2019年4月18日木曜日

Dominio de Heredia RIOHA 2015

生産者/Bodegas Altanza
エリア/Rioja, Spain
品種/Tempranillo  100%
ランク/D.O.C.
輸入元/(株)田地商店
購入元/信濃屋
価格/¥1,510

久しぶりに信濃屋でワイン。
そして、久しぶりにリオハ。
店員さんに、飲んだ?と聞いたら、
「私は果実味があって好きです」との答えで、期待を込めて購入。

常温抜栓。
色、赤の強いガーネット系。
薄くジャムの香り、スモーキーな香り、スパイス感。
口に含むと、果実味が乱暴に立ち上がるが、短い。
追って酸味。
タンニンはそれほど感じない。
まだ味にまとまりがない。
もうちょっと時間が必要かも。

30分後。
あんま変わらないな、とグラスを回したら・・・
強いバニラ香。好き!
樽かな? スモーキーな香りの中にスッとする樹木のニュアンスもある。
相変わらず、酸味は元気いっぱい。
甘味はそれほど強く広がらず、まろやか。
相変わらずタンニンはあまり顔を出さない。
アタックが強くないので、するする飲めちゃう。
甘味を追いやった酸味が、長い余韻を作る。
2015年なんだし、もうちょっと果実味が頑張れないかなぁ。
また、しばらく変化を追う。

1時間後。
甘さが顔を出してきた。
アテを塩気があるものに変更したからかな?
おとなしめだが、野太い果実味感がある。
酸味とのバランスもとれてきた。
これ、もしかしたら、もうちょっと時間かけてひらくワイン??
ということで、今回はさらに待つことに。
(待つうちに無くなっちゃうんじゃ・・・)

1時間30分後。
香りは、赤いベリー系ジャム。
スモーキーさは収まって、甘さの裏でスパイス感がある。
甘さと酸味がよいバランスをとってきた。
僅かにタンニンも感じるが、角の取れた丸いタンニン。
余韻は、甘さと酸味が相まって香ばしさとなって、酸味が後追いする感じ。
長い。


総じて・・・・・
光った個性はないけど、奥さんにしたら良いワイン。
正直、目立った特徴はありません。
でも、出来がよくて敵を作らない。
中学生のとき、目立たないけど悪くない成績とってた女子って感じです。
味の要素のバランスをとるまでに、抜栓から少し時間がかかります。
でも、うまく収まると非常に飲みやすい。
活性化した酸味が良い仕事をしてくれるので、料理も合わせやすい。
こってりしたトマトソースや、塩気の強いチーズもOK。
単品で飲むより、料理に合わせて活きるワインです。
しかも、合わせる料理は幅広い。
結婚したら、良い奥さんになったなぁ、みたいな落ち着くワインでした。

2019年3月15日金曜日

Casa Castillo Monastrell 2015

生産者/Vigneti Zabu
エリア/Sicilia, Italia
品種/Nero d'Avola  100%
ランク/D.O.C.
輸入元/(株)稲葉
購入元/一里屋
価格/¥1,840(いつも通りおまけしてくれた)
いつもの酒屋さんで発見。
画像を見てわかるように、グラスが変更になった。
リーデル割ったから(笑)。
半年ほど毎日のように使っていると、どうやらステムにストレスが溜まるらしい。
洗って拭いていたら、力をいれたわけじゃないのにステムが折れた。
ボールは落ちたはずみで割れた。
だいたい、半年に1度は割る。
思い切って、国際ソムリエ協会御用達のシェフ&ソムリエにした。


常温抜栓。
深い紫がかったルビー色。
赤い酸味のあるベリー系の香り。
さらに、樽香、バニラのような甘い香りも。
味は、少しまずはタンニン。
酸味と、その奥で香ばしい感じもする。
この香ばしさは果実味だろうか?
ただ、味の要素がバラバラ。
酸味とタンニンが長い余韻を作るが、これまたバラバラ。
変化を追う。

30分後。
樽香が強くなってきた。
スパイスの香り、薄くバラの香りも。
味も、ピリピリ感が強く出ている。
タンニンは丸くなってスムーズに。
酸味が練れてきてフレッシュな口当たりになってきた。
そこに赤いベリー系のテイストがあり、喉元でビターチョコの感じ。
味に複雑味が出てきて面白い。
個人的には、もう少し酸味とタンニンがバランスを取ってくれたらいいのだが。
さらに変化を追う。

1時間後。
香りに墨汁のようなアルコール臭が強くなった。
え? 今頃??
味は、酸味の後の香ばしさ。
そして、後からのビターチョコのニュアンスとココアの感じ。
骨太さを残しながらも角の取れたバランスを見せる。
ただ、2015年の割には甘味が抑えられている感じがある。
これは作り手さんの方針かしら?


