2018年9月7日金曜日

VILLANO 2015

生産者/Bodegas Vinas del Cenit
エリア/Castilla y León, Spain
品種/Tempranillo 100%
ランク/―
輸入元/(株)モトックス
購入元/一里屋
価格/¥1,650(おまけしてくれた)

馴染みの近くの酒屋さんで購入。
以前飲んで楽しいワインだったから。
年度を変えて再購入。
いつもおまけしてくれて、ありがとうございます。

冷蔵庫で少し冷やして抜栓。
色、エッジまで濃いルビー色。
香り、煮詰めたベリーの香り。
果実味たっぷりだ。
アルコールかな? 墨汁の香りも。
一口、甘みたっぷり!
香りの期待通りの味。
追って若干の香草、というより薬草?っぽさがくる。
酸味はそれほど感じないが、甘みでグイグイいけそう。
でも、余韻の感じでは、隠れてタンニンもしっかりありそう。
変化を追う。

30分後。
香りに、スパイス感と樹木の香りが出てきた。
果実味のニュアンスを引き締めている感じ。
味は、甘みとともに、薬草の苦味が一緒にくる。
仁丹みたいな苦味をともなった甘さだ。
そうそう、そうだった。
以前飲んだ2013年のものは、もっと仁丹ぽい(笑)。
仁丹のような麻痺系のものがあるわけではないけど、渋みを隠す甘さがあった。
特に2015年は、薬草のクセを葡萄らしい果実味が包んで飲みやすくしてくれている。
2013年より、その特徴が強い気がする。
タンニンも早いうちから顔をだしてきた。
が、弱いなりに酸味が活性化してきて、飲みやすさも増した。
甘みと薬草感からスタートし、後味は仁丹を見送るタンニン(笑)。
余韻は長め。

1時間後。
墨のような香り。
そして、強く樽香。
ときおり、ふわっとフローラルな香水の香りも。
味は、仁丹の角が取れた。
薬草味は残るがつっかかってこない。
甘みからスタートし、生き生きとした酸味の働きを感じて、余韻はタンニンの渋み。
それぞれの要素がソロパートを持って顔を出してくる。
が、全体のバランスは良し。
余韻に、タンニンと体によさそうな薬草の感じが長い。
でも、全体的に丸くなってとろりと飲みやすさが増してきた。

総じて・・・
2015年は、葡萄の実・・・というより、その樹木を飲んでいるようなワイン。
最初は果実味感でせまってくるけど、後は樹木のニュアンス。
時間とともにまろやかになりますが、非常に力強いワインです。
口当たりはだんだん丸くなるけど、タンニンやミネラル強い。
実は骨太。
ピンでのむならクセありチーズOK。
個性派ですがまろやかになりますので、料理好きなら幅広合わせられます。
1時間以上後に真骨頂を見せます。
じっくり飲みたい派には、かなりコスパよしです。

2018年9月1日土曜日

Zabu Syrah 2016

生産者/Vigneti Zabu
エリア/Sicilia, Italia
品種/Syrah 100%
ランク/I.G.T.
輸入元/(株)稲葉
購入元/一里屋
価格/¥1,350(¥50おまけしてくれた)




馴染みの酒屋さんで購入。
値段の割に、味が良いとのこと。
シラー好きなので、さっそく購入。
いつもおまけしてもらって、申し訳ない。


冷えているものを購入して抜栓。
おそらく、12~3℃という感じかな?

色、濃いけど澄んだルビー系。
香りは、薬草のようなニュアンスを含んだベリーっぽさ。
若干の墨汁の香りはおそらくアルコールから?
味は、赤い酸味を含んだベリーの感じ。
抜栓直後だからか、あまり活性化していない。
さらさらとした粒子のような感じがあり、タンニンもありそう。
様子を追う。

30分後。
ベリー系の果実味を期待させる香りが強くなってきた。
その上に、ふわりと花の香り。
いわゆるスミレってやつかしら。
味は、果実味たっぷり。
赤いベリーの爽やかな甘みが感じられる。
酸味がほどよく活性化してスルリと流れている感じ。
最初の粒子の感じが、非常に滑らかに。
余韻は、甘みと一緒に穏やかなスパイス感。
長い。

