2019年7月14日日曜日

iL GHiZZANO 2012

生産者/Tenuta di Ghizzano
エリア/Colline Pisane, Italia
品種/Sangiovese 85%, merlot 15%
ランク/I.G.T.
輸入元/(株)モトックス
購入元/一里屋
価格/¥2,000(おまけしてくれた)
いつもお世話になっている酒屋さんのクーラーが壊れたという。
「ラベルがダメになってしまうので、割引してます」とのこと。
そこから、これは美味しい!と推しのワインを頂くことにした。
本当なら¥2,500なので、このブログ向けじゃないけど、番外編ということで。

いったん冷蔵庫で冷やしてから抜栓。
少し温度を上げる意味でも30分ほど置く。
色は、ちょっと茶に転んだルビー色。
エッジはガーネット?と思わせるような感じでもある。
香りは、時間を置いたからか、ひんやりしながらもベリー系がふんわり。
水仙のような花の香りもある。
味は、、、んーまだ寝ているかな(笑)。
ゆるい酸味、静かなタンニン。
余韻に若干の赤いベリー系の甘味も感じる。
弱いなりにバランスは良いが、ちと冷蔵庫で冷やしすぎた感あり。
時間の変化を追う。

30分後。
香りにベリー系からプルーンのような香りに変化。
さらに、水仙からスミレのような香りに変化。
味には、赤いベリー系の果実味がしっかり。
酸味がゆっくり起きだして良い仕事をしている。
タンニンも感じるが、それほど強くない。
2012年から7年も寝ていたのに、軽やかで快活。
若干ビターチョコのニュアンスが出てきて、さらさらとした舌触りに。
酸味で余韻もぐっと長くなった。
さらなる変化が楽しみだ。

1時間後。
花の香り、そして弱く香水の香り。
干しブドウとかドライフルーツの香りもある。
味は、果実味全開!
タンニンがむっくり起き上がって、重厚さが出てきた。
これまでは軽やかなサンジョベーゼだったが、ぐっと深みを感じるように。
それは悪くないのだが、ちょっとタンニンがかみ合ってない。
タンニン、まだ寝ぼけてるのかな?
余韻は、酸味よりもタンニンの印象に。
これは、もうちょっとだけ追いかけたい。

1時間半後。
タンニンと酸味が合体。
そこに甘味が加わって、香ばしい。
酸味、タンニン、甘味の三位一体。
実に美味い。


総じて、、、
菩薩様のようなワイン(笑)。
花のような、香水のような柔らかい香りがする。
なのに、味は時間とともに重みを増しながら七変化して虜にする。
有機栽培でもありながら7年間という長い熟成を保つだけあり、濃いです。
なのに、香り、テイストともにエレガント。
2015年の果実味全開で押してくるワインではありません。
酸味も活発なので、トマトソースのラザニアでスタート。
どっしり変化した後半は、トスカーナ風ビステッカで締め。
そんな合わせ方したいなと思いました。
この作り手さんは、他にどんなワインを作るんだ?
興味を引くワインで、つい同じ作り手さんの別ワインを注文。
届くのが楽しみです。

2019年6月29日土曜日

Cabernet Sauvignon Reserva 2013

生産者/Pérez Cruz
エリア/ Maipo Valley, Chile 
品種/Cabernet Sauvignon 100%
ランク/ ―
輸入元/(株)モトックス
購入元/一里屋
価格/¥1,500(おまけしてくれた)
いつもお世話になっている酒屋さん。
2016年、2017年のワインが多い中、ふと見ると2013年がある。
6年前のもの。
「思ったほど濃くなくてバランスよいですよ」とのこと。
では、ぜひ! と購入。

常温で抜栓。
抜栓時、コルクが折れた。
今のコルク抜きがよくないからか?
まさかコルクの劣化?! と匂いを確認するが問題なさそうだ。
大丈夫かな??

