずはコーヒーの香り → 南蛮漬けのような甘酸っぱい香り → チョコレートの香り。
ただ、ちふれ化粧品の香りはベースに薄く残っている感じ。

味は、最初に感じたのは酸味。
以前飲んだマルベックはタンニンがしっかりしたドスコイ系の味だったが、今回のマルベックは酸味があるフルーティな軽いテイスト。
ちょっと塩気のあるチーズを合わせたら、ブドウの甘味が見えてきた。
んーーー、でも酸味のほうが強いかな。
時間をかけても、味は香りのようには変化してくれない。
酸味が多少落ち着いてくるだけ。
酸味がまさる、気が抜け始めたミディアムボディって感じ。
昔ながらの酒屋さんなので、温度管理が残念だったかな。
でも、ネット評価によっては同年のフルボディ表示もあるので、お値打ちワインであることは確かなようだ。
次回は、このシリーズの中でも、私の好きなシラーを試してみたい。


追伸
翌日、冷蔵庫から出した直後。
どことなく、色も濃くなった気がする。ホントか??
イチゴジャムのようなみっちり濃い色になってきた感じ。
味も、タンニンがしっかり出てきて、酸味だけではないどっしり感がそなわってきた。
ただし、香りは前日のほうが広がりがあった。
ちふれ化粧品の香りはなくなり、ベリー系の涼やかな香りがした。

香りは前日、味は翌日という不思議でちぐはぐなワイン。
温度を調整して飲めば、もっと上手に味も香りも引き出せるかも。

2013年6月8日土曜日

Nero D'Avola 2011

Nero  D'Avola  2011
生産者/FEUDO ARANCIO
エリア/Italia Sicilia
品種/Nero  D'Avola  100%
輸入元/モトックス
購入元/品川紀伊國屋
価格/¥1,180(2013.6.4時点)


あ~、これはイタリアらしいワイン。
採れたてのブドウをキュキュッと絞って「召し上がれ!」って言われてる感じ。

冷蔵庫で冷やした状態から抜栓。
色は、透き通るえんじ色。
濃い色だけど、透明感があるのよね。
香りは、カシスの酸味を感じた後、イチゴジャムに変化。
そのイチゴジャムの上にちょいと胡椒のようなスパイス感もあり、2層の香りって感じ。
一口目。
爽やか!
軽やかな生きている酸味とフルーティさがバランスよく、舌の上を転がっていく。
ミディアムボディと記載されていたが、確かにタンニンは強く感じない。
でも、後から舌にしっかり残るから、決してタンニンが弱いワインじゃない。
ネロ・ダーボラの甘いタンニンだからかな。
若いワインの良さが詰まった陽気で楽しいワイン!

30分後。
うわ~(*^。^*) 温度が上がってきたら、甘い香りが華やか!
ネロ・ダーボラはあまり飲んだことがないのだが、どこのワイナリーでもこんな香りだろうか?
味も硬さが取れてきて、フルーティなテイストに甘さが加わってきた。
ぺペロンチーニのパスタを食べながら飲んだら、ブドウの甘さがよくわかるだろうなぁ。
休日の昼から大勢でテーブルを囲んで、ワイワイ食事をしながら会話を楽しみたくなるワイン。
南イタリアのからっとした黄色い光が目に浮かぶ、ちょっと懐かしさのある味。
千円ちょいにして、上等なテーブルワインです。

2013年6月5日水曜日

Chateau La Poujade 2009

Chateau La Poujade 2009
生産者/APPELLATION  CAHORS  CONTROLEE
エリア/南仏 Cahors(カオール)
品種/マルベック85%+メルロー15%
輸入元/木下インターナショナル
購入元/品川紀伊國屋
価格/¥1,460(2013.6.4時点の記憶)