1時間後。
赤ベリーの中に、シラーらしい生木を裂いたような香りが出てきた。
杉樽の日本酒のような、檜風呂のような、そんな樹木の香り。
喉奥でスパイス感がありながら、口いっぱいに甘みが広がる。
あ、タンニンもしっかり感じるようになった。
でも穏やかな縁の下の力持ち風。
酸味がバランスよく仕事をしているので、フレッシュな果実味。
余韻に、シラーのスパイス感がしっかりと出てきて長い。
スパイスといっても、胡椒ではなくハーブのようなスパイス感。
舌の上でその感覚を味わいながら、甘みと酸味を見送る感じだ。


総じて、、、
味の要素のバランスがよく、飲みやすいワイン。
シラーのスパイス感はゆっくり立ち上がってきます。
前半は、流行りの果実味感でスタート。
オリーブの青臭さもあり、シラーのスパイス感のほかにハーブや薬草の感覚もあります。
ソレ、私、好きなポイント。
ミディアムボディということで飲みやすさがあります。
酸味も軽やかなので、料理にも合わせやすいはず。
シラー好きじゃなくても、時間を追って楽しめます。
ゆっくり楽しめるという点を考えると、コスパ良し。

主張する個性派ワインではないけれど、寄り添ってくれるワイン。
友人とゆっくり語り合うときに、そばにボトルで置きたいと思いました。

2018年8月16日木曜日

Casa Benasal Elegant 2015

生産者/Pago Casa Gran, S.L.
エリア/Valencia, Spain
品種/Monastrell 40%, Garnacha Tintorera 30%, Syrah 30%
ランク/-
輸入元/(株)モトックス
購入元/一里屋
価格/¥1,800(おまけしてくれた)
以前、飲んでおいしかったワイン。
馴染みの酒屋さんが覚えていてくれて、また入れてくれた。
買わないわけにいかないでしょう。
ということで、今回しっかり記録に。


冷蔵庫で冷やした状態で抜栓。
色、少し紫がかった濃いルビー色。
香り、冷え切っているので立ち上がり良くない。
赤いジャム系の香りがあるが固い雰囲気。
グラスをくゆらせてワインを伸ばしても、墨汁のようなアルコールの香りが少し。
味は、まず最初に硬いタンニン。
硬いけれども、サラサラ感があるので、これからが期待できる。
タンニンばかりでもなく、酸味も感じるが、バラバラ。
味の要素にまとまりがない。
様子を見る。

30分後。
まだボトルは冷たいので、適温手前かな?
柔らかい樽香が出てきた。
生木の香りが若々しい印象。
ちょっとお線香のような香りも(笑)
硬かったタンニンがほぐれてきて、サラサラのチョコレートのニュアンスに。
一緒に渋みも強くなってきた。
酸味と甘みが絡んできた感じがする。
が、最初にあったジャムっぽさが、味になかなか出てこない。
一晩冷蔵庫で寝かせたので、冷やしすぎたかな?
もう少し変化を追う。

1時間後。
花の香りが出てきた。
いわゆるスミレってやつ。
そこに薄くクッキーのような焼き菓子の香りも・・・バニラかな?
口当たりのサラサラ感が強くなって、とてもシルキー。
ビターチョコっぽくもある。
タンニンは相変わらず強いが、角がとれてきた。
甘みはそれほどないが、果実味の濃密な感じは強い。
最初はさらり。
でも、後味はタンニンも酸味もがっつり、みっちり。

総じて・・・
好みが分かれるところではありますが、バランスの取れたワインです。
タンニンと酸味とのバランス。
おそらく、甘みの顔だし具合は年度によるのかもしれません。
でも、時間経過とともに、香りの変化を楽しめるワイン。
正統派のワインを分かりやすくかみ砕いたみたいな感じです。
合わせるなら、濃いチーズよりも肉系料理。
ブルーチーズと一緒にいただきましたが、
肉汁と脂と一緒に飲めば、さらにタンニンを味わえたのに。
2000円きって、このどっしり感が味わえるならコスパ良しでしょう。
おそらく、また買うと思います。

