2018年10月27日土曜日

Sacravite 2015

生産者/Casa Vinicola D'Angelo
エリア/Basilicata, Italia
品種/Aglianico 100%
ランク/I.G.T.
輸入元/(株)モトックス
購入元/一里屋
価格/¥1,600(おまけしてくれた)

いつもの酒屋さんで、新しく仕入れたと薦められて購入。
試飲会でチェックしている店なので、間違いないだろう。
いつもいつもおまけしてくれて、本当にありがたい。

冷蔵庫で少し冷やして、適温あたりで抜栓。
濃くて深い、どろっとしたルビー色。
香り、立ち上がり良く、なめし皮のような樽香。
スモーキーだ。
最初はするりと軽やかな酸味を感じる。
少し喉元でとがった感じもあるが、嫌味はない。
タンニンも感じるが、おとなしい。
甘みとまではいかないが、凝縮された果実味の感覚がある。
まだ、味の要素がバラバラだけど、期待できる。

30分後。
スミレの香りが出てきた。
男性的な樽の香りに、上品さが加えられた感あり。
酸味がふわっと広がる。
タンニンにサラサラ感が出てきて、ココアのよう。
力強いビターチョコの感じ。
果実味もしっかりある。
ミネラル感が強い。
やっと味の要素がバランスをとりだしてきたみたい。
余韻は酸味の広がりと、ココアのようなタンニンが続く。
長い。

1時間後。
スモーキーな樽香安定。
若干コーヒーのような香りもふわっと。
酸味もしっかりあるが、タンニンと相まって穏やか。
果実味も衰えず、とてもフルーティ。
味は、タンニンが全面に出てきたが、角がとれて丸くなった。
ビターチョコのニュアンスだが、まるっとして飲みやすい。
酸味も果実味も、タンニンのサラサラとしたチョコ感が包んでいる感じだ。
そのビターなテイストを追いながら、そのまま余韻に至る。
スパイシー感も広がりながら、ゆっくりタンニンを見送る感じ。


総じて・・・・・・・
ステキおじさまワイン。
酸味も果実味もあるけど、スタートからタンニンの骨太感あり。
抜栓してすぐは、荒ぶる感じが強い。
でも、徐々にそのワイルドさが穏やかになり、練れた男感に。
矢沢永吉のような威勢張ってる感じはない。
でも、隠した男フェロモン余力ありって感じの舘ひろし風(笑)
そんな感じの、ステキおじさまワイン。
酸味もあるので、料理は合わせやすいと思います。
でも、オイリーなラザーニャとかリゾットから肉料理まで対応できるのでは。
そう考えると、とてもコスパ良しなワインです。
着席数名の仲間内パーティなら重宝するんじゃないかな。

2018年10月12日金曜日

Les Tannes Organic Cabernet Sauvignon-Merlot 2015

生産者/Domaines Paul Mas
エリア/Vignoble du Languedoc-Roussillon, France
品種/Cabernet Sauvignon 50%, Merlot 50%
ランク/-
輸入元/(株)モトックス
購入元/一里屋
価格/¥1,500(おまけしてくれた)
 
お店曰く「ウチの定番」だそうだ。
私としては、習慣づいた「週末はワインで」を崩したくなく、購入。
適当な値段だったし、迷ったときに適当であろうと判断。


適温近くで抜栓。
色。
エッジにマゼンタの色が入ったガーネット系というか、
エッジがガーネットがかったルビー系というか。
香りは、緩くスパイス感と、薄い樽香。
グラスを揺らすと、ふんわりとスパイス感が広がる。
カベルネの性格が最初に出てきているのかな?
口当たりは軽やか。
やんわり酸味が広がる。
甘みも弱くある。
余韻は、タンニンも柔らかく、スパイス感が長い。
様子をみる。

30分後。
今日は疲れてウトウト。
香りに甘みが加わってきた。
赤いベリー系の甘み。
味は、酸味が活性化して軽やか、軽快。
追って、スパイス感を伴ったタンニンが広がり。
それがそのまま余韻に。

1時間後。
樽香の香りあるけど、ちょっと薄くなった?
甘さ感じる。
酸味も感じる。
タンニンもしっかりで余韻長し。
味の要素のバランスはグー。
飲みやすい。
だけど、物足りない。
高みに行かないのよね、このワイン。
中ぐらいのところで、バランスとっておさまってしまう。