総じて……
クランベリーでくるんだココアパウダーのワイン。
けっこう酸味がしっかり。
タンニンもしっかり。
それらが時間とともにゆっくり馴染んでくるというワインです。
果実味感の甘味もある。
だけど、ココアのビター感と収斂性もある。
そんなワインでした。
合わせる料理は、脂の強い肉もOKかと。
¥2,000切ってこの骨太さは買いかと。
ただ、個人的には酸味がもうちょっと弱くてもよいかな。
てか、甘味がもうちょっと主張してもよいかと。
そうなったら¥2,000以上になっちゃうかな(笑)

2019年2月23日土曜日

CHIANTARI Nero d’Avola 2017

生産者/Vigneti Zabu
エリア/Sicilia, Italia
品種/Nero d'Avola  100%
ランク/D.O.C.
輸入元/(株)稲葉
購入元/一里屋
価格/¥1,700(いつも通りおまけしてくれた)


お世話になっている酒屋さん。
真っ先に、こんなのは? と薦められたのがコレ。
「ただ、甘いんです。2015年以降、みんなそんな感じになっちゃって」
とのこと。
月の満ち欠けをあしらったラベルもおしゃれ。
ジャケ買いして、試してみましょう。


常温で抜栓。
きれいなルビー色。
プラムとかプルーンとかの香りがする。
味は、第一印象、甘い。
でも酸味が活性化しているので、煮詰めた甘さではなく、さらっとした果実味感。
サラサラとしていて、悪く言えば水っぽい。
後味のほうが複雑。
喉元でビターチョコのような感じもあるし、ハーブ感もある。
タンニンも余韻で感じる。
展開が楽しみ。


30分後。
香りはそれほど強くならない。
味は甘い。ずっと甘味が続いている。
酸味もゆったり落ち着きつつあり、のど越しに香ばしさを感じる。
だが、穏やかな酸味とはいえ、まだまだ底力があるのか、やっぱりスルスル。
正直、飲みやすすぎるかも。
だが、後味はさらに複雑になった。
クローブのようなハーブ、タンニンもしっかり。


1時間後。
香りに樽香が出てきた。
プラムのような酸味を含んだジャムの香りも。
今頃?なのか、満を持してなのかはわからないが、熟成を感じる。
味にも、スパイス感が出てきた。
甘さを締めてきて、ダレない。
飲みごしに、軽く苦みを残して去っていく。
口当たりは、相変わらずスルスルだけど、後味は長く複雑。
ビターチョコのサラサラ感、抹茶の後味感はタンニンだろうか?
甘いだけでは終わらない仕事を見せる。




総じて・・・・・・
上善如水その後の大仕事、的なワイン。
口当たりは本当にサラリ。
活性化した酸味が軽やかです。
だけど、後味に複雑さを残すので、ついつい後追いしてしまう。
ずっと甘味は続きますが、2015年のような高濃度な糖度ではない。
しばらくすると、スパイス感が出てきて甘いだけじゃないんだよ的な顔を見せる。
アルコール度数13.5%ってあるけど、もうちょっといってない?
酒としての飲みごたえもある。
酸味が生き生きしているので、合わせる料理も幅広いはず。
個人的には、最初のスルスル感はなぁ・・・・・・。
でも、全体的な味のまとめ方がバランスよく上品なので、テーブルワインとしては上出来。
値段を考えると、かなりコスパがいいワインだと思いました。

MIRAL Rosso Organic 2017

生産者/CANTINA FINA VINI
エリア/Sicilia, Italia
品種/Nero d'Avola  50%, Syrah 50%
ランク/I.G.P.
輸入元/(株) ローヤルオブジャパン
購入元/信濃屋(北千住・丸井)
価格/¥1,274


仕事帰り、遠距離通勤先では酒屋が閉まってしまうだろう。
そう思って、経由地の信濃屋で、以前から気になっていたワインをゲット。
「コスパが良い、No.1」とうたっていたからだ。
さて、どんなもんかな?