2018年7月22日日曜日

Lama di Pietra Nero di Toroia 2015

生産者/Cantina Diomede
エリア/Puglia, Italia
品種/Nero di Troia 100%
ランク/-
輸入元/(株)モトックス
購入元/一里屋
価格/¥1,400(おまけしてくれた)


いつもお世話になっている酒屋さん。
ワインコーナーで、なんとなく異才を放っている黒いラベル。
重厚な感じもあるけど、安め。
前に飲んだイタリア2015年も良かったので、トライ。

冷蔵庫で冷やしてから抜栓。
色は赤味の強いルビー系。
香り、煮詰めたジャムの香りに、墨汁のようなアルコール臭がある。
香りの立ち上がりが良い。
立ち上がりから果実味が強い。
まずは甘み。
酸味がちょっとあって、最後にスパイス感。
後味にタンニンを感じるが、それほど強くない。
凝縮感を期待させる美味さだ。
時間変化を追う。

30分後。
香りは相変わらずジャミー。
そこに、ちょっと花の香りが加わった気がする。
果実味強し、最初に甘みあり。
タンニンがほどよく顔を出してきた。
酸味も強くなってきたが、それがタンニンで制御されている感じ。
甘み、酸味、渋みがバランスよく立ち上がってきた。
ミネラル感も強い。
バランスを追いながら、長い余韻を楽しめる。

1時間後。
香りは、ますます濃く煮詰めたジャムの感じ。
少し、スパイスの香りもあるが弱め。
味は衰えることなく、甘みと活発な酸味、そしておおらかなタンニン。
他のワインは、荒くれタンニンやどっぷり甘みを、酸味が適度に調整していることが多い。
だけど、これはタンニンがまとめ役。
サラサラとしたタンニンが、甘さや酸味の暴走を包み込んでいる感じだ。
そして、ちょっとアルコール度も高めかしら?(笑)

総じて・・・
非常にコスパのよいワインだと思います。
低温抜栓時から、立ち上がりのよい香り、味。
1時間たっても、味がへこたれることがありません。
葡萄の凝縮感がスゴイ。
これで¥1,500切ってるんだから、大変オトク!
ただ、2015年のイタリアは葡萄の出来が良い年。
年度に左右されるのかな?という気はしました。
ただ、このテイストまとめ方を見るに、ワイナリーの実力も感じられます。
他の年度はどんな味だろう?
そんな楽しみのあるワインです。

2018年4月28日土曜日

Mas des Tannes 2014

生産者/Domaines Paul Mas
エリア/Languedoc-Roussillon, France
品種/Cabernet Sauvignon 55%,Grenache 35%, Mourvèdre 10%
ランク/Vin de Pays d'Oc
輸入元/(株)モトックス
購入元/一里屋
価格/¥1,900(おまけしてくれた)


馴染みの酒屋さんのお薦め。
「濃い味なので好きだろう」とのこと。
カベルネ主体も久しぶりだし、と購入。

色、紫がかったルビー色。
グルナッシュも入っているのに、ガーネット色の気配はない。
香りは、まず樽香。
奥のほうで甘いベリー系の香り。
あと、アルコールの墨汁のような香り。
味は、まず酸味。
甘みも若干あるけど、酸味に押され気味。
タンニンは余韻にしっかり残るが、強い印象はない。
まだ要素がバラバラな感じ。
変化を追う。

30分後。
スミレのようなフローラル系の香りの中に、若干コーヒー豆の香り。
そして、そこを割って、おしろいの香りも。
ステキ!
味は、酸味が落ち着きつつあるところ。
この酸味はグルナッシュかな?
とんがった角が取れてきて、丸っこくトロンとしてきた。
穏やかだが、タンニンは強い。
これは、カベルネの要素か?
余韻はタンニン一辺倒だ。