総じて、、、
バランスがよい優等生ワイン。
でもクラスのトップのじゃなくて、庶務でみんなに好かれるタイプ。
でも、そつなくまとまったヨイ子でつまらない。
料理も選ぶことはないけど、インパクトも弱い。
んーーーー、値段通りのワインかな。
あえて言えば、タンニンが見た目より強いかも。
タンニンの余韻が長いので、タフなワインのように感じます。
敵は作らないようだけど、オープンにグイグイいけるというわけでもない。
これが好き!という人もいると思います。
でも、バランスが良いので、つつきようがない。
個人的には、このそつなく防御した感じが「ヤな女」。
でも、納得しないけど悪くないので飲んじゃうのよね、こーゆー女って。

2018年10月9日火曜日

Talo Primitivo di Manduria 2015

生産者/San Marzano vini S.p.A.
エリア/Puglia, Italia
品種/Primitivo 100%
ランク/-
輸入元/(株)モトックス
購入元/一里屋
価格/¥2,000(おまけしてくれた)

 
来客あり。
馴染みの酒屋さんに駆け込む。
あまりワインを飲まない人なので、甘口全開の2015年ものを選ぶ。
 
常温ちょっと下で抜栓。
色、エッジにはちょっとガーネット系をおびたルビー色。
香り、甘い(笑)
ジャムを煮詰めたようなイメージだ。
そして、味も甘い(笑)
2015年はどうしても、こうなってしまうらしい。
とてもジャミーで甘いのだ。
 
30分後。
スパイス感のある香りが出てきた。
だが、やはり黒いベリー系を煮詰めたジャミーな香りが全開。
味、やはり甘い。
酸味は弱い。
このワイナリーの別のワインを飲んでみたが、それも甘み全開だった。
そういった作り方なのかな?
抜栓時よりタンニンがしっかり顔を出してきた。
余韻は甘さをタンニンが長く見送る感じだ。
 
1時間後。
香りは、やはり甘さ第一。2015年だからだろな。
追ってスパイス感と、生木をはいだような植物の生々しい香り。
口に含むと、やはり甘さ第一。
追って、ココアのようなニュアンスがある。タンニンかな?
ビターチョコまではいかない。
でも、確実にタンニンが起き上がってきた感じがある。
3年間じっくり寝ていても仕事しますよ!風な感じ(笑)
ただ、柔らかいタンニンで、甘さを適度の締めている感じ。
 
 
総じて、、、、
2015年の葡萄を食すワイン。
葡萄です。だから甘いです。
2015年の葡萄だから、確実に甘いです。
でも、美味い。
甘いだけじゃないと思わせるのは、タンニンしっかりだから。
酸味は強くないので、料理は塩気があれば淡泊なものOK。
お酒に弱い人でもゆっくり楽しめるんじゃないかな。
個性はあるけど、敵を作らないタイプです。
ワイナリー・・・というより、農協が作ったワインのようで、葡萄に実直。
ステンレス醸造だけに、その年の葡萄の出来にかなり左右されると思います。
2015年は、かなり当たり。
酒屋さんに残っていたら、かなり「買うべし!」なワインでした。

2018年10月6日土曜日

Perez Cruz Cabernet Sauvignon Reserva 2015

生産者/Perez Cruz
エリア/Maipo Valley, Chile
品種/Cabernet Sauvignon 4%, Carmenère 6%
ランク/2015VT, Decanter World Wine Awards PLATINUM 95
輸入元/(株)稲葉
購入元/一里屋
価格/¥1,600(おまけしてくれた)

いつもお世話になっている酒屋さん。
毎週末「新しいのありますか?」で呆れられているのだが、これは?と勧められたワイン。
アワードで95点と高得点だったらしい。
カベルネ・・・あまり好きじゃないのだが、試してみようと購入。

低め常温で抜栓。
色、ルビー系。エッジにピンクが見え隠れしてかわいらしい。
スモーキーな香りの中に、若干のスパイス感。
まずは、ゆったりとした酸味。
僅かに甘みを感じるが、すぐに消えた。
タンニンも感じるが、まだ全体的に硬い。
酸味もがりがり、タンニンもごりごり。
味の各要素もバラバラという感じだ。
様子を見る。