色は紫がかったルビー。
プルーンの香りがする。
最初に、濃くて柔らかい果実味があり、すぐに酸味が広がる。
少し温度が高かったかな?
嫌味ではないが、酸味の主張が強い。
ふわーっと広がる酸味が過ぎ去ると、ゆっくりタンニンが顔を出す。
が、それもそんなに強くない。
最期に香ばしさをチラ見せして、余韻は淡い果実味感。
変化を追う。


30分後。
香りには大きな変化はない。
プルーンと、わずかに赤いベリー系のジャムの香り。
松の実? みたいな香りもあるような?ないような?
酸味が落ち着いてきた。
その分、タンニンが顔をだしてきたかな。
収斂性もある。
果実味もあるが、それを酸味がくるんで流し込むという感じ。
やっとバランスがとれてき、香ばしさも感じる。
タンニンも丸くなってとても穏やかな味だ。
もう少し様子をみる。


1時間後。
香りは、ジャミーに。
とろんとした果実味が強くなった。
酸味は感じるが、それほど主張せずおだやか。
タンニンも決して弱くはないが、角がとれてまろやか。
余韻のベースはタンニン。




総じて・・・・・・
ミディアムボディとしたら、かなりコスパよいかも。
酸味もあるので、合わせる料理も幅広いと思います。
おそらくホームパーティだったら、スタートから締めまでオールマイティに使えるはず。


ただ、単品で楽しむほど個性派でもない。
個人的には、むぅ??という感じでした。
対峙して訴えてくるものがなかった。
ミディアムで味もぼんやりしていて、もの足りなさがある。
でも、これが千円台前半だと聞けば、確かにコスパは悪くない。
パーティとかに覚えておこうかな。

2019年2月8日金曜日

Cantalupi Riserva Conti Zecca 2013

生産者/Azienda Agricola Conti Zecca
エリア/Salice Salentino, Italia
品種/Negroamaro 75%, Marvasia Nera 10%, Cabernet Sauvignon 10%, Motepulutiano5%
ランク/ ―
輸入元/(株)モトックス
購入元/一里屋
価格/¥2,000(おまけしてくれた)


馴染みの酒屋さんにて購入。
ここのとろこ2015年をよく飲んでいたが、見れば2013年。
「甘味があって美味しかった」とのことで、即買い。

常温にて抜栓。
ちょっと温度高めかな? というくらいの常温。
色はエッジはガーネット系だが、ボディはかなり深い赤。
香りの立ち上がりが非常によい。
ベリー系のジャミーな濃い香りが鼻をついてくる。
かすかに樽香もある。
一口目は、さわやかな酸味。
収斂も感じられるし、まろやかなタンニンもある。
酸味が活性化していて、余韻も長い。
2013年にして、抜栓してこの展開は時間での変化を期待したい。

30分後。
ぐいぐい立ち上がっていたジャミーな香りが落ち着いてきて、樽香がやんわり。
ちょっとビターチョコのニュアンスも感じられる。
味は、酸味がぐっと落ち着いてきた。
女子高生が卒業手前の女子大生になった感じ。
活発だけど、もう無鉄砲ではないという雰囲気に。

まろっこい甘味がふんわり広がる。
タンニンは香ばしさを醸し出してきた。
でも、酸味がさらりと流し込んで、余韻で香りを楽しむ。
非常にエレガントだ。

1時間後。
香りはジャム系がしぼんできたが……
味は、赤いベリー系のジャムのようなニュアンス全開。
甘味、というより香ばしさが強くなってきた。
香ばしさが暴走しないようなタンニンもある。
が、酸味のバランスが絶妙で苦々しくない。
これだけ甘味を引っ張りながら、後味は酸味でサラリ。
ふわーっと余韻が長い。

総じて・・・・・・・
女の一生的なワイン(笑)。
最初は女子高生のような能天気なかしましさから、1時間経ったら大人の女に変化。
大人ってもオババじゃなくて、エレガントな女性に。
だから、華やかに広げた後のお片付けもしっかりしたワインです
香ばしさを強く印象づけながら、全多的なバランスを損なわない。
当たりの軽やかさはずっと変わらないけど、時間がたつとちょっと爪痕を残します。
タンニンがそこそこ「忘れないでね」的な主張をしてくる。
でも、酸味でスッキリ。
抜栓時が適温だったこともあったのか、変化が速かったです。
ゆーっくりタンニンが顔を出してきて、最後は流し目でサインを送られてるような感じ。
料理は、それほど重くないもの、ピザとかパスタ系でもOKかな。
常に飲む側に、えーーー?っと追いかけさせる。
そんなワインでした。
コスパ、いいと思います。
年度によっては、甘味に強弱が出るかも。
これから2015年が出てくるだろうけど、どんな甘さになったか楽しみです。