1時間後。
香りのスパイス感が全開の感じ。
先ほどのおしろいや花のおとなしめの香りはなくなった。
テイストは、フレッシュな果実味。
忘れちゃ困ると、急激に甘みが顔を出してきた(笑)
甘みもあるのだが、酸味がいい感じにべたつかせず、サラリとしている。
とてもシルキーなテクスチャーだ。
ふわっとビターチョコのニュアンスを残しながら、長い余韻にタンニン。
微妙に香水の香りを残る気がする。
よいです。


総じて・・・・・・
見返り美人のようなワイン(笑)
ぼんやりすれ違ってから、あ、あ、あ、待てよ!
と、振り返ったら、相手も振り返ってスマイルしてるみたいな感じのワイン(笑)
複雑みを見せながら、非常にバランスよくまとまっている。
だけど、ジューシーな雰囲気なので、するっといってしまうのだ。
でも、時間を追って変化するので、アレ? こんなだっけ? と二度見してしまう。
確かに内容は濃いが、酸味が軽やかなのでサラリと飲めるタイプ。
このサラリ感があるので、料理は敵なしだろう。
重いものから軽いものまでものまで、何にでも合わせられるかと思う。
ゆっくりと花開くワイン。
抜染後しばらく置いて、さらにチビチビやって、1時間後を楽しむとよいかも。

【追記】
2時間後。
変化止まった模様。
長持ちはしないみたい。
短命のようです。

2018年4月9日月曜日

Alpaca PREMIUM Cabernet Sauvignon 2017

生産者/Santa Helena
エリア/Colchagua Valley, Chile
品種/Cabernet Sauvignon
ランク/―
輸入元/アサヒビール(株)
購入元/アピタ
価格/¥898
 
スーパーに行ったら、アルパカワインのプレミアム紹介コーナーがあった。
言わずと知れた、安うまワインで有名なアルパカ。
時々、カルメネールは買っていて、¥500台にしては上出来な味と思っていた。
ボトルの裏をみると「フルボディ」の文字。マジか??
あまりカベルネは好きじゃないのだが、「プレミアム」と銘打つならと購入。


常温抜栓。少し高めだったかも。
色、紫がかった濃いルビー系。
香り、確かにカベルネの野性的ニュアンスが強い。
スモーキーなタバコ臭とか、なめし皮系の香りだ。
味は、まずは酸味。
このシリーズ共通の果実味かな、甘さもある。
喉奥でタンニンを感じるが、ほぼほぼ酸味に押されている感じ。
変化するかな?

30分後。
香り、変わらず。
スモーキーさに、ちょっとだけリコリスっぽいすっとした感じがでてきた。
味、酸味が丸くなった。
フレッシュな果実味もある。
やはりタンニンは喉奥でわずかな余韻として感じられる。
が、酸味がするっと流し込んでしまう。
飲みやすくなったが、まあ、こんなもんでしょ(^^;

1時間後。
香り、変わらず。
味は、甘みが強くなってきた。
薄くジャミーな香り。
ふっとビターチョコっぽさがでてきて、余韻が長くなった。
果実味をもってきて、余韻でビターに締める感じ。


総じて・・・・・・
時間が経ってもへこたれない、安定した安うまワインでした。
だんだん果実味が広がってきます。
深みがなく単調といえばそうだけど、この安定感は買いかな。
ただ、シリーズの他の品種との差があまり見られないのが残念。
細かいことぐじゃぐじゃ言わず、ホームパーティでわいわい楽しむのに向いてるかも。
これまでの¥500のカベルネも悪くなかったけど、
安定感とフレッシュな果実味を味わうなら、あと¥300ほど載せて正解。
大変にコスパのよいワインでした。

2018年4月8日日曜日

Espino Malbec 2015

生産者/Vina William Fevre Chile
エリア/Maipo Valley、Chile
品種/Malbec 85%, Merlot 10%, Cabernet Sauvignon 5%
ランク/D.O.
輸入元/(株)稲葉
購入元/一里屋
価格/¥1,800