30分後。
樽の香りが、もわ~っと立ち上がってくる。
味は、酸味のとげとげしさやごっついタンニンも、角がとれてほぐれてきた感じ。
最初に酸味でスルスル流れていたのが、まったりとしてきた。
奥深くでジャミーなもったり感もあるが、まだ隠れている。
スパイシーな余韻が長い。
喉元で樹木の香りを強く残しながら、スパイシー感が強く前に押し寄せてくる。
胡椒とか、ウイキョウとかの雰囲気。
厚みを感じながら、さらに変化を追う。

1時間後。
樽香と、生々しい樹木の香り。
そして、わずかにミントや胡椒、クローブ?の香りも。
とにかくカベルネらしい。
酸味が嫌味なく活性化。
ドライフルーツを噛んだときに感じる酸味だ。
タンニンも強いがとがっておらず、力強さを印象付けるだけで飲みやすい。
余韻は酸味がふわ~っとスパイス感を広げてくれる。
長い。

1時間30分後。
非常に練れた感じなってきた。
時間かかったなぁ。
甘みも出てきた。
甘みは、塩気のあるブルーチーズを合わせたので分かりやすくなったのかも。
余韻は長い。
余韻のスパイス感が長く、かつ複雑になってきた。
胡椒のようなスパイス感と、漢方系のハーブの感じも。


総じて、、、
飲みやすいカベルネでした。
カベルネの荒々しさをバランスよくまとめた、飲みやすいワイン。
シラー派の私にも飲みやすかったです。
最初に突っ走る酸味が落ち着くのに時間を要するものの、その後はバランス良し。
おそらく、もともとは非常に荒走りするカベルネじゃないかと思います。
それをよく制御したな、という感想。
ただ、ワインがカベルネの本骨頂を見せるまでに時間がかかります。
コンテストで95点だったのは、花開いたあとのタイミングだったのでは?
時間はかかるけど、コスパ良し。
秋の夜長にゆっくり楽しみたいワインです。

2018年9月7日金曜日

VILLANO 2015

生産者/Bodegas Vinas del Cenit
エリア/Castilla y León, Spain
品種/Tempranillo 100%
ランク/―
輸入元/(株)モトックス
購入元/一里屋
価格/¥1,650(おまけしてくれた)

馴染みの近くの酒屋さんで購入。
以前飲んで楽しいワインだったから。
年度を変えて再購入。
いつもおまけしてくれて、ありがとうございます。

冷蔵庫で少し冷やして抜栓。
色、エッジまで濃いルビー色。
香り、煮詰めたベリーの香り。
果実味たっぷりだ。
アルコールかな? 墨汁の香りも。
一口、甘みたっぷり!
香りの期待通りの味。
追って若干の香草、というより薬草?っぽさがくる。
酸味はそれほど感じないが、甘みでグイグイいけそう。
でも、余韻の感じでは、隠れてタンニンもしっかりありそう。
変化を追う。

30分後。
香りに、スパイス感と樹木の香りが出てきた。
果実味のニュアンスを引き締めている感じ。
味は、甘みとともに、薬草の苦味が一緒にくる。
仁丹みたいな苦味をともなった甘さだ。
そうそう、そうだった。
以前飲んだ2013年のものは、もっと仁丹ぽい(笑)。
仁丹のような麻痺系のものがあるわけではないけど、渋みを隠す甘さがあった。
特に2015年は、薬草のクセを葡萄らしい果実味が包んで飲みやすくしてくれている。
2013年より、その特徴が強い気がする。
タンニンも早いうちから顔をだしてきた。
が、弱いなりに酸味が活性化してきて、飲みやすさも増した。
甘みと薬草感からスタートし、後味は仁丹を見送るタンニン(笑)。
余韻は長め。

1時間後。
墨のような香り。
そして、強く樽香。
ときおり、ふわっとフローラルな香水の香りも。
味は、仁丹の角が取れた。
薬草味は残るがつっかかってこない。
甘みからスタートし、生き生きとした酸味の働きを感じて、余韻はタンニンの渋み。
それぞれの要素がソロパートを持って顔を出してくる。
が、全体のバランスは良し。
余韻に、タンニンと体によさそうな薬草の感じが長い。
でも、全体的に丸くなってとろりと飲みやすさが増してきた。

総じて・・・
2015年は、葡萄の実・・・というより、その樹木を飲んでいるようなワイン。
最初は果実味感でせまってくるけど、後は樹木のニュアンス。
時間とともにまろやかになりますが、非常に力強いワインです。
口当たりはだんだん丸くなるけど、タンニンやミネラル強い。
実は骨太。
ピンでのむならクセありチーズOK。
個性派ですがまろやかになりますので、料理好きなら幅広合わせられます。
1時間以上後に真骨頂を見せます。
じっくり飲みたい派には、かなりコスパよしです。