2019年1月26日土曜日

Primo Rosso Veneto 2016

生産者/Luigi Righetti
エリア/Veneto, Italia
品種/Corvina 50%, Rondinella 20%, Cabernet Sauvignon 15%, Merlot15%
ランク/ ―
輸入元/(株)モトックス
購入元/一里屋
価格/¥1,800(おまけしてくれた)


いつもの酒屋さんで購入。
先週末に美味しかったとの評を聞いていたので。
貼り付けてあったコメントをはがしたときに、ラベルが一部取れてしまったのはご愛敬。


常温、おそらく適温近くで抜栓。
色は、紫がかったガーネット系。
香りはそれほど強くない。
生木のような香りと、ほんのわずかに胡椒の香り。
ひとくち目、非常にフレッシュ。
タンニンは弱く、酸味もあるがとても柔らか。
果実味が強く、赤いべりー系のさわやかな甘さも感じられる。
抜栓してすぐに、この開放感と軽やかな果実味は期待大だ。


30分後。
香り・・・あ、干しブドウ。
そう、そう! 干しブドウの香りですよ。
土っぽいというか、埃っぽいというか。
あの、小さな干しブドウの香りがする。
味は、酸味が生き生きとしてきた。
赤いベリー系だったのが、プルーンのような感じに変化。
甘さも強くなってきたのだが、酸味とのバランスがよく、べたつかず、尖らず。
余韻は、酸味が香ばしさが酸味で口いっぱいに広がってきて、それが長い。
後味もよい。


1時間後。
香ばしさ、ダントツ。
ぐりぐり香ばしさがたってきた。
が、それを上手に酸味がコントロール。
香ばしさ一辺倒にならず、果実味として楽しめるようにちょうどよく収めてくれている。
そして余韻の長いこと。




総じて・・・・・・
非常にリッチ感のあるワイン。
最初がサラリ、スルスルだったので、後からの香ばしさは驚きに近い。
酸味生き生きなので、最初は肉やこってり料理と合わせてGood。
でも、時間が経過してからの香ばしさを追うなら、食後に濃いめのチーズぐらいでもGood。
食事の展開に寄り添ってずっと楽しめるワインだと思います。
香りは立ち上がりはよくなく、最初は干しブドウ。
香ばしさが出てきたところで、やっと香りが開いて樽香とベリー系が弱く香る程度。
それも含めて、常温抜栓で30分後、冷えたところで保管だったら1時間後が楽しみどころかな。
そこまで待つと、かなりのお得感を味わえます(笑)。
余韻をかみしめていると、酸味がすべてを支配していることを実感。


しばらく、2015年の甘味の凝縮感に慣れてしまっていた。
でも、あらためて酸味がポイントであることに気づかせてもらったワイン。

2018年12月28日金曜日

Mendoza Malbec Clasico 2016

生産者/Altos Las Hormigas
エリア/Mendoza, Argentine
品種/Malbec 100%
ランク/ ―
輸入元/(株)モトックス
購入元/一里屋
価格/¥1,500(おまけしてくれた)






近所の酒屋さん。
「賞をとったワインで美味しかった」とのこと。
私の好みを掌握している酒屋さんですから、即買いです。
今年の飲み納めワインになります。


常温、でも室温より低めで抜栓。
色は、エッジまでしっかりルビー系。
香りはそれほど強く立ち上がってこない。
若干、樹木のような感じあり。
味の第一印象は、まろやか。
最初に、柔らかく果実味を感じる。
タンニンも感じるが、とんがっていない。
酸味も、赤いベリー系のニュアンスで突っかかってこない。
胡椒のようなスパイス感のある余韻が長い。
さて、どう変化していくのか。


30分後。
かなりスパイシーな香りが立ち上がってきた。
赤いベリー系のさわやかな香りも。
タンニンがしっかりしてきたが、酸味の軽やかさで重さがない。
収斂性があり、さらさらとしたココアのような粒子感じもある。
余韻は、そのココア感の上に広がるさわやかな酸味。
マルベックだけど、甘さはそれほど感じない。
まだ変わるかな?