「重たいのがお好きですか?」という店員さんに勧められてトライしたワイン。

まず、グラスに注いでビックリ。黒っ!
ラベル裏面の説明にも『黒いワイン』と呼ばれるとあったが、本当に黒かった。
深紅とか、濃い紫とかじゃなく、どす黒いプルーンの色。
私の知るマルベック種の中でも、一番黒いかも。
常温で抜栓したのだが、香りの立ち上がりはそれほどよくない。
グラス内に重た~くたまっている樽の香りの中に鼻を突っ込んでみると、胡椒の香りがしてくる。
なるほど、「Eleve en fut de Chene」ってことは樽熟成なわけね。
口に含んでも重たい感じがするのは、どす黒さを見てしまったからかしら?
でも、しっかりとしていながらも、それほど主張してこないタンニンがあり、重厚。
グイッと飲み込むと、喉奥から酸が立ち上がってくる。
普通のワインだったらきつく感じる酸味だけど、この濃さには尖ってるぐらいの酸じゃないとね。
重たいだけで終わってしまったら、つまらない。

まだまだ味が硬いと感じたので、グラスをグイグイ回して約30分後。
やはり香りに華やかさは出てこないが、樽臭の中から爽快な檜風呂の香りが出てきた(笑)。
ちょっとニッキのようなすっとした香りもある。
だんだん強く表に出てきたタンニンを、香りが落ち着けている感じ。
尖っていた酸味も落ち着いて、荒々しさが取れてきて飲みやすくなる。
丸いながらも強いタンニンと酸のバランスが良い。ねれてる。

重たいワインは好きだけど、ドスコイ系はちょっと・・・という人にはお勧め。
エレガントではあるけど、決して若い子ちゃんの初心さがない。
夏木マリ、岩下志麻・・・いや、晩年の山田五十鈴を飲んでる感じです(笑)。
これで、¥1,500を切っているとは、お安い(*^。^*)

ちなみに、13.5%って書いてあるけど、もっと度数高くない?
結構、酔えるでよ。

P.S.
1時間以上後。
かなり樽臭が立ち上がってきた。
酸味と一緒にブドウの甘味も広がってきて、ベースをタンニンの渋みが支えている感じ。
スゴクいい感じ(^_^)
抜栓してから、ゆく~り起きてくるワインなのね。
俗世を離れている皇太后みたいだわん。

2013年6月3日月曜日

SANTA ALICIA Standard merlot 2012

生産者/Santa Alicia
エリア/チリ(Central Valley @ Maipo)
品種/メルロー
輸入元/木下インターナショナル(株)
購入元/紀伊國屋
価格/¥980(2013.3.7時点の記憶)


Santa Alicia シリーズの中で、スクリューキャップ使用のスタンダード版。
色は、深みのある濃いルビー色。
香りはインキの交じったキャベツの芯(笑)。
フルボディと記されているように、結構、タンニンはしっかり。
冷えているからか、それほどガシッとする強いタンニンではないが、アタックが強い。
熟成したチーズとか、肉料理がほしいかな。
最初にカシスっぽいスッとさわやかな果実味があり、奥からスパイスの香りが追ってくる感じ。
だから、グリーンペッパーのようなスパイス感。
でも、喉元を落ちていくときには、チリワインらしいフルーティなブドウらしい甘さが広がる。
スパイシーだけど甘い。
なんだか懐かしい味。

30分後。
温度が上がるにつれ、ブドウの甘さが柔らかくふわっと広がるようになってきた。
渋みとスパイシーがしっかりしながら、甘さがある。
どこか懐かしい味・・・すでに知っている味の気がする。

翌日。
味が柔らかくなって、甘さとタンニンの渋み、そしてスパイシーなアロマがバランスよくなった。
で、そこで『懐かしい』の感覚が判明。
龍角散だ(笑)!
すっとするスパイシーさがあるが、後味が甘い。
舌の上で、苦さのある甘味が酸味とともに広がるところも、まるで龍角散。
癖になるワインだ。

2013年5月23日木曜日

Jacob's Creek Shiraz Cabernet Vintage 2010

生産者/Jacob's Creek
エリア/オーストラリア(Barossa Valley)
品種/シラー・カベルネ
輸入元/ベルノ・リカール・ジャパン(株)
購入元/小田急OX
価格/¥986(2013.4.30時点)