2018年9月1日土曜日

Zabu Syrah 2016

生産者/Vigneti Zabu
エリア/Sicilia, Italia
品種/Syrah 100%
ランク/I.G.T.
輸入元/(株)稲葉
購入元/一里屋
価格/¥1,350(¥50おまけしてくれた)




馴染みの酒屋さんで購入。
値段の割に、味が良いとのこと。
シラー好きなので、さっそく購入。
いつもおまけしてもらって、申し訳ない。


冷えているものを購入して抜栓。
おそらく、12~3℃という感じかな?

色、濃いけど澄んだルビー系。
香りは、薬草のようなニュアンスを含んだベリーっぽさ。
若干の墨汁の香りはおそらくアルコールから?
味は、赤い酸味を含んだベリーの感じ。
抜栓直後だからか、あまり活性化していない。
さらさらとした粒子のような感じがあり、タンニンもありそう。
様子を追う。

30分後。
ベリー系の果実味を期待させる香りが強くなってきた。
その上に、ふわりと花の香り。
いわゆるスミレってやつかしら。
味は、果実味たっぷり。
赤いベリーの爽やかな甘みが感じられる。
酸味がほどよく活性化してスルリと流れている感じ。
最初の粒子の感じが、非常に滑らかに。
余韻は、甘みと一緒に穏やかなスパイス感。
長い。

1時間後。
赤ベリーの中に、シラーらしい生木を裂いたような香りが出てきた。
杉樽の日本酒のような、檜風呂のような、そんな樹木の香り。
喉奥でスパイス感がありながら、口いっぱいに甘みが広がる。
あ、タンニンもしっかり感じるようになった。
でも穏やかな縁の下の力持ち風。
酸味がバランスよく仕事をしているので、フレッシュな果実味。
余韻に、シラーのスパイス感がしっかりと出てきて長い。
スパイスといっても、胡椒ではなくハーブのようなスパイス感。
舌の上でその感覚を味わいながら、甘みと酸味を見送る感じだ。


総じて、、、
味の要素のバランスがよく、飲みやすいワイン。
シラーのスパイス感はゆっくり立ち上がってきます。
前半は、流行りの果実味感でスタート。
オリーブの青臭さもあり、シラーのスパイス感のほかにハーブや薬草の感覚もあります。
ソレ、私、好きなポイント。
ミディアムボディということで飲みやすさがあります。
酸味も軽やかなので、料理にも合わせやすいはず。
シラー好きじゃなくても、時間を追って楽しめます。
ゆっくり楽しめるという点を考えると、コスパ良し。

主張する個性派ワインではないけれど、寄り添ってくれるワイン。
友人とゆっくり語り合うときに、そばにボトルで置きたいと思いました。

2018年8月16日木曜日

Casa Benasal Elegant 2015

生産者/Pago Casa Gran, S.L.
エリア/Valencia, Spain
品種/Monastrell 40%, Garnacha Tintorera 30%, Syrah 30%
ランク/-
輸入元/(株)モトックス
購入元/一里屋
価格/¥1,800(おまけしてくれた)
以前、飲んでおいしかったワイン。
馴染みの酒屋さんが覚えていてくれて、また入れてくれた。
買わないわけにいかないでしょう。
ということで、今回しっかり記録に。


冷蔵庫で冷やした状態で抜栓。
色、少し紫がかった濃いルビー色。
香り、冷え切っているので立ち上がり良くない。
赤いジャム系の香りがあるが固い雰囲気。
グラスをくゆらせてワインを伸ばしても、墨汁のようなアルコールの香りが少し。
味は、まず最初に硬いタンニン。
硬いけれども、サラサラ感があるので、これからが期待できる。
タンニンばかりでもなく、酸味も感じるが、バラバラ。
味の要素にまとまりがない。
様子を見る。

30分後。
まだボトルは冷たいので、適温手前かな?
柔らかい樽香が出てきた。
生木の香りが若々しい印象。
ちょっとお線香のような香りも(笑)
硬かったタンニンがほぐれてきて、サラサラのチョコレートのニュアンスに。
一緒に渋みも強くなってきた。
酸味と甘みが絡んできた感じがする。
が、最初にあったジャムっぽさが、味になかなか出てこない。
一晩冷蔵庫で寝かせたので、冷やしすぎたかな?
もう少し変化を追う。