1時間後。
香りはスパイス感が中心に。
ふわっと樹木の香りも。
テイストは、力強くフレッシュな酸味が第一。
追って、タンニンと香ばしい果実味感。
赤いベリー系のさわやかさがある。
余韻は、タンニンとスパイス感が、ココアパウダーのように酸味で広がる。




総じて・・・・・・
非常にフレッシュで力強く、意外なマルベック。
マルベックの甘味とか、アルゼンチンの濃さを期待するとちょっと違う。
もっと上品に練れた感じにまとまっています。
酸味がこんなに生き生きしているのに、出すぎないという、絶妙なバランス。
ココアのような舌ざわりがあるのに、スルスルと飲みやすい。
小技が利いたワインだと思いました。
それを、物足りない人もいれば、サプライズと思う人もいるはず。
肉系でもいけますが、カルボナーラのようなまったりしたものもナイスだと思う。

2018年12月4日火曜日

Ironstone Zinfandel 2016

生産者/Ironstone Vineyards
エリア/LODI California, America
品種/Zinfandel 92%, Petite Sirah 8%
ランク/ ―
輸入元/(株)モトックス
購入元/一里屋
価格/¥1,800(おまけしてくれた)




大学病院での精密検査後のワイン。
いつもの酒屋さんに薦められたジンファンデル。
「一度、味が落ちた感じがあったけど、復活したようで取ってみました」とのこと。
ジンファンデル大好き派ですから、もちろんトライしてみます!


冷蔵庫で冷やしてから抜栓。
香りはあまりたたない。
若干、スミレ?的なフローラルな香りがたつ。
味はまだ固い。
固いが、酸味もほどよく、タンニンもとがってこず、飲みやすくはある。
ジンファンデルの香ばしさが余韻となって長く残る。
緩んできたら、甘さが強くなるのかな?
期待して経過を追う。

30分後。
樽香がたってきた。
墨汁の香り(アルコール?)と華やかな花の香りが薄く広がる。
味はあいかわらず軽やか。
酸味は赤いベリー系のフレッシュ感のイメージ。とげとげしくない。
甘さが顔を出してきた。
が、スパイシーさも出てきてダレた甘さに転ばせない。
まだ温度も適温に達していないこともあり、ピリッと引き締まったまま喉奥に流れる。
最後にジンファンデルの香ばしさが残る。
少し固さのある地味な華やぎながら、非常にバランスが良い。
さらに時間を追う。

1時間後。
残念ながら、香りはそう変わらず。
樽香にちょっとフローラルって感じ。
バニラの感じも出てきたけど、そう強くはない。
味は非常にまろやかになってきた。
酸味も角がとれてきたし、もとからタンニンは弱め。
黒胡椒のプチプチピリピリ感で、ジンファンデルの甘味突っ走ることもない。
それが安定感をもって長く続いている。
これが、もしかしたら8%のプティシラーかしら?


総じて・・・・・・
爪を隠したフルボディ。
香りが強いわけでもなく、味に強い個性があるわけでもない。
だけど、果実味たっぷりのフレッシュ感と、動じない重さも感じる。
そんな敵なしのワインです。
ジンファンデルの酸味が利いた軽やかさと甘い親しみやすさ。
そこに、一本芯が通った重さが加わってる感ががあります。
語り合うようなホームパーティで、そばに置きたい気がします。
邪魔はしないけど、しっかり存在感がある。
ダレないし、翌日にも変わりそうなポテンシャルも感じる。
すごく万能なのに、そう感じさせない身近さがある。
2016年は使えるワインでした。


PS.
1時間半以上経ったら、ジンファンデル特有の香ばしさが際立ってきた!
なんだよ、ここまで引っ張るのか?
でも、待つと美味い! すごく美味いよ!


さらにPS.
翌日。
ジンファンデル全開!
フルボディをうたうだけあって、翌日になってさらにしっかり。
香ばしい甘さあり、フレッシュさは損なわれず。
これ、リピだな。リピ!