オーストラリアのデイリーワイン。
冷えた状態から常温に向かっているところで抜栓。

色は、濃い真紅。
まず、シラーのスパイシーな香りが立ち上がってきて後、口の中では野菜の腐敗臭とオーク樽の香りが追ってくる。
タンニンはあるが、角の取れたスムースな口当たりだ。
酸味もあるが、さわやか。
シラーのスパイス感を後押しする、アクセント的な酸味だ。
酸味に口が慣れてくると、ブドウの甘味もわずかに感じられる。

バロッサ・バレーというブドウには歴史あるエリアだからか、はたまた、ワイナリーの主力商品だからか?
おそらく配分はシラーが主体のはずで、味は全体的にどっかり。
華やかさはないものの、時間が経過してもスパイシーなテイストだった。
3日程度は持ちこたえると思われる。
コスパ、かなり良し。
ただ、小売での¥1,000を切った価格は珍しく、通常は¥1,000を若干でた価格で扱われているようだ。

2013年3月31日日曜日

Marquis de Beau Rond Merlot

生産者/LE marquis de beau rond
エリア/南仏 Languedoc-Roussillon(ランドック・ルーション)
品種/メルロー100%
ランク/Pays D oc
輸入元/カーブ・ド・リラックス
購入元/小田急OX 読売ランド前店
価格/¥698 (2013.3.29時点)

 

最初に揮発性のマジックの臭いが若干。
その後、カシスっぽい香りが柔らかく広がる。
酸とバランスがとれたソフトなタンニンでスルスル飲めちゃう。
ブドウらしい甘みもあり、わずかなスパイス感もあり、飽きのこない味。

ワインとしての個性は薄いかもしれないが、すべてにおいてバランスが良い。
でも、メルローの味と香りはしっかりある。
おそらく、誰とも敵にならず、みんなと仲良くできるワインなんだと思う。
でも、この値段を考えたら、ものすごく立派なデイリーワイン。
当たり年だったら、まとめ買いめしてもいいかも。

実は、このワインは、カーブ・ド・リラックスのPBブランド。
シリーズには、メルローに限らず、シラーやカベルネ、シャルドネなど、いろいろ出ている。
本店は虎の門近くにあり、仕事で近くまで行くときには必ず立ち寄るお店。
店頭で見た感じでは、第三世界に強いイメージがあった。
味も、スムースさよりは、タンニンしっかりのガッツリ系がずらりと並んでいた。
他のものも全体的にパンチの強いものが多かった気がする。
ところが、こんなにスルリと飲めるワインを作ってしまうなんて。

イタリアに留学していたときに、こんなワインをコープで買って飲んでたな。


酒屋の閉店後、どうしてもワインが飲みたくてスーパー買いをすることになったとき、私は輸入元で選ぶようにしている。
ちなみに、私が信用している輸入元は下記。

リラックス
明治屋
国分
モトックス

ここらへんなら、¥1,000台でも十分いけると思っている。

2013年3月15日金曜日

Don DIEGO ESCOLANO Gran Reserva 2005

生産者/Convinca.S.Coop.
エリア/España Cariñena
品種/シラー45% メルロー40% テンプラニーリョ15%
ランク/D.O.Cariñena
購入元/品川紀伊國屋
価格/¥1,260(2013.3.8時点)

 
 
これは良い!
個人的に私の好きなお味だな。
まず、香り。
オーク樽のドスッと重たい香りと一緒に、泥っぽいきなくささみたいな香りが立ち上がってきた。
わかりやすいところで、古いお宅の押入れの臭い(笑)。
2005年だもんね。
長いこと寝てたんだから、押入れみたいな香りになるさ。
ちょっと揮発性の香りもある。
ところがしばらくすると、その中から、ココアのようなバニラのような、そんな甘さが漂ってくる。
灼熱のスペインの大地で凝縮された濃いブドウの実。
そんな想像をさせる香りが、ゆっくり広がってくる。
 