馴染みの酒屋さんで新顔ワインを探したら、目の前にあったマルベック。
チリに多い、山脈柄のラベル。
マルベック好きなのよね。
で、購入。

冷蔵庫で少し冷やして、適温にて抜栓。
色、明るいルビー系。
香り、それほど立ち上がってこないが、樽香かな?
味は、まずは酸味。
甘さもあるが、まだ眠っている感じ。
舌の上でスパイス感あり。
余韻は、じりっと苦甘い感じが続く。
マルベックとしては、まだ固い味だ。

30分後。
樽香が強くなってきたが、追って花の香り。
スミレかな?
胡椒のような、カシスのような、すっとした香りも出てきた。
味は、酸味がぐいぐい活性化。
ベリー系の甘みも出るが、非常にフレッシュ。
酸味がしっかりしているので、さらりと流れていく。
後味に苦甘さとピリピリ感のある生木のニュアンスを残す。
おそらく、マルベック以外のカベルネの野性味が出す味じゃないかと。
フレッシュで、生々しい味。
でも、マルベックの凝縮した果実味はどこに?

1時間後。
香りは変わらず。
樽香よりも、フローラル系の香りに移った感じ。
味は、相変わらず酸味全開。
嫌味な酸味ではないが、期待していたマルベックの甘さが弱い。
若干、甘みも顔をだしているが、ジャミーな果実味感はない。
タンニンも余韻でそこそこ感じるが、それも酸味に消されてしまい・・・・・・


総じて・・・・・・
最初から最後まで酸味のマルベックでした。
ジューシー、フルーティ、といえば、そうでしょう。
でもマルベックのも力強い甘みをともなった果実味感は薄い。
チリのマルベックは酸味があるとはいえ、ちょっとありすぎ。
酸味好きな方には、だれないマルベックかもしれません。
おそらく、どんな料理にも合わせやすいと思う。
でも、このテクスチャーなら、テンプラニーリョやグルナッシュでもできるんじゃね?
ということで、個人的には残念なマルベックでした。

2018年4月6日金曜日

【掟破り2000円以上】CINQUANTA+1

生産者/San Marzano vini S.p.A.
エリア/Puglia, Italia
品種/Negroamaro(2013) 50%, Primitivo(2012) 50%
ランク/―
輸入元/(株)モトックス
購入元/一里屋
価格/¥3,000


馴染みの酒屋さんが、「好きなものを選んで」とモトックスのカタログを貸してくれた。
パラパラとめくっていたら、ずっと探していたワイン発見!
やっと会えた! 即買いです。

冷蔵庫で冷やした状態で抜栓。
色、少し紫が入った深いルビー色。
香り、立ち上がりよし。
冷えていても赤いベリー系のジャミーな香り。
バニラの香ばしさもある。
香りから続いて、そのままに甘みを感じる。
タンニンはそれほど感じないが、重たさがあるので、鳴りを潜めているのか?
酸味もあるが、非常に穏やか。
甘みをさらりと流していってくれる。
これは美味い! ・・・・・・って知ってた味だけど(笑)

30分後。
香りに、リコリスのようなすっとした感じが加わる。
味は、まるで飲むプルーン。煮詰めたプルーン。
かなり濃厚な味なのに、甘みがあって飲みやすい。
熟した果実を食べてる感じ。
余韻の最後にちょっとタンニンを感じるが、ビロードのような滑らかさ。
ストレートに果実味、果実味、果実味!
香ばしく、美味い!

1時間後。
香り、煮詰めたジャムのような甘さにリコリスのようなすっとした感じ。
口に含んでもその通りで、香ばしい甘さ全開。
余韻に煮焦がしたカラメルのような甘苦さが、長く続く。
時間を追って、濃厚さが進んでいるような気がする。
全く衰えをみせない。
酸味が活性化してきて、スルスルしちゃって大変。
軽やかさができてて、いくらでも飲めちゃう。
余韻が香ばしくって、極楽、極楽(笑)