2018年10月27日土曜日

Sacravite 2015

生産者/Casa Vinicola D'Angelo
エリア/Basilicata, Italia
品種/Aglianico 100%
ランク/I.G.T.
輸入元/(株)モトックス
購入元/一里屋
価格/¥1,600(おまけしてくれた)

いつもの酒屋さんで、新しく仕入れたと薦められて購入。
試飲会でチェックしている店なので、間違いないだろう。
いつもいつもおまけしてくれて、本当にありがたい。

冷蔵庫で少し冷やして、適温あたりで抜栓。
濃くて深い、どろっとしたルビー色。
香り、立ち上がり良く、なめし皮のような樽香。
スモーキーだ。
最初はするりと軽やかな酸味を感じる。
少し喉元でとがった感じもあるが、嫌味はない。
タンニンも感じるが、おとなしい。
甘みとまではいかないが、凝縮された果実味の感覚がある。
まだ、味の要素がバラバラだけど、期待できる。

30分後。
スミレの香りが出てきた。
男性的な樽の香りに、上品さが加えられた感あり。
酸味がふわっと広がる。
タンニンにサラサラ感が出てきて、ココアのよう。
力強いビターチョコの感じ。
果実味もしっかりある。
ミネラル感が強い。
やっと味の要素がバランスをとりだしてきたみたい。
余韻は酸味の広がりと、ココアのようなタンニンが続く。
長い。

1時間後。
スモーキーな樽香安定。
若干コーヒーのような香りもふわっと。
酸味もしっかりあるが、タンニンと相まって穏やか。
果実味も衰えず、とてもフルーティ。
味は、タンニンが全面に出てきたが、角がとれて丸くなった。
ビターチョコのニュアンスだが、まるっとして飲みやすい。
酸味も果実味も、タンニンのサラサラとしたチョコ感が包んでいる感じだ。
そのビターなテイストを追いながら、そのまま余韻に至る。
スパイシー感も広がりながら、ゆっくりタンニンを見送る感じ。


総じて・・・・・・・
ステキおじさまワイン。
酸味も果実味もあるけど、スタートからタンニンの骨太感あり。
抜栓してすぐは、荒ぶる感じが強い。
でも、徐々にそのワイルドさが穏やかになり、練れた男感に。
矢沢永吉のような威勢張ってる感じはない。
でも、隠した男フェロモン余力ありって感じの舘ひろし風(笑)
そんな感じの、ステキおじさまワイン。
酸味もあるので、料理は合わせやすいと思います。
でも、オイリーなラザーニャとかリゾットから肉料理まで対応できるのでは。
そう考えると、とてもコスパ良しなワインです。
着席数名の仲間内パーティなら重宝するんじゃないかな。

2018年10月12日金曜日

Les Tannes Organic Cabernet Sauvignon-Merlot 2015

生産者/Domaines Paul Mas
エリア/Vignoble du Languedoc-Roussillon, France
品種/Cabernet Sauvignon 50%, Merlot 50%
ランク/-
輸入元/(株)モトックス
購入元/一里屋
価格/¥1,500(おまけしてくれた)
 
お店曰く「ウチの定番」だそうだ。
私としては、習慣づいた「週末はワインで」を崩したくなく、購入。
適当な値段だったし、迷ったときに適当であろうと判断。


適温近くで抜栓。
色。
エッジにマゼンタの色が入ったガーネット系というか、
エッジがガーネットがかったルビー系というか。
香りは、緩くスパイス感と、薄い樽香。
グラスを揺らすと、ふんわりとスパイス感が広がる。
カベルネの性格が最初に出てきているのかな?
口当たりは軽やか。
やんわり酸味が広がる。
甘みも弱くある。
余韻は、タンニンも柔らかく、スパイス感が長い。
様子をみる。

30分後。
今日は疲れてウトウト。
香りに甘みが加わってきた。
赤いベリー系の甘み。
味は、酸味が活性化して軽やか、軽快。
追って、スパイス感を伴ったタンニンが広がり。
それがそのまま余韻に。

1時間後。
樽香の香りあるけど、ちょっと薄くなった?
甘さ感じる。
酸味も感じる。
タンニンもしっかりで余韻長し。
味の要素のバランスはグー。
飲みやすい。
だけど、物足りない。
高みに行かないのよね、このワイン。
中ぐらいのところで、バランスとっておさまってしまう。


総じて、、、
バランスがよい優等生ワイン。
でもクラスのトップのじゃなくて、庶務でみんなに好かれるタイプ。
でも、そつなくまとまったヨイ子でつまらない。
料理も選ぶことはないけど、インパクトも弱い。
んーーーー、値段通りのワインかな。
あえて言えば、タンニンが見た目より強いかも。
タンニンの余韻が長いので、タフなワインのように感じます。
敵は作らないようだけど、オープンにグイグイいけるというわけでもない。
これが好き!という人もいると思います。
でも、バランスが良いので、つつきようがない。
個人的には、このそつなく防御した感じが「ヤな女」。
でも、納得しないけど悪くないので飲んじゃうのよね、こーゆー女って。