1時間後。
花の香りが出てきた。
いわゆるスミレってやつ。
そこに薄くクッキーのような焼き菓子の香りも・・・バニラかな?
口当たりのサラサラ感が強くなって、とてもシルキー。
ビターチョコっぽくもある。
タンニンは相変わらず強いが、角がとれてきた。
甘みはそれほどないが、果実味の濃密な感じは強い。
最初はさらり。
でも、後味はタンニンも酸味もがっつり、みっちり。

総じて・・・
好みが分かれるところではありますが、バランスの取れたワインです。
タンニンと酸味とのバランス。
おそらく、甘みの顔だし具合は年度によるのかもしれません。
でも、時間経過とともに、香りの変化を楽しめるワイン。
正統派のワインを分かりやすくかみ砕いたみたいな感じです。
合わせるなら、濃いチーズよりも肉系料理。
ブルーチーズと一緒にいただきましたが、
肉汁と脂と一緒に飲めば、さらにタンニンを味わえたのに。
2000円きって、このどっしり感が味わえるならコスパ良しでしょう。
おそらく、また買うと思います。

2018年7月22日日曜日

Lama di Pietra Nero di Toroia 2015

生産者/Cantina Diomede
エリア/Puglia, Italia
品種/Nero di Troia 100%
ランク/-
輸入元/(株)モトックス
購入元/一里屋
価格/¥1,400(おまけしてくれた)


いつもお世話になっている酒屋さん。
ワインコーナーで、なんとなく異才を放っている黒いラベル。
重厚な感じもあるけど、安め。
前に飲んだイタリア2015年も良かったので、トライ。

冷蔵庫で冷やしてから抜栓。
色は赤味の強いルビー系。
香り、煮詰めたジャムの香りに、墨汁のようなアルコール臭がある。
香りの立ち上がりが良い。
立ち上がりから果実味が強い。
まずは甘み。
酸味がちょっとあって、最後にスパイス感。
後味にタンニンを感じるが、それほど強くない。
凝縮感を期待させる美味さだ。
時間変化を追う。

30分後。
香りは相変わらずジャミー。
そこに、ちょっと花の香りが加わった気がする。
果実味強し、最初に甘みあり。
タンニンがほどよく顔を出してきた。
酸味も強くなってきたが、それがタンニンで制御されている感じ。
甘み、酸味、渋みがバランスよく立ち上がってきた。
ミネラル感も強い。
バランスを追いながら、長い余韻を楽しめる。

1時間後。
香りは、ますます濃く煮詰めたジャムの感じ。
少し、スパイスの香りもあるが弱め。
味は衰えることなく、甘みと活発な酸味、そしておおらかなタンニン。
他のワインは、荒くれタンニンやどっぷり甘みを、酸味が適度に調整していることが多い。
だけど、これはタンニンがまとめ役。
サラサラとしたタンニンが、甘さや酸味の暴走を包み込んでいる感じだ。
そして、ちょっとアルコール度も高めかしら?(笑)

総じて・・・
非常にコスパのよいワインだと思います。
低温抜栓時から、立ち上がりのよい香り、味。
1時間たっても、味がへこたれることがありません。
葡萄の凝縮感がスゴイ。
これで¥1,500切ってるんだから、大変オトク!
ただ、2015年のイタリアは葡萄の出来が良い年。
年度に左右されるのかな?という気はしました。
ただ、このテイストまとめ方を見るに、ワイナリーの実力も感じられます。
他の年度はどんな味だろう?
そんな楽しみのあるワインです。

2018年4月28日土曜日

Mas des Tannes 2014

生産者/Domaines Paul Mas
エリア/Languedoc-Roussillon, France
品種/Cabernet Sauvignon 55%,Grenache 35%, Mourvèdre 10%
ランク/Vin de Pays d'Oc
輸入元/(株)モトックス
購入元/一里屋
価格/¥1,900(おまけしてくれた)


馴染みの酒屋さんのお薦め。
「濃い味なので好きだろう」とのこと。
カベルネ主体も久しぶりだし、と購入。

色、紫がかったルビー色。
グルナッシュも入っているのに、ガーネット色の気配はない。
香りは、まず樽香。
奥のほうで甘いベリー系の香り。
あと、アルコールの墨汁のような香り。
味は、まず酸味。
甘みも若干あるけど、酸味に押され気味。
タンニンは余韻にしっかり残るが、強い印象はない。
まだ要素がバラバラな感じ。
変化を追う。

30分後。
スミレのようなフローラル系の香りの中に、若干コーヒー豆の香り。
そして、そこを割って、おしろいの香りも。
ステキ!
味は、酸味が落ち着きつつあるところ。
この酸味はグルナッシュかな?
とんがった角が取れてきて、丸っこくトロンとしてきた。
穏やかだが、タンニンは強い。
これは、カベルネの要素か?
余韻はタンニン一辺倒だ。

1時間後。
香りのスパイス感が全開の感じ。
先ほどのおしろいや花のおとなしめの香りはなくなった。
テイストは、フレッシュな果実味。
忘れちゃ困ると、急激に甘みが顔を出してきた(笑)
甘みもあるのだが、酸味がいい感じにべたつかせず、サラリとしている。
とてもシルキーなテクスチャーだ。
ふわっとビターチョコのニュアンスを残しながら、長い余韻にタンニン。
微妙に香水の香りを残る気がする。
よいです。


総じて・・・・・・
見返り美人のようなワイン(笑)
ぼんやりすれ違ってから、あ、あ、あ、待てよ!
と、振り返ったら、相手も振り返ってスマイルしてるみたいな感じのワイン(笑)
複雑みを見せながら、非常にバランスよくまとまっている。
だけど、ジューシーな雰囲気なので、するっといってしまうのだ。
でも、時間を追って変化するので、アレ? こんなだっけ? と二度見してしまう。
確かに内容は濃いが、酸味が軽やかなのでサラリと飲めるタイプ。
このサラリ感があるので、料理は敵なしだろう。
重いものから軽いものまでものまで、何にでも合わせられるかと思う。
ゆっくりと花開くワイン。
抜染後しばらく置いて、さらにチビチビやって、1時間後を楽しむとよいかも。

【追記】
2時間後。
変化止まった模様。
長持ちはしないみたい。
短命のようです。

2018年4月9日月曜日

Alpaca PREMIUM Cabernet Sauvignon 2017

生産者/Santa Helena
エリア/Colchagua Valley, Chile
品種/Cabernet Sauvignon
ランク/―
輸入元/アサヒビール(株)
購入元/アピタ
価格/¥898
 
スーパーに行ったら、アルパカワインのプレミアム紹介コーナーがあった。
言わずと知れた、安うまワインで有名なアルパカ。
時々、カルメネールは買っていて、¥500台にしては上出来な味と思っていた。
ボトルの裏をみると「フルボディ」の文字。マジか??
あまりカベルネは好きじゃないのだが、「プレミアム」と銘打つならと購入。


常温抜栓。少し高めだったかも。
色、紫がかった濃いルビー系。
香り、確かにカベルネの野性的ニュアンスが強い。
スモーキーなタバコ臭とか、なめし皮系の香りだ。
味は、まずは酸味。
このシリーズ共通の果実味かな、甘さもある。
喉奥でタンニンを感じるが、ほぼほぼ酸味に押されている感じ。
変化するかな?

30分後。
香り、変わらず。
スモーキーさに、ちょっとだけリコリスっぽいすっとした感じがでてきた。
味、酸味が丸くなった。
フレッシュな果実味もある。
やはりタンニンは喉奥でわずかな余韻として感じられる。
が、酸味がするっと流し込んでしまう。
飲みやすくなったが、まあ、こんなもんでしょ(^^;

1時間後。
香り、変わらず。
味は、甘みが強くなってきた。
薄くジャミーな香り。
ふっとビターチョコっぽさがでてきて、余韻が長くなった。
果実味をもってきて、余韻でビターに締める感じ。


総じて・・・・・・
時間が経ってもへこたれない、安定した安うまワインでした。
だんだん果実味が広がってきます。
深みがなく単調といえばそうだけど、この安定感は買いかな。
ただ、シリーズの他の品種との差があまり見られないのが残念。
細かいことぐじゃぐじゃ言わず、ホームパーティでわいわい楽しむのに向いてるかも。
これまでの¥500のカベルネも悪くなかったけど、
安定感とフレッシュな果実味を味わうなら、あと¥300ほど載せて正解。
大変にコスパのよいワインでした。