総じて・・・・・・
ゆっくりとくゆらせて飲むワイン。
そんな気がします。
とても濃密、濃厚で、ウィスキーのように単品でゆっくり飲めるワインだった。
甘み突出ではあるが、ほろ苦いビターチョコのような余韻が長い。
あえて言うなら、甘みが突っ走るので単調で複雑みに欠けるかも。
でも、へこたれない強さがあるので、長時間、単品でもじっくり味わえるワインだった。
ワインの主張が強いので、合わせるならチーズだけでもOK。
淡泊なチーズにオリーヴオイルだけでもいいし、こってり山羊チーズでもよし。
もちろん、肉系でもいいけど、簡単なパスタでもいいかも。
だって、ワインだけでも結構いけちゃうんだもん。
独立系、個性派ワイン。
私、かなり好きです。
コスパ良いというより、価格に充実感を与えてくれるワインです。


追記。
実は、どのくらいもつだろうか?と気になり、3日後に飲んでみた。
冷蔵庫保存。
出したばかりで冷えているのに、香り、メッチャいい!
カラメルのような甘い香りがふわ~っと立ち上がってきた。
追ってベリー系を煮詰めたジャミーな香り。
味は、抜染初日よりもどっしり安定している感じ。
まだ冷えているというのに!

温度が上がると、なんだか鉛筆の芯のような香りも(笑)
(個人的に、鉛筆の芯の香りは好き)
味は、ぐんぐんジャミーな感じが広がり、かつタンニンの力強さがある。
抜栓時よりずっとよい感じ。

ものすごい力強さがあるワインです。
個人的には数日たってからのほうが味がよい。
甘系ではありますが、葡萄の力強さがよくわかります。
デン!と構えて、揺るがない強さ。
イタリアにしては、かなり骨太。
つまみなしでもイケるワインです。

2018年3月31日土曜日

Selvato Toscana Rosso

生産者/Giordano Vini
エリア/Toscana, Italia
品種/Sangiovese 60%, Cabernet Sauvignon 25%, Merlot 15%
ランク/I.G.T.
輸入元/(株)モトックス
購入元/一里屋
価格/¥1,500(おまけしてくれた)


なじみの酒屋さんが「安いけど美味いの入った」というので購入。
ルカマローニで94点というにも惹かれた。
冷えている1本をもらった。

若干冷えめにて抜栓。
色、ダークなルビー系。
薄く若い感じの樽香。
立ち上がりは弱いものの、はっきり胡椒のピリッと感もある。
胡椒の中で、うっすらベリー系。
味は、まだタンニンがごつごつしているがスムーズ。
香りにあったべりー系の感じが、味ではもう少し強くある。
酸味も生き生きとしていて、嫌味がない。
全体のバランスが取れている。
抜栓したてて、ここの練れ感はすばらしい。
期待しつつ、時間経過を追う。

30分後。
胡椒の香りはスパイス感になり、カシスやシナモンぽさが出てきた。
ベリー系の香りも強くなってきた。
味は、スムーズ感は変わらず。
タンニンも感じるが角が取れたまろやかさ。
酸味が活性化してきたので、かえって軽やかさが全面に出ている。
甘みも感じるようになった。
酸味がぐいっと押しやってから、きれいな余韻も長い。
トスカーナと銘打つワインにしては余韻が長いほうかも。
スパイス感をともなった甘さが長く残って心地よい。

1時間後。
甘みが強く立ち上がってきた。
酸味が活性化しているので、フレッシュな果実味のイメージ。
爽やかなのにコクがある。
なんとなくバニラのような香ばしさも感じる。
味は広がるが、極めて個性的というわけでもない。
フルボディというだけに、かなりしっかりしている。
が、大変スムーズで、敵を作らずどんな料理にも合わせられると思う。
実際には飲み続けて1時間以上。
だが、味がへこたれない。
時間とともに花開いて、果実味を増してくる。
酸味が広げる長い余韻をスパイス感のあるタンニンが締めてくる。