で、味。
お店のコメントに『フルボディ』とあったが、確かにしっかり重い。
でも、角のない丸みのあるタンニンなので、重さのわりには口当たりが柔らかく感じる。
酸も生きているので、軽やかさもありスムース。
抜栓してしばらくすると、甘い香りとともにブドウの甘さが立ち上がってくる感じ。
バニラっぽい香りがあるからかな? 香ばしくなる感じもする。
喉元を降りていくときにスパイス感もあって楽しい。
ただ、ここに至るまでちょっと時間がかかった。
抜栓して、風呂入って、つまみ作って、それから飲むぐらいに時間持たせたほうがいいみたい。

で、翌日。
あれだけ華やかに開いた香りとお味は、ちょっとしょぼくなってた。
数日かけて1人で飲むより、タイミングあわせて、数人で一気に飲みきったほうがいい気がする。
でも、コレ、温度にも気を使って飲めば、2日目もうまくいかないかな?
そんな期待をさせるワイン。
コレ、すごいコスパいい。リピするぞ!

2013年3月10日日曜日

「S」 La Syrah 2009 (ローヌ)

ワインの日記を、自分の覚書用に作ってみようと思う。
自分の身の丈に合わせて、¥2,000以下のデイリーワインを記録。
後々の参考になると嬉しい。

S La Syrah 2009
生産者/Saint-Desirat(サン・デジラ社)
エリア/南仏 Côtes du Rhône(コート・デ・ローヌ)
品種/シラー100%
ランク/Vin de pays
輸入元/木下インターナショナル
購入元/品川紀伊國屋
価格/¥1,080(2013.3.8時点)



時々お世話になる制作プロダクションへの通勤経路でもある品川駅、高輪口。
あれ?
ふと見ると、それまで成城石井だった店が、紀伊國屋に入れ替わっていた。
入ってすぐが酒類コーナー。
さっそく品ぞろえをチェック!
多少ワインを知ったところで庶民の安ワイン。
紀伊國屋だから無理かな? と思ったら、思ったより購入しやすい価格帯で揃えてある。

シラー好きの私が気になって購入したのが、今回の「S」。
シラー100%は、珍しくはないが、そういつでも見るものでもない。
ローヌ地方も久しぶりだし、さてお味は?
まず、抜栓すぐの1杯目。
香りは、発酵をイメージさせる、キャベツの芯みたい。
強いというほどではないが、最初に酸味。
そして、少し舌に残るタンニン。
バランス的にはどちらが勝るわけでもないが、まとまってない?
まあ、¥1,000ちょいですからね^_^;

ちょっと酸味を抑えてみるかと、ブルゴーニュグラスに変更。

 確かに、酸味は抑えられた。
でも、なんか特徴全体も弱くなったっつー感じかなぁ。

しばし、ブルゴーニュグラスで試してから、再び通常のボルドーグラスに戻ったら・・・。

あらぁ? タンニンも落ち着いてきて、少し甘味が出てきたぁ(*^。^*)
酸のとげとげしさもなくなってきた。
でも、シラーのスパイス感はあるから、ミディアムながら肉系にあうテーブルワインでしょうか。

ということで・・・
しばらく空気に触れさせてからが、よいみたい。
抜栓後に安定していくワインです。
香りは、スパイシーna
キャベツの芯(笑)。
軽めですが、シラーゆえにタンニンはしっかり、そして少しスパイス感あり。
財布にやさしい、日常的に楽しめる「地酒」としては上出来!

本日のアテ。
アンチョビ・クリームチーズのオレガノ風味(冷蔵庫のありものツマミ)


【追記1】
時間が経つうちに、味は角が取れて練れてくる。
が、スパイシーさが立ち上がってきた。いいぞ!

【追記2】
翌日は、非常にバランスが良くなった。
酸も生きているし、タンニンも荒ぶることなく丸い。
この安さで、この味なら、かなりコスパよし!