香り、いわゆる樽香。
墨汁の香りは、アルコールからくるのかな?
色、茶を含んだルビーというか、赤紫を含んだガーネットというか。
とにかく重たそうな色。
口に含みと、まずは酸味。
舌の上でピリピリとしたスパイス感あり。
タンニン、ありそうだけど、まだ顔を隠している。
余韻は、酸味がふわりと広がりながら、胡椒のような後味が長い。
まだまだ変わるだろう。

30分後。
ぬおー! 樽香、全開。
干しプルーンのような埃っぽい感じとベリー系の甘さを感じる香りがある。
そして、スパイス香ともっさりした香りはココアかな?
酸味、活性化してきて、フレッシュ感がある。
タンニン、角がとれた穏やかさと思いきや、のっそり顔を上げてきた。
それでも、カベルネの荒々しさはあまり感じない。
個人的には、ガルナッチャの感じに近い。
もっと変わるだろうか?
変化を追う。

1時間後。
香りはそれほど強くないが、ベリー系の香りが表に出てきた。
ハーブのような植物系の香りも。
酸味はいっこうに衰えず。
丸いタンニンがビターチョコのような感じを作っている。
2013年から寝かせてるから力強いかということ、穏やか。
ガッツリ系ではないけれど、濃縮された感じがある。


総じて、、、
酒井和歌子のようなワイン(笑)。
歳いってるけど、いつまでも少女っぽさのあるワインでした。
2013年のワインだというのに、抜栓したらフレッシュ感もあり若々しい。
いったい幾つ?というワイン。
輸入元のコメントが「しっかりタンニン」とあったけど、濃くはない。
構えるような濃さがありませんでした。
時間のなかで練れてしまったのか、重たさや濃さは感じません。
でも、酸味が活発で生き生きとしていて6年の隔たりを見せない。
そして、バランスが良い。
最近、流行りの甘口系ワインでもない。
優等生だけど、いろいろな料理に寄り添うと思います。
そういう意味で、コスパが良い良質なワイン。
上出来なテーブルワインです。

2019年6月15日土曜日

Vine in Flames Cabernet Sauvignon 2016

生産者/Viile Budureasca
エリア/ Dealu Mare, Romania
品種/Cabernet Sauvignon 100%
ランク/ ―
輸入元/(株)モトックス
購入元/一里屋
価格/¥1,500(おまけしてくれた)

近所の酒屋さん。
意表をついてルーマニアのワインを薦めてきた。
「みんな美味しいといってますよ」とのこと。
価格も抑えられていて、失敗しても気が楽。
ということでトライ。

常温抜栓。
香り、ない(笑)。
いわゆるワインの香り。
色は紫がかった濃いルビー色。
エッジに若干のオレンジを感じるが、濃さに負けて茶に近い。
まずは、酸味。
植物の樹液のような苦みのある独特の癖のある酸味だ。
タンニンも強そうだ。まだ身を潜めている感じだが。
酸味のあとに、胡椒のピリピリ感。
余韻は長いのだが、やっぱり酸味。
ただ、骨太さを感じるので、まだまだ変化すると思われる。
様子を見る。

30分後。
香りにスパイス感あり。
若干ミントをともなって、スッとした感じもする。
味は、胡椒っけが全開(笑)。
胡椒のピリピリ感が強め酸味を抑え込んでいる。
果実味も感じるが、やっぱり胡椒のピリピリ感(笑)。
タンニンはしっかりあるのだが、角がとれて丸みを感じる。
ピリピリ感と一緒に酸味を丸く収めこんでいる。
ルーマニアのワイン、結構、無骨。
なかなかの質実剛健です。
さらに変化を追う。

1時間後。
ああ! オマエなんて時間がかかるんだ。
すごくまろやかな表情を見せ始めた。
だけど、香り弱し(笑)。
あえて言うなら、薄めの墨汁の香り。
相変わらず胡椒ピリピリ大全開。粒の黒胡椒かな。
だけど、その裏で荒ぶる酸味とタンニンがタグを組んで落ち着いてきた。
ピリピリの中にハーモニーを見るという感じに。


総じて!
古参の武将ワイン。
最初は野武士のような荒くれた感じがあった。
それはそれで、ポテンシャルを感じて面白い。
が、時間と共に落ち着いてきて、野武士から武将という重みと落ち着きを見せる。
軍師というほど策をねって変化球で来る感じの味ではない。
無骨で生一本の性格が、歳を重ねて丸みを帯びた。
そんな表情に変わっていきながら、ズシリとした重みを出す。
練れた味の中に、時間の重みとか時代とかをイメージさせるワインです。
ルーマニアという、よく知らない土地だからかな?
ただし、自分の口が慣れるのと、ワインの封印が解けるまでに1時間はかかる。
ぜひ時間をかけて追いかけたいワイン。
それで、¥1,500。
これはコスパ良し! おすすめのワインです。

Gouguenheim Malbec 2017

生産者/GOUGUENHEIM
エリア/Valle Escondido, Mendoza, Argentina
品種/Tempranillo  100%
ランク/ ―
輸入元/東京ヨーロッパ貿易(株)
購入元/成城石井
価格/¥1,390+tax
久しぶりに成城石井(北千住)で購入。
珍しくマルベックを見つけたので、即買いした。
成城石井のワインは非常にオーソドックス。
昔ながらのテイストで、個人的にはちょっと面白くない。
正直、私好みの当たりワインを見つけたことがありません。
マルベック好きなんだけど、どだろ??

常温抜栓。
ちょっと冷蔵庫で落ち着かせてから。
キレイなルビー色。
エッジが澄んでいる。
香りはスパイス感が強く、果実味は薄い。
最初のテイストは、弱い酸味。
マルベック特有の甘味はない。
アルゼンチンなので、個性的な果実味を期待したが、それほどでも。
タンニンは弱く、おそらく後になってもそれほど強くならないかも。
まだ味がぼんやりしているので、様子を見る。

30分後。
スパイス感がある香りに、若干、赤いベリー系の香りが加わる。
テイストは相変わらず。
あまり変化しない。
若干、酸味が活性化してきた感じ。
だが、タンニンが弱く、甘味も活発化しない。
マルベックの果実味は感じられないかなぁ。

1時間後。
薄くハーブの香りと、樹木の香りが立ち上がってくる。
ベリー系の香りが弱くなった。
んーーー酸味が強くなってきて、ちょっとこれは・・・・。
酸味はあるが、タンニンは相変わらず弱い。
マルベックの果実味感も弱い。
全体的に味が薄くて、口当たりが水っぽい。


ということで・・・
華奢ではかないマルベックでした。
第三世界のワインなので、雑だけど味が濃いのかと思ったら、薄い。
スルスル飲めるので、重めの赤が苦手な人にはいいかもしれません。
私はちょっと・・・。
ワインがおとなしいので、料理は合わせやすいかも。
ガッツリ肉料理だと負けるかもしれませんが。
税抜き¥1,390がビミョーな感じです。
今、¥1,000ちょいでも個性的なワインが出てますから。
もっと酸味が溌剌としていれば、パーティ向きとでも言えるんですが・・・。
個人的には、この味に¥1,390は高い気がしました。

2019年4月18日木曜日

Dominio de Heredia RIOHA 2015

生産者/Bodegas Altanza
エリア/Rioja, Spain
品種/Tempranillo  100%
ランク/D.O.C.
輸入元/(株)田地商店
購入元/信濃屋
価格/¥1,510

久しぶりに信濃屋でワイン。
そして、久しぶりにリオハ。
店員さんに、飲んだ?と聞いたら、
「私は果実味があって好きです」との答えで、期待を込めて購入。

常温抜栓。
色、赤の強いガーネット系。
薄くジャムの香り、スモーキーな香り、スパイス感。
口に含むと、果実味が乱暴に立ち上がるが、短い。
追って酸味。
タンニンはそれほど感じない。
まだ味にまとまりがない。
もうちょっと時間が必要かも。

30分後。
あんま変わらないな、とグラスを回したら・・・
強いバニラ香。好き!
樽かな? スモーキーな香りの中にスッとする樹木のニュアンスもある。
相変わらず、酸味は元気いっぱい。
甘味はそれほど強く広がらず、まろやか。
相変わらずタンニンはあまり顔を出さない。
アタックが強くないので、するする飲めちゃう。
甘味を追いやった酸味が、長い余韻を作る。
2015年なんだし、もうちょっと果実味が頑張れないかなぁ。
また、しばらく変化を追う。

1時間後。
甘さが顔を出してきた。
アテを塩気があるものに変更したからかな?
おとなしめだが、野太い果実味感がある。
酸味とのバランスもとれてきた。
これ、もしかしたら、もうちょっと時間かけてひらくワイン??
ということで、今回はさらに待つことに。
(待つうちに無くなっちゃうんじゃ・・・)

1時間30分後。
香りは、赤いベリー系ジャム。
スモーキーさは収まって、甘さの裏でスパイス感がある。
甘さと酸味がよいバランスをとってきた。
僅かにタンニンも感じるが、角の取れた丸いタンニン。
余韻は、甘さと酸味が相まって香ばしさとなって、酸味が後追いする感じ。
長い。


総じて・・・・・
光った個性はないけど、奥さんにしたら良いワイン。
正直、目立った特徴はありません。
でも、出来がよくて敵を作らない。
中学生のとき、目立たないけど悪くない成績とってた女子って感じです。
味の要素のバランスをとるまでに、抜栓から少し時間がかかります。
でも、うまく収まると非常に飲みやすい。
活性化した酸味が良い仕事をしてくれるので、料理も合わせやすい。
こってりしたトマトソースや、塩気の強いチーズもOK。
単品で飲むより、料理に合わせて活きるワインです。
しかも、合わせる料理は幅広い。
結婚したら、良い奥さんになったなぁ、みたいな落ち着くワインでした。

2019年3月15日金曜日

Casa Castillo Monastrell 2015

生産者/Vigneti Zabu
エリア/Sicilia, Italia
品種/Nero d'Avola  100%
ランク/D.O.C.
輸入元/(株)稲葉
購入元/一里屋
価格/¥1,840(いつも通りおまけしてくれた)
いつもの酒屋さんで発見。
画像を見てわかるように、グラスが変更になった。
リーデル割ったから(笑)。
半年ほど毎日のように使っていると、どうやらステムにストレスが溜まるらしい。
洗って拭いていたら、力をいれたわけじゃないのにステムが折れた。
ボールは落ちたはずみで割れた。
だいたい、半年に1度は割る。
思い切って、国際ソムリエ協会御用達のシェフ&ソムリエにした。


常温抜栓。
深い紫がかったルビー色。
赤い酸味のあるベリー系の香り。
さらに、樽香、バニラのような甘い香りも。
味は、少しまずはタンニン。
酸味と、その奥で香ばしい感じもする。
この香ばしさは果実味だろうか?
ただ、味の要素がバラバラ。
酸味とタンニンが長い余韻を作るが、これまたバラバラ。
変化を追う。

30分後。
樽香が強くなってきた。
スパイスの香り、薄くバラの香りも。
味も、ピリピリ感が強く出ている。
タンニンは丸くなってスムーズに。
酸味が練れてきてフレッシュな口当たりになってきた。
そこに赤いベリー系のテイストがあり、喉元でビターチョコの感じ。
味に複雑味が出てきて面白い。
個人的には、もう少し酸味とタンニンがバランスを取ってくれたらいいのだが。
さらに変化を追う。

1時間後。
香りに墨汁のようなアルコール臭が強くなった。
え? 今頃??
味は、酸味の後の香ばしさ。
そして、後からのビターチョコのニュアンスとココアの感じ。
骨太さを残しながらも角の取れたバランスを見せる。
ただ、2015年の割には甘味が抑えられている感じがある。
これは作り手さんの方針かしら?


総じて……
クランベリーでくるんだココアパウダーのワイン。
けっこう酸味がしっかり。
タンニンもしっかり。
それらが時間とともにゆっくり馴染んでくるというワインです。
果実味感の甘味もある。
だけど、ココアのビター感と収斂性もある。
そんなワインでした。
合わせる料理は、脂の強い肉もOKかと。
¥2,000切ってこの骨太さは買いかと。
ただ、個人的には酸味がもうちょっと弱くてもよいかな。
てか、甘味がもうちょっと主張してもよいかと。
そうなったら¥2,000以上になっちゃうかな(笑)

2019年2月23日土曜日

CHIANTARI Nero d’Avola 2017

生産者/Vigneti Zabu
エリア/Sicilia, Italia
品種/Nero d'Avola  100%
ランク/D.O.C.
輸入元/(株)稲葉
購入元/一里屋
価格/¥1,700(いつも通りおまけしてくれた)


お世話になっている酒屋さん。
真っ先に、こんなのは? と薦められたのがコレ。
「ただ、甘いんです。2015年以降、みんなそんな感じになっちゃって」
とのこと。
月の満ち欠けをあしらったラベルもおしゃれ。
ジャケ買いして、試してみましょう。


常温で抜栓。
きれいなルビー色。
プラムとかプルーンとかの香りがする。
味は、第一印象、甘い。
でも酸味が活性化しているので、煮詰めた甘さではなく、さらっとした果実味感。
サラサラとしていて、悪く言えば水っぽい。
後味のほうが複雑。
喉元でビターチョコのような感じもあるし、ハーブ感もある。
タンニンも余韻で感じる。
展開が楽しみ。


30分後。
香りはそれほど強くならない。
味は甘い。ずっと甘味が続いている。
酸味もゆったり落ち着きつつあり、のど越しに香ばしさを感じる。
だが、穏やかな酸味とはいえ、まだまだ底力があるのか、やっぱりスルスル。
正直、飲みやすすぎるかも。
だが、後味はさらに複雑になった。
クローブのようなハーブ、タンニンもしっかり。


1時間後。
香りに樽香が出てきた。
プラムのような酸味を含んだジャムの香りも。
今頃?なのか、満を持してなのかはわからないが、熟成を感じる。
味にも、スパイス感が出てきた。
甘さを締めてきて、ダレない。
飲みごしに、軽く苦みを残して去っていく。
口当たりは、相変わらずスルスルだけど、後味は長く複雑。
ビターチョコのサラサラ感、抹茶の後味感はタンニンだろうか?
甘いだけでは終わらない仕事を見せる。




総じて・・・・・・
上善如水その後の大仕事、的なワイン。
口当たりは本当にサラリ。
活性化した酸味が軽やかです。
だけど、後味に複雑さを残すので、ついつい後追いしてしまう。
ずっと甘味は続きますが、2015年のような高濃度な糖度ではない。
しばらくすると、スパイス感が出てきて甘いだけじゃないんだよ的な顔を見せる。
アルコール度数13.5%ってあるけど、もうちょっといってない?
酒としての飲みごたえもある。
酸味が生き生きしているので、合わせる料理も幅広いはず。
個人的には、最初のスルスル感はなぁ・・・・・・。
でも、全体的な味のまとめ方がバランスよく上品なので、テーブルワインとしては上出来。
値段を考えると、かなりコスパがいいワインだと思いました。

MIRAL Rosso Organic 2017

生産者/CANTINA FINA VINI
エリア/Sicilia, Italia
品種/Nero d'Avola  50%, Syrah 50%
ランク/I.G.P.
輸入元/(株) ローヤルオブジャパン
購入元/信濃屋(北千住・丸井)
価格/¥1,274


仕事帰り、遠距離通勤先では酒屋が閉まってしまうだろう。
そう思って、経由地の信濃屋で、以前から気になっていたワインをゲット。
「コスパが良い、No.1」とうたっていたからだ。
さて、どんなもんかな?


色は紫がかったルビー。
プルーンの香りがする。
最初に、濃くて柔らかい果実味があり、すぐに酸味が広がる。
少し温度が高かったかな?
嫌味ではないが、酸味の主張が強い。
ふわーっと広がる酸味が過ぎ去ると、ゆっくりタンニンが顔を出す。
が、それもそんなに強くない。
最期に香ばしさをチラ見せして、余韻は淡い果実味感。
変化を追う。


30分後。
香りには大きな変化はない。
プルーンと、わずかに赤いベリー系のジャムの香り。
松の実? みたいな香りもあるような?ないような?
酸味が落ち着いてきた。
その分、タンニンが顔をだしてきたかな。
収斂性もある。
果実味もあるが、それを酸味がくるんで流し込むという感じ。
やっとバランスがとれてき、香ばしさも感じる。
タンニンも丸くなってとても穏やかな味だ。
もう少し様子をみる。


1時間後。
香りは、ジャミーに。
とろんとした果実味が強くなった。
酸味は感じるが、それほど主張せずおだやか。
タンニンも決して弱くはないが、角がとれてまろやか。
余韻のベースはタンニン。




総じて・・・・・・
ミディアムボディとしたら、かなりコスパよいかも。
酸味もあるので、合わせる料理も幅広いと思います。
おそらくホームパーティだったら、スタートから締めまでオールマイティに使えるはず。


ただ、単品で楽しむほど個性派でもない。
個人的には、むぅ??という感じでした。
対峙して訴えてくるものがなかった。
ミディアムで味もぼんやりしていて、もの足りなさがある。
でも、これが千円台前半だと聞けば、確かにコスパは悪くない。
パーティとかに覚えておこうかな。

2019年2月8日金曜日

Cantalupi Riserva Conti Zecca 2013

生産者/Azienda Agricola Conti Zecca
エリア/Salice Salentino, Italia
品種/Negroamaro 75%, Marvasia Nera 10%, Cabernet Sauvignon 10%, Motepulutiano5%
ランク/ ―
輸入元/(株)モトックス
購入元/一里屋
価格/¥2,000(おまけしてくれた)


馴染みの酒屋さんにて購入。
ここのとろこ2015年をよく飲んでいたが、見れば2013年。
「甘味があって美味しかった」とのことで、即買い。

常温にて抜栓。
ちょっと温度高めかな? というくらいの常温。
色はエッジはガーネット系だが、ボディはかなり深い赤。
香りの立ち上がりが非常によい。
ベリー系のジャミーな濃い香りが鼻をついてくる。
かすかに樽香もある。
一口目は、さわやかな酸味。
収斂も感じられるし、まろやかなタンニンもある。
酸味が活性化していて、余韻も長い。
2013年にして、抜栓してこの展開は時間での変化を期待したい。

30分後。
ぐいぐい立ち上がっていたジャミーな香りが落ち着いてきて、樽香がやんわり。
ちょっとビターチョコのニュアンスも感じられる。
味は、酸味がぐっと落ち着いてきた。
女子高生が卒業手前の女子大生になった感じ。
活発だけど、もう無鉄砲ではないという雰囲気に。

まろっこい甘味がふんわり広がる。
タンニンは香ばしさを醸し出してきた。
でも、酸味がさらりと流し込んで、余韻で香りを楽しむ。
非常にエレガントだ。

1時間後。
香りはジャム系がしぼんできたが……
味は、赤いベリー系のジャムのようなニュアンス全開。
甘味、というより香ばしさが強くなってきた。
香ばしさが暴走しないようなタンニンもある。
が、酸味のバランスが絶妙で苦々しくない。
これだけ甘味を引っ張りながら、後味は酸味でサラリ。
ふわーっと余韻が長い。

総じて・・・・・・・
女の一生的なワイン(笑)。
最初は女子高生のような能天気なかしましさから、1時間経ったら大人の女に変化。
大人ってもオババじゃなくて、エレガントな女性に。
だから、華やかに広げた後のお片付けもしっかりしたワインです
香ばしさを強く印象づけながら、全多的なバランスを損なわない。
当たりの軽やかさはずっと変わらないけど、時間がたつとちょっと爪痕を残します。
タンニンがそこそこ「忘れないでね」的な主張をしてくる。
でも、酸味でスッキリ。
抜栓時が適温だったこともあったのか、変化が速かったです。
ゆーっくりタンニンが顔を出してきて、最後は流し目でサインを送られてるような感じ。
料理は、それほど重くないもの、ピザとかパスタ系でもOKかな。
常に飲む側に、えーーー?っと追いかけさせる。
そんなワインでした。
コスパ、いいと思います。
年度によっては、甘味に強弱が出るかも。
これから2015年が出てくるだろうけど、どんな甘さになったか楽しみです。

2019年1月26日土曜日

Primo Rosso Veneto 2016

生産者/Luigi Righetti
エリア/Veneto, Italia
品種/Corvina 50%, Rondinella 20%, Cabernet Sauvignon 15%, Merlot15%
ランク/ ―
輸入元/(株)モトックス
購入元/一里屋
価格/¥1,800(おまけしてくれた)


いつもの酒屋さんで購入。
先週末に美味しかったとの評を聞いていたので。
貼り付けてあったコメントをはがしたときに、ラベルが一部取れてしまったのはご愛敬。


常温、おそらく適温近くで抜栓。
色は、紫がかったガーネット系。
香りはそれほど強くない。
生木のような香りと、ほんのわずかに胡椒の香り。
ひとくち目、非常にフレッシュ。
タンニンは弱く、酸味もあるがとても柔らか。
果実味が強く、赤いべりー系のさわやかな甘さも感じられる。
抜栓してすぐに、この開放感と軽やかな果実味は期待大だ。


30分後。
香り・・・あ、干しブドウ。
そう、そう! 干しブドウの香りですよ。
土っぽいというか、埃っぽいというか。
あの、小さな干しブドウの香りがする。
味は、酸味が生き生きとしてきた。
赤いベリー系だったのが、プルーンのような感じに変化。
甘さも強くなってきたのだが、酸味とのバランスがよく、べたつかず、尖らず。
余韻は、酸味が香ばしさが酸味で口いっぱいに広がってきて、それが長い。
後味もよい。


1時間後。
香ばしさ、ダントツ。
ぐりぐり香ばしさがたってきた。
が、それを上手に酸味がコントロール。
香ばしさ一辺倒にならず、果実味として楽しめるようにちょうどよく収めてくれている。
そして余韻の長いこと。




総じて・・・・・・
非常にリッチ感のあるワイン。
最初がサラリ、スルスルだったので、後からの香ばしさは驚きに近い。
酸味生き生きなので、最初は肉やこってり料理と合わせてGood。
でも、時間が経過してからの香ばしさを追うなら、食後に濃いめのチーズぐらいでもGood。
食事の展開に寄り添ってずっと楽しめるワインだと思います。
香りは立ち上がりはよくなく、最初は干しブドウ。
香ばしさが出てきたところで、やっと香りが開いて樽香とベリー系が弱く香る程度。
それも含めて、常温抜栓で30分後、冷えたところで保管だったら1時間後が楽しみどころかな。
そこまで待つと、かなりのお得感を味わえます(笑)。
余韻をかみしめていると、酸味がすべてを支配していることを実感。


しばらく、2015年の甘味の凝縮感に慣れてしまっていた。
でも、あらためて酸味がポイントであることに気づかせてもらったワイン。