総じて・・・・・・
フレッシュでフルーティだが、押さえがきいたワイン。
酸味が生き生きとしていてピチピチとしているが、軽やかさだけではない。
タンニンもあるし、ジャミーな甘さもある。
素晴らしいのは、抜栓時から時間を追っても味の要素のバランスが崩れないこと。
酸味から甘みへの変化は見せるが、バランスがよい。
まるでアイスダンスのペアみたい。
交互に主役が変わりながらも、付かず離れず互いを支えあっている。
最後まで寄り添いながらバランスよく踊りきるんじゃないだろうか?
そう思わせるワインでした。
料理も選ばない、懐の深さもある。
ものすごくコスパいいです。
きっとホームパーティで活躍するワインかと。

2018年3月23日金曜日

【掟破り2000円以上】RUCHE DI CASTAGNOLE MONFERRATO CLACIC 2014

生産者/Luca Ferraris
エリア/Piemonte, Italia
品種/ RUCHÈ 100%
ランク/D.O.C.G.
輸入元/(株)稲葉
購入元/一里屋
価格/¥2,800(かなり、おまけしてくれた)

お世話になっている酒屋さんが、
「古いカタログだけど、好きなの選んでみて」
と、稲葉とモトックスのカタログを貸してくれた。ありがたい!
さっそく眺めながら、購買欲が掻き立てられるのを押さえ、ピンときたコメントのものを依頼。
そのうちの1本。
おそらく一度も飲んだことのない品種「ルケ」の初体験だ。


色は、ガーネット系と言っていいんだろうか?
オレンジの入った赤茶。茶に近い。
珍しい色だ。
香り、立ち上がりよくフローラル系、よくいうスミレの香りだ。
薬草のようなすっとした香りもあり個性的。好き!
味は、まだ冷えているからか、まず酸味。
追ってスパイス感のあるタンニン。
でも、するっと行ける。
ろ過してないからか、皮の渋みっぽさなどの野生的な感じもする。
口に含んでも薬草系の香りが続く。
変化を待とう。

30分後。
香りが思いっきり開いてきた。
チンザノ風の薬草の香りが穏やかになって、フローラル全開。
最初にスミレと感じたけど、なんだかバラっぽい香り。
味は、控えめながらしっかりしたタンニンを、酸味がグイッと押しやるを感じ。
余韻は薬草のような柔らかいスパイス感で長め。
最期に、ふわっとしたバラのような野性的なフローラルなニュアンスを残す。
とても印象深い。
香りが強く、なめらかでスルリ。
イタリアというより、ブルゴーニュのワインの雰囲気だ。
めちゃ濃いというわけじゃないのに、ホントに独特。個性的だ。
もう少し変化を追う。

1時間後。
香りにスパイス感が強くなってきた。
チンザノとカンパリの中間みたいな薬草系の生々しい香り。
でも、角がとれて丸くなった優しい香りだ。
味は、酸味が活性化してきて、ちょっとタンニン押され気味。
ジャミーな甘さが薄く出てきた。
ブルゴーニュ風と思ったものの、やはりイタリア。
スルスル一辺倒ではないぞという感じで、甘さとともに独特のスパイス感を後味に残す。

総じて・・・
「小股の切れ上がった女」的ないいワインです。
女性らしい華やかさを漂わせ、簡単にはへたれない。
最初は、きりりとすっきり。
だけど、1時間ほどすれば、実は中身は濃いかもよ?とチラ見せアピール。
流し目で誘う感じのセクシーなワインです。
薬草の感じに、何コレ、何コレ? と後追いしてしまいました。
クリーム煮とか、ホワイトソースとかのものに合うと思う。
肉汁とは違った濃さを合わせたいですね。
私には、スタイル抜群なツンデレ30代の女性のイメージのワインでした。
好きかも(*^^*)


追記
2日後。
少し残しておいて、日をあけて冷蔵庫保存状態から飲んでみた。
香りは劣らず。
冷えた状態で、フローラルの香りの中に、ハッカ、薬草、ミントが感じられる。
味には劣化が見られるが、冷えているから?
少し待ったら、ブルゴーニュ風の味にまとまった。
酸味は強いが、僅かな香ばしさも感じられる。
これだけ香りに強いワインは珍しい。
酸味好きにはお薦めできる変